ブラックリストの期間

質問

自己破産であれ、個人再生であれ、一度世話になった以上、未来永劫にローンを組めないとかカードが作れないとか、はたまた７年経てばリセットされるよとかいろいろ情報がありますが、実際はどうなんでしょうか？

私も現在個人再生中で、今後新たなクレジットカードを作る気はない（必要ない）のですが、今住んでる家や車がかなり古く、このまま永遠に一切のローンが組めないとなると将来不安なもので。

回答No.6

noname#35582 · ベストアンサー

金融機関に勤務しており、以前、個人融資も担当したことがある者です（個人信用情報機関の１つであるＣＩＣ認定の、個人情報取扱主任者の資格も持っています）。

> このまま永遠に一切のローンが組めない
というのは、正解でもあり、不正解でもあります。

ローンやクレジットカードは、銀行やクレジット会社が「信用」をアテにして、お金を貸したりクレジットカードを発行したりします。
その銀行やクレジット会社がの「信用」を判断する基準に使っているのが、「個人信用情報機関」という組織が把握している「個人信用情報」なんです。
「個人信用情報機関」が把握している「個人信用情報」は、あくまでも、個人の「過去」の情報です。
現在いくら資産があっても、過去の時点において個人信用情報に瑕疵がついてしまった場合は、「お金を借りる（およびそれに類する行為）」ことは難しくなってしまいます。
「個人信用情報機関」には、銀行、クレジット会社、信販会社、消費者金融などいろいろな「お金」に関係する会社や団体が加盟しています。
そして、自社の取引相手である個人について、自社が把握している情報を持ち寄り、共有している－という形になっているんです。

「個人信用情報機関」には、
・全国銀行個人信用情報センター（KSC）
・株式会社シー・アイ・シー（CIC）
・株式会社シーシービー（CCB）
・全国信用情報センター連合会（FCBJ）加盟の個人信用情報機関
・株式会社テラネット
などがあります。
いずれの機関も、どのような情報をどれだけの期間保有しているか…について、ウェブサイト上に掲示しています。
自己破産等「官報に記載された情報」については、
全国銀行個人信用情報センターでは「破産手続開始決定等を受けた日から10年を超えない期間」
ＣＣＢでは「宣告日より７年間」
ＣＩＣでは「破産・失踪・再生手続開始の決定日より７年以内」
全情連では「破産に関する情報は、手続開始日（宣告日）から１０年を超えない期間」
テラネットでは「本契約不履行に係る情報は発生日から５年を超えない期間」
となっています。
７年でリセットというのは、ＣＣＢ、ＣＩＣ、テラネットには該当しますね。

この期間を過ぎれば、個人信用情報機関の情報からは、自己破産等の情報は消えます。
個人信用情報機関の情報だけで考えるのならば、10年も経てばクレジットカードも作れるし、ローンも組める…ということなります。

ただし、自社保有情報は「永久保管」としているところが多いので、一旦トラブルがあった銀行や信販会社では、永遠にローンが組めない…と思っていた方がいいです。
住宅ローンに関しては、保証会社・機関をいくつかの金融機関が利用しているパターン（信用金庫の「しんきん保証基金」などがそうですね）もありますので、そちら方向からもご注意ください。
今度借りる時は、10年くらい経ってから、利用したところと関係のないところを利用されればローンも組めると思います。
ちょっと気の長い話になってしまいますが、その間に頑張って頭金を貯える－などをされると、より借りやすくなると思いますよ。
「永遠に一切のローンが組めない」ということはないと思いますので、その日に向けて前向きに頑張ってください。

お礼

業界の方からのご意見ありがとうございます。
「もはや完全に再起不能」というわけではないのですが、しかし、一旦迷惑をかけてしまった会社からは永久追放されるってことですね？

前向きに・・・とはいうものの、一生消えない傷が残ったようで気が重いです。
家庭を支える目的で作ってしまった負債とはいえ、再生手続きをお願いした数日後に匿名で「この詐欺師！さっさと地獄にでも落ちろ！」という電話がかかってきたときは（金運のないわが人生を恨み）さすがに大泣きしてしまいました。

回答No.7

k_o_r_o_c_h_a_n

>今回は破産ではなく個人再生なんですが？？

破産の場合、ＣＩＣ自身が情報収集し保存するので７年です。
個人再生の場合は、契約している会社が契約状態を完了にして、そこから５年になると思います。
いつ契約完了になるかは、残債整理完了時点になると思います。

個人再生は、詳しく調べたことがないのですが、手続き開始から整理完了まで３年以内でしたっけ？
そこから、さらに５年というのが、ＣＩＣの情報が消えるタイミングじゃないですかね。

