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アナログ回路ってまた量産できないの?

 アナログ回路でできたエフェクターの音が好きなんで、いろいろ調べたんですが、アナログ回路を生産している会社が生産をやめたせいで現在のアナログ回路製品が高いらしいのです。  でも、アナログ回路って現在でも需要が高いみたいなんで、また何処かの会社が量産して安価になる可能性ってないのですか?暇なら、回答お願いします。

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  • ベストアンサー
  • too3
  • ベストアンサー率56% (143/252)
回答No.2

確かに昨今の「アナログ人気」は目を見張るものがありますね。 ここで質問のポイントの「量産して安価になる可能性」なのですが、 まず『無い』方向と思います(残忍ながら・・・) 理由としましてはアナログ需要が高いのは、せいぜい「楽器・音楽関連」位だということです。 きっとギターのエフェクターの事だと思いますがアンプ等でもいまだに真空管が使われた新製品が出る業界は他には無いに等しいと思われます。 エフェクターと言ってもあくまで「電化製品」のひとつなので中身のパーツはある意味テレビやラジオ、あるいはパソコン等々と同じなのです。 その業界ではデジタル化の勢いは止まりそうにありませんのでアナログ回路の弱点である不安定・大型であると言う事はそのままあらゆるコストに跳ね上って来ます。 まず、アナログの部品は個体差が大きいので不良品やロスの割合が多くなります。大量生産でもある意味職人さんの手作りの要素があるので人件費がかさみます。そして同じ機能でも大型になれば完成品はかなりの差がでますので流通コストが上がります。 例えば少し型落ちのマルチエフェクター1つでも10種類位のエフェクターが内臓されていたりしますよね? 仮にそれが1万円とします。 そして単体のエフェクターなら10種類そろえようとすると数倍~十数倍の値段になるので、結局売れるのは多少の音の犠牲が有ってもお買い得感がある(安く生産できる)デジタルなのです。 現在販売されている、ちゃんとしたアナログ回路モノは採算度外視の高価なものが多いですがそんな理由からです。 10年ほど前までデジタルエフェクター全盛でアナログはクズ同然でした。この流行と言うものはメーカーを悩ませます。 ここでアナログ回路モノの大量生産を計画しても材料・工場ライン・商品企画などして商品が出回るのは数年かかります。 この間にアナログ人気が終わってしまうとそのメーカーは潰れてしまいかねません。 先のことは誰にも分かりませんのでメーカーはそんなリスクを背負う「余裕」がないのが現状です(きっとあなたが考えるよりもこの業界は厳しい状況で、大手メーカーの決算でもかなりヤバイのが多いです) ただ、個人的には私も「アナログの音」は好きなのでこの状況は寂しい限りです。 海外生産(人件費が安いアジア諸国が中心)で多少精度は落ちますが、 ARION http://www.chuya-online.com/default.php?manufacturers_id=202&gclid=CLPEh5aR0IoCFSHHSAod3XaHeg 等のメーカーから多少お買い得商品があります。 個人的にかなり好きなのですが賛否両論のメーカーです。 あとベリンガーからも安価なモノが出ていた気がします。 http://www.behringer.com/index.cfm?lang=JAP

noname#50705
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 現在がデジタル主流な理由が分かってはっきりしました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#92327
noname#92327
回答No.1

こんにちは アナログ回路というよりアナログ素子ってことですね。 空間系で使われるBBDやOTA・CDS等、歪み系で使われるゲルマニウム素子等が いわゆるアナログのエフェクターに入っています。 これらは既に時代遅れの素子であり、性能が現状のものより悪いです。 つまり、これらに取って代わる素子(主にデジタル素子)がある為、他の業界では無くても困ることは無いのです。 また、環境に悪い物質が遣われていることもあり、現状の法律では製造できないものもあります。 需要がないからメーカーが打ち切ったのですから、今後も生産が再開される見込みは低いでしょう。 既にそれらの製造ラインは別の製品を作っている筈ですから、 昔作っていたからといって再開は難しいです。 厄介なことに、エフェクターの出音は人間の感覚によるものが大きいので、 素子のスペックではなく、昔からの伝統的な回路が尊重されます。 特に昔と同じ電線や素子で無いと○○と同じ音が出ないという、本当かどうか 良くわからない信仰もあります。 ですので、伝統を受け継ぐ職人のような商売になってしまうのです。 携帯電話の電波を受け取る箇所等、アナログ回路は今でも現役です。 これらは今でも需要が高いですが、小型化・高性能化を要求され、 飛躍的に性能が向上している為、エフェクターには合わない可能性があります。 (素子が昔と違うので売れないという可能性もあります。) 今の工業製品を作る方法で作成されたのがデジタルエフェクターともいえます。 ご参考まで。

noname#50705
質問者

お礼

ありがとうございます。 アナログの現在の状況が把握できてよかったです。

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