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真空管アンプについて

あまり、電気回路にはあかるくない人間なのですが、お尋ねします。 真空管アンプの出力?方式で、シングルエンドクラスAというのとプッシュプル式というものがあるようなのですが、、違いはなんでしょうか?また両者の特徴も、もしおしえていただければ、幸いです。

みんなの回答

  • JT190
  • ベストアンサー率47% (453/960)
回答No.2

詳しく説明するときりがないので、ごく簡単に。 > シングルエンドクラスA 通常は「シングルアンプ」とか、単に「シングル」(S)とも呼びます。 ・出力管が、通常は1本/chである ・プッシュプルアンプに比べて、出力は小さい ・プッシュプルアンプに比べて、大きな出力トランスを使う必要がある ・プッシュプルアンプに比べて、低音が出にくい ・プッシュプルアンプに比べて、歪率が大きい ・プッシュプルアンプに比べて、回路が単純 ・全てA級増幅(=クラスA)である > プッシュプル式 通常は「プッシュプルアンプ」「PPアンプ」とか、単に「PP」(プッシュプル)とも呼びます。 ・出力管が、通常は2本/chである ・シングルアンプに比べて、出力が大きい ・シングルアンプに比べて、小さな出力トランスで済む ・シングルアンプに比べて、低音を出しやすい ・シングルアンプに比べて、歪率が小さい ・シングルアンプに比べて、回路が複雑 ・A級、AB級、B級増幅のいずれも選択できる 一般に、シングルアンプが使われるのは ・初心者用や小型・安価なアンプ:6BM8、6V6、6CA7など ・古典管の素性を生かしたアンプ:WE300B、2A3、VT-62など ・シングルでも十分に大出力が得られるアンプ:6CA7、WE300B、211A、845など また、プッシュプルアンプが使われるのは ・近代管で高性能(大出力・低歪)を売り物にしたアンプ:6BQ5、6CA7、KT88、50C-A10、8045Gなど ・・・の場合が殆どです。 ちなみに、ウチで使っているのは45(UX-245)のシングルアンプです。75年以上昔に製造された球ですが、まだまだ当分現役の予定です。

yuka2002
質問者

お礼

たいへん詳しく解説いただき有難う御座います。 プッシュプル式でスペックからA級を見分ける方法はあるのでしょうか。。。

noname#111369
noname#111369
回答No.1

いわゆる A級アンプ と B級アンプ だと思います。 シングルエンドクラスA が A級アンプ プッシュプル式 が B級アンプ の事でしょう。 さて、違いは、 ★A級アンプが最終増幅段の真空管の球が1つで、 広いダイナミックレンジを担当しなければいけません。 しかし、音に切れ目が無いので大きな音から小さな音までリニアに滑らかに増幅でくるのでしょう。 しかし、大きな出力は出しにくい事、音の大小にかかわらずが常に最大の電力を消費しているのが欠点に成りますね。 一方 ★B球アンプは最終増幅段の真空管に球を2つ使い、 上半分・下半分をそれぞれの球に担当させて、A球アンプよりも簡単に大出力を取り出すのです。 しかし、2つの球でスイッチがある為に音にズレが微妙に出る宿命を背負った回路だそうです。 でも、A級アンプより省電力でしょう。(音の出力によって消費電力が換わる。) http://www.dynavector.co.jp/lecture/aclass.html http://okazaki.incoming.jp/danpei2/rf/abcd.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97 http://www.netlaputa.ne.jp/~cadeau/audio07.htm 基本的に真空管アンプのA級アンプもバイポーラトランジスタアンプのA級アンプもA級アンプで同じ事です。 真空管アンプのB級アンプもバイポーラトランジスタアンプのB級アンプもB級アンプ同じ事です。 そう、真空管とバイポーラトランジスタの違いでそれに付随する違いだけです。

yuka2002
質問者

お礼

いろいろ勉強になりました。(かといって理屈がわかったわけではないのですが)有難う御座いました。

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