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土台の本数
いつもお世話になってます。以前左上の歯を二本抜きブリッジにしていたのですが、その虫歯を今回治療しましたが、自発痛があり、一本は神経をとりました。しかしまだ痛みがあります。「今回欠損した二本を二本の歯で支えてるので、負担がかかり過ぎている。土台の両隣を一本ずつ削り、左二本、右二本で欠損二本を補うブリッジをしよう」といわれました。こんなブリッジを聞いたことが無かったので、不安と歯の寿命、痛みを考えたら仕方ないのかと悩んでいます。アドバイスお願いいたします。
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ブリッジ治療では、各歯に強度を示す係数を割り振り、[A:補填される歯の係数の和]と[B:支える歯の係数の和]でブリッジ全体のバランスを考えます。 奥歯の場合であれば補填される歯を小さくするなどして支える歯の負担を軽くします。(現在の保険治療ではA>Bの場合は保険治療が出来ません。) また、前歯では歯を小さくするなどで負担を軽くする事が困難です。 このような場合、Bの数字を大きくすればA<Bとなり、安定しますから、この手段として支える歯の本数を増やす方法があります。 この方法は古くからありましたが、虫歯でない歯を削るなど患者さんの負担を考慮して、無理にA>Bで治療している歯医者が多かったのです。(それどころか何十年も前に提唱され教科書にも載っているこの公式を知らない歯医者も多くいました。) なので、患者さんにとっては初めてという人も多いでしょう。 歯の大きさを小さくするのには限度があり、支える歯の本数を増やすのは妥当な判断と言えます。 但し、上記公式では、歯の組み合わせによっては必ずしも両側を負担せずに済む場合もあります。また特に前歯では、患者さんの噛み癖で公式より負担が大きい場合もあるので、その辺はしっかりと説明して貰いましょう。
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- katatumuriojisan
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michael~先生の正確なお答えが有りますので、あえて追加する必要も無いのですが… こんなサイトも有りますのでご自分でも試してみては如何でしょうか。 http://www.haisyasan.net/bridge/ 保険でのブリッジには厳密な基準が有ります。 例えば糸切り歯が1本だけ無い場合は合計3本の土台の歯が必要になりますし、糸切り歯とその後ろの歯が無い場合等合計6本の土台が必要な場合も有ります。 無くなってしまった歯に掛かる分の力を近接する歯で支えるわけですから、その負担率を十分考慮しないと共倒れになってしまいます。 歯医者さんにしっかりとした判断そして頂いて下さい。
お礼
有難うございます。先生によく相談してみます。なかなか決断できない臆病で心配性です。歯の大切さを痛感しています。
お礼
michael-m先生、いつも丁寧に教えて下さって、有難うございます。心がかなり軽くなりました。お盆明けに予約しているので、よく説明して頂こうと思います。本当に有難うございました。