なにはともあれ、残債整理しないと始まらない話ですので、整理が済んでから、
ＣＩＣ含め全ての信用機関を照会してみれば良いかと思いますよ。

>「自分に限ってそんな無様なことはあり得ない」とでも思っているんでしょうが。
ちなみに、私自身は、明日は我が身と思ってますけどね。

お礼

なんか前科者になったようなものですね。
信販業界での懲役５年・・・といったところでしょうか（涙）。

回答No.5

myaumy

言い方がきつくて申し訳ありませんでした。反論するつもりはないのですが、「生活の算段」とは「日常の買い物」に限ったことではないです。当然住居も含まれますし、車は仕事等で必要な場合もありますから一概には言えませんが、購入・維持する資金がなければ持たないという選択肢も当然あるはずです。実際持っていない人も大勢います。住宅をキャッシュで買える人は確かに多くないかもしれませんが、持っていない人は全員がテント生活しているわけでもないでしょう。持ち家があるだけで十分資産があるほうに入るとおもいますが。
将来いつ頃借入ができるかは、正直申し込んでみないとわからないこともありますし、現在民事再生で苦労しながら生活の建て直しをされていると思いますので、将来借金できないかもしれない不安を抱えて暮らすよりは、収入に見合った生活設計をして、将来必要になるかもしれないお金（修繕費）は少しずつでも貯めていくという計画をしていく方が良いのではないかと思います。おせっかいかもしれませんが・・。

お礼

貯金ももちろん視野に入れてはいますが、
なかなか収入が増えない（逆に減少する場合も多い）時代だけに（だから返済計画が崩れて今回個人再生の世話になった）人生の出費の全てを貯金や即金で賄えるようになれるのは果たしていつのことやら。

補足

たまに個人再生で復活しようとしている人達に「人の金を借りて勝手に踏み倒すような悪人に再起の資格なし！」とか言う方が居ますが、個人再生（破綻も含めて）されている方はギャンブルや遊興費で散財した人ばかりではなく、長年続いた（今も継続中？）不況や格差社会の中で「泣く泣く」借金の世話にならざるを得なかった方々も多いのです。ワーキングプア現象のせいでいくら労働時間を増やしても（労働基準法の制限もあって）生計が成り立たない、という環境から抜けられないうえ、生活苦が理由で家庭を破壊することも出来ませんからなおさらです。

ま、そういうことを言う人は「自分に限ってそんな無様なことはあり得ない」とでも思っているんでしょうが。

回答No.4

myaumy

各会社により審査の条件は違いますので、一概には言えませんが、多分ある程度経てば借りれるところは出てくるでしょう。どのくらいの期間かは知りません。
きついことを言いますが、そもそも一回失敗しているのだから、お金を借りないで生活する算段をするのが当然じゃないですか？あなた、友達に一回お金を貸して返してくれなかった人に、何年もたってほとぼりが冷めたころに貸してくれといわれて貸しますか？まず、今の個人再生をきちんと完了させてから考えるべき話だと思いますが、いかがでしょう

お礼

＞そもそも一回失敗しているのだから、お金を借りないで生活する算段をするのが当然じゃないですか？

当然そう考えています。もう借金は嫌です。
しかし、住宅をキャッシュで買えるような人はほとんど居ないです。そういう意味で「全く」ローンが組めないとなれば、今の家が傷んでくればゆくゆくはテント生活をしろ！ということになりませんか？
日常の買い物は現金の方が安心です。

回答No.3

k_o_r_o_c_h_a_n

>一度個人再生してしまえば、もう二度とカード社会には戻れないということなんですね？

そう書いたつもりはないです。
破産によって被害を被った会社が、同じ人物に金を貸す、ローン契約をする、というのはない、書いたんですが？
一定期間が過ぎて、信用機関上のデータが消えた後、まったく関係のない他の会社なら、通るんじゃないですかね。
（審査が通るかどうかは、その時点の状況次第でしょうけど）

お礼

そうでしたか・・・。
今回は破産ではなく個人再生なんですが？？

回答No.2

mattu007

下の回答、ちょっとおかしくないかなぁ。
データは消えるが経歴は残る！　って何で？
クレ・サラはデータと経歴の2本立てですか。それじゃ個人再生なんか未来永劫無理でしょう。会社倒産させた人なんか永久に浮かんできませんね。弁護士や司法書士のサイトを参照しましょう。

お礼

そのほうがいいですね・・・さっそく見てきます。

回答No.1

k_o_r_o_c_h_a_n

ローン会社によって利用する信用機関が違い、信用機関によってデータを維持する期間が変わります。
例えば、多くの会社が加盟してるＣＩＣの場合、官報記載の破産情報は７年維持します。
これは７年たてば、データが消えるだけで、破産した経歴が無くなるわけではないので、
破産した過去があることがバレれば、審査に通らない可能性があります。
例えば、破産したときに契約していた（迷惑をかけた）会社は、社内に記録があると思いますので、
７年を超えて（もしかすると未来永劫）審査に通らないと考えた方が良いと思います。

お礼

じゃあ、一度個人再生してしまえば、もう二度とカード社会には戻れないということなんですね？　人生半分終わったような気分です。