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映画取締法とは

こんにちは。私は今、映画産業について調べています。戦争末期に「映画取締法」というもので日本の映画の製作や配給は統制されていたとあったのですが、実際どんな規制がされていたのでしょうか? いろいろ調べてみたのですがなかなか出て来ません。 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SUPER-NEO
  • ベストアンサー率38% (706/1857)
回答No.1

戦争末期でしたら確かに検閲関係がうるさかったようです。 回答になるかはわかりませんが、「笑の大学」という映画がありますが、 当時の娯楽に対する厳しさというのがわかります。 ほんのちょっとのことですらツッコミが入るので、 恐らく映画についても演出面で、例えば日本軍が負けるような演出はダメ、 というような検閲があったのではないでしょうか?

nachi7
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! この質問をした後に知る事ができたのですが、娯楽系はなるべく排除するようにしていたみたいですね。 「笑の大学」ですか~。聞いた事はありますが、見た事はないです。 そうですよね。戦争中だと、『自国が負ける演出なんかしてはいけない!』ってことになりますよね! 是非「笑の大学」見てみたいと思います。 ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • isoiso0423
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回答No.2

映画の規制はサイレント期からあります。 「仏蘭西大革命ルイ十六世の末路」という映画が1908年に上映を禁止されますが、これが日本における規制された映画の第一号です。 その後「ジゴマ」という怪盗の活躍を描いた映画が模倣犯人を生む可能性もあるので好ましくない、といった理由で上映禁止になったり(1912年)、17年には警視庁から”活動写真取締規則”が発令され映画館の座席を男女分けるなど、映画の内容以外にも雑多な規制が設けられました。 戦前から戦中にかけては、たとえば黒澤作品の「姿三四郎」の一部が検閲でカットされたり(三四郎とヒロインとのラブシーンだったかな?)、木下恵介監督が”陸軍省”から依頼を受けて演出した「陸軍」の中の場面が、戦意高揚映画なのに、母親が出征する息子を追いかける様子が長く、”反戦意高揚映画”に見えるなどの理由で軍部から反発を受けたりしました。もっとも木下監督は戦意高揚映画なんぞ作るつもりは当初からなく、映画人としてリアルで良識ある場面を盛り込んだんでしょうけど。まあ反発もあったでしょうし。 日本のみならず、このころは世界各国で映画表現に制約が設けられています。ジョンフォードやウイリアムワイラーなどの巨匠も国家から依頼された戦意高揚映画で反戦やってますから、根性すわってますよね。 ネットだとこういった戦前戦後の法規制は、国家の”暗部”が表ざたにされるので、詳しいものを見つけるのは難しいかもしれません。 著書だと「日本映画検閲史」という大著があります。23000円もするんで、図書館で探したほうがいいと思いますけど・・・ http://www.amazon.co.jp/gp/product/476847814X 他にも講座・日本映画(全8巻)の第4巻「戦争と日本映画」のなかに『国家に管理された映画』という章があり、映画法(1939年施行)の誕生やどういった映画が検閲、上映禁止されたかなど詳しいです。こちらも大きな図書館には置いてあると思います。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000102567/sr=1-6/qid=1163498876/ref=sr_1_6/503-5668391-5636730?ie=UTF8&s=books

nachi7
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 映画法が制定される前から色々規制はされていたのですね。 映画館の座席を男女分けるなんてこともあったのですね!驚きです。 やはり詳しく調べる場合はネットより著書の方がいいかもしれませんね! 面白そうなので図書館で探してみたいと思います。 長文のご回答、本当にどうもありがとうございました。 是非役立てていきたいと思います!

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