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インフレ時の預貯金(現金)の価値
現在、ほとんどの資産を預貯金として持っているのですが、今後もしインフレになった場合、紙切れとまではいかないのでしょうが、価値が下がってしまうことが心配です。 妻の祖父母は、昭和のインフレの時にお金の価値が下がって困ったと聞きました。 インフレといってもきっと何年かすれば戻ってくるのでしょうから(甘い?)、そのまま預貯金として持っていればいいのでしょうか。 それと、株、土地などインフレを回避できる良い運用先をご存じでしたら教えていただけないでしょうか。
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株、土地もいいですが、確実に物価上昇(インフレ)に連動する「物価連動債」というものがあります。ただし今のところ個人は買えませんが、代わりに、「物価連動債連動ファンド」という個人向けの投資信託があります。検索すれば出てくると思います。インフレが心配であれば、良いヘッジになります。今のところ、インフレ期待が小さいので、パフォーマンスは当然よくありませんが、質問者が本気にインフレを心配しているのなら、いい投資手段になるはずです。
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- masuling21
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インフレにも、良いインフレと悪いインフレがあります。 良いインフレ 景気拡大に伴って物価が上る。家計の年収も上る。金利も適度に上る。 悪いインフレ 1)ハイパーインフレ >昭和のインフレの時にお金の価値が下がって困ったと 終戦直後のハイパーインフレだと思います。言えば、100円ショップが1週間で1万円ショップになってしまうような急激なインフレです。収入の伸びは到底追いつきません。お金よりモノを持っていて売ると良いです。 2)スタグフレーション 景気が悪いのに物価だけ上ってしまう現象です。例えば急激な原油高で、そのコストが製品に転嫁された場合、モノが売れなくなり企業は減収減益、景気後退で家計の年収も上らない。これは、もっとも避けるべき状況と言われています。 資本主義経済である以上は、経済規模が拡大していくので物価の上昇は避けられません。インフレと言っても、程度問題なのです。 土地というのは、すでに神話(値下がりはありえない)が崩壊しています。また、自分で住んでいる土地や建物は何の利回りを生まないばかりか、固定資産税を負担しなければならないので資産というより負債に近い存在です。住む場所を確保して、利回りを生む土地を持てればインフレであろうがデフレであろうが怖くないです。 株については、個別銘柄は浮き沈みが激しいので、心してかからないと、インフレが原因でなくお金を減らすことになります。そこで、株式市場全体に投資するインデックス投資信託を考えます。 以上は、一般論の一部です。 預貯金はインフレに弱いと言っても、過去30年の日本では、1年もの定期預金はほとんどインフレに負けていないという説もあります。 自分でできる範囲で、できることでやっていくしかないと思っております。
お礼
判りやすい回答、有り難うございます。 祖父の実家はたくさんの農地を持っていましたが、農地解放で手放す事になりました。そして、結婚して、親元から離れ、仕事の関係で、故郷から離れて暮らしていた祖父母は、戦後、高価な着物や価値のある物を売り、食料に変えました。 その嫁となる母からは、そういう激動の時代に当たらないで、貨幣の価値が大きく変わるような事もなく、このまま老後を迎えられたらいいと思うが、あなたは、いつも、一応、そういったリスクも考えて、預貯金があれば大丈夫と思うのではなく、周りの事にも目を配る事が必要よ。と言われました。 とはいえ、過去のそのような特殊な状況でない限りは、住む場所を確保して、利回りを生む土地を持つ。日本に住んでいる限り、それだとインフレだろうがデフレだろうが、怖くないでしょうね。 でも、それほどの、資産はないです。泣。。 という事で、資産の一部をインデックス投資信託。他の普通預金になっている分を1年ものの定期預金。検討してみたいと思います。 名古屋近郊なんですが、数年前に地価も最も安く、金利も安かった時に、家を買った友人に比べると、なんだか、がっくりきている自分です。。
>良い運用先をご存じでしたら教えていただけないでしょうか。 それが分かっていれば、誰にも教えません。自分だけで投資します。将来の事は神様でも無ければ、分かりません。確実な事は、いずれ死ぬという事でしょうか。株にしても、土地にしても、はじめの頃にはだれも見向きもしていませんでした。ですから安く購入できて、現在の長者を生み出したのです。 世界一の富豪のマイクロソフトでも、最初は資金難で困っていました。その頃マイクロソフトの株を買っていて、今までもっていたらお金持ちですが、その時は怖くて出来ません。 ですので、今投資すると怖い物へ投資すれば将来は大きく実ると思いますが、0になるかもしれません。
