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コンパクトデジカメのマクロモードについて
コンパクトデジカメにはマクロモードというのが付いていて、 通常撮影では最短撮影距離が20~30cm程度な事が多いですが、 マクロモードにすると1~5cmになります。 これは内部でどうなって最短撮影距離を短くしているのでしょうか? 一眼レフのレンズですとこういった事は不可能ですが…。 詳しい方ご回答お願いします。
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何か勘違いがあるような気がするのですが。 レンズの機構的には、レンズ群の移動にフローティング構造を採用する事よって、限られた移動量で最短1cmから無限遠までシームレスにピントを合わせる事が可能です。 しかし、そうしてしまうと実用では無駄なレンズ移動が発生する事で、ピント合わせに余計な時間が掛かってしまいます。 なので、ソフトウェア的に測距範囲にリミッターを設ける事で、ピント合わせの時間を短縮しているのです。 もちろん、一眼レフのレンズでも似たような機構を採用しているモノがありますが、コンデジの場合はもっと深刻な理由があります。 コンデジのピント検出は、その多くがコントラスト検出方式という撮像素子面で最もコントラストが高くなった時を合焦と判断する方式です。 これは原理的に合焦精度には優れますが、一眼の位相差検出方式と違ってどっち側にどれだけピントがずれているかという判断が出来ません。 なので、とりあえずレンズを駆動してボケが大きくなったら反対側に駆動するというステップを踏みます。 この反対側へのピントの移動というのは本来無駄な動きな訳ですから、マクロモードというリミッターを利かせています。 どちらかというと、レンズ群の移動量が大きくなる近接撮影の為に設けられている訳なのですが。
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- tomban
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詳しいことはわかりませんが、一眼レフと違って、コンパクトデジカメは「イメージャー(CCD)」が、一眼よりも格段に小型なため、最近接距離が短いらしいのです。 詳しくはそのあたりをキーにして検索されるとわかると思います。
- sokojaso
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http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/nikkor/n22j.htm ↑の「5」に同様の機能について説明があります。 また、一眼レフ用でもスイッチの切り替えにより、最短撮影距離を切り替えられるのはそう珍しい物ではありません。 http://www.sigma-photo.co.jp/lens/tele/70_300_4_56_apo.htm
- bardfish
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レンズ交換が出来ないコンデジ特有の技術ですね。 一眼レフではレンズ交換すれば事足りることですので、マクロモードを設定できるレンズはありません。(私が知らないだけかも…) レンズは凸レンズ、凹レンズ、非球面レンズを複雑に組み合わせてズームをし、テレ端・ワイド端で起きる色収差や歪曲収差を補正しています。 マクロモードで最短撮影距離を短くしているのもそれらのレンズの組み合わせで実現しています。 どのように組み合わせているかはレンズメーカーの技術の賜。 素人が説明されも理解不能:-)
- hana-hana3
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>これは内部でどうなって最短撮影距離を短くしているのでしょうか? レンズの位置をずらしてピントの合う位置を変更しているだけです。 一眼レフのレンズにもマクロモードが付いたものもあります。 フィルターの代わりにクローズアップレンズというレンズを付けて、マクロ撮影する事も可能です。
- hiroko771
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お礼
皆様、ご回答ありがとうございました!