お礼
そうですね。ごもっともです。
- taked4700
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>経済にしても日本一ヶ国では何も出来ないのです。全ての国がその当時以上に相互に依存しあっています。”インフレが絶対ない”ということは有り得ませんが、日本が仮にそうなったとしても世界の他の国が黙って見てはいません。 No.2の方が上のように発言されていますが、自分はそうは思いません。 現在の世界経済は、決して、国際協調主義に基づいて動いているようには見えません。国際的には依然として弱肉強食と言う傾向が依然としてあり、アメリカなどはその傾向がいっそう強まっているように見えます。ですから、日本で強烈なインフレが起これば、多くの国際資本はそれを利用して単に儲けようとするでしょう。 インフレのリスク回避策の一つとして、株投資がありますが、非常に危ないと感じます。理由はいくつもあります。一つは、基本的に日本の会社は、今後日本全体が老齢化するので伸びないと言うこと。そして、郵貯資金(数百兆円)が株投資に向かい、当面はあがるでしょうが、いつ破綻するか分からないと言うこと。多分、今後1年か2年ぐらい株投資ブームになると思いますが、外資は売り抜けてがっぽり儲け、日本の市民は夢を見ただけで損害だけが残ると言うことになると思います。情報量というか、政治力が違いすぎますから、庶民と外資の機関投資家とは勝負になりません。 多分一番確実で安全なのは、食料品などの生産会社に投資すること、または、外銀を使って、外貨を買っておくことですね。
お礼
そうですね。弱肉強食。。最近の日本を見ていると心配になります。 いままでは、大丈夫でしたが、経済では、まだ力があるように感じますが、牛の問題や北の問題など、経済以外では、なんだか、すごく弱くなっている日本を感じてしまうのは、私が弱気だからかな。 カテ違いな感想で失礼しました。 さて、インフレリスク回避の株の危険性、私も同感です。 食料品などの生産会社に投資する事というのは、株でという事ですか? また、外銀を使っての外貨は、日本の銀行を使っての外貨とどう違うのでしょうか?
- shunnak1
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(妻の祖父母は、昭和のインフレの時にお金の価値が下がって困ったと聞きました) 現在はその当時とは様子が違います。経済にしても日本一ヶ国では何も出来ないのです。全ての国がその当時以上に相互に依存しあっています。”インフレが絶対ない”ということは有り得ませんが、日本が仮にそうなったとしても世界の他の国が黙って見てはいません。南米の 世界経済から見たらどうでもいい国とは世界に対する影響力が違います。 そのためにも主要先進国間では頻繁に情報を交換して、インフレ、デフレを回避するための方策(例えば金利の上げ下げ)を頻繁に行なっているのです。適度のインフレ気配なら預貯金の金利も上がって結構では ないですか。 私は日本が早くデフレを脱却して、インフレを心配する時が来るように祈っていますが、全くその気配が ないですね。ご質問者様のようなお金をお持ちの方に方にどんどん株や土地に投資をしていただきたいものです。
お礼
なるほど。 確かに、今は他の国と、相互に依存しあっていますね。 このまま、それなりに、依存しあえる国の力を持ち続けられるといいですが。 残念ながら、自分は土地に投資をするほどは、持ち合わせてません。 自分の住む所としての、土地は必要なのですが、それほど、土地や家に執着がなくて。。 ただ、家を買った友人達が、老後に、土地を売る等して、優雅なマンションでの老後を送っていたらと思うと、土地を持たないリスクに対処する対策も考えてしまいます。 田舎には、親が戸建てに住んではいますが。
- shi0707ku
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インフレ時にはゴールドの値段が上がると聞きました。 貨幣価値が下がる=物価が上昇する という原理の元だと思います。 私自身もまだまだ勉強が必要な段階ですが、 漠然とした不安があったので色々調べて見て、この意見を見る機会が多 かったです。
お礼
回答、有り難うございます。 ゴールドは、昔のように、貨幣価値が下がっても、きちんと保険としての役割を現在も果たしてくれる事が可能なのでしょうか? 最近、いささか疑問を持っています。 白金やプラチナは、今は、工業や触媒などで需要が増えていますが、(価格も高騰)こちらは、代替えの金属や他の物に取って代わられる可能性を多いに秘めているため、逆に投資によって被害を被ってしまいそうです。 うーん。1つのカゴに盛るなといいますが、他のカゴを探すのが大変です。
補足
回答有り難うございました。 変動利率の物価連動債(日本)というものもあるのでしょうか?