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オルタネイトピッキングについて。
ギター初心者なのですが、オルタネイトをするときに、 教則本とかには、6弦を3回5弦を3回オルタネイトで弾くとき、 6弦をまず3回ダウン、アップ、ダウンで弾いた後、5弦に移るときに5弦をアップで弾くと書いてあるのですが、5弦入るときに、そのままダウンで弾いてアップダウンって続けてはいけないのでしょうか? 悪い癖がついてはいけないと思うので、お答えしてくれたらうれしいです>< お願いします。
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その弾き方は一般にエコノミー奏法といいます。オルタネイトとは別の弾き方です。イングヴェイ・マルムスティーンが使うということで有名になりました。 オルタネイトせず、3弦以上にわたって同じ向きで弾くことをスィープ奏法といい、その一種です。 オルタネイトとの違いは、リズムキープがオルタネイトのほうが確実ということでしょう。オルタネイトで弾いた場合と出音が変わらないようなら特にオルタネイトにこだわらなくてもいいと思います。 オルタネイトで弾くこと自体が大事なら、練習しかないでしょう。
オルタネイトピッキングは、ビートに対して規則正しくピッキング方向を揃えるのが肝になります。 簡単に言えば、奇数拍はダウン、偶数拍はアップとピッキングの方向を揃えることがコアになるピッキング方法で、ピッキングしないビート(伸ばす音の途中のビート、休符、ハマリングやプリングなどで音を出すビート)ではピックをわざと空振りして(空ピックといいます)、リズムに対して規則性を保つことが要点になります。 オルタネイトピッキングは、リズムを一定に保つ上ではとても便利なピッキング方法になります。 身につけておくと、いろいろな局面で役に立つでしょう。 冒頭から少々脱線しましたが、質問文にあるケースの場合、5弦に移るときには、その初めの音はアップピッキングで出さないとオルタネイトピッキングになりません。 上述の通り、ビートに対して規則的にピックを運ぶのが要点になるので、その順番を崩してしまってはオルタネイトピッキングではなくなってしまいます。 ですので、5弦に移るときにはきちんと5弦に触れないようにピックを5弦の向こう側に移動させ、アップピッキングで5弦を弾くようにする必要があります。 はじめは慣れないかも知れませんが、教則本の解説の通りに練習してみることをお勧めします。 どうしてもうまくいかないという場合は、思い切りテンポを下げて、ゆっくりと動作を確認しながらやってみると良いでしょう。 なお、蛇足ながら、その5弦に移るときに5弦の初めの音をダウンピッキングしていく(逆に、5弦から6弦に戻るときには6弦に移るはじめの音をアップピッキングで出す)ように、弦を移動する時にその移動方向にピッキング方向をあわせるやり方を、エコノミーピッキングといいます。 弦移動を伴う高速フレーズなどでは、オルタネイトのように弦の上を一度越えてから戻ってくるという動作を取る余裕がない場合などもあり、そうしたケースではエコノミーピッキングが多用されます。 ただ、エコノミーピッキングに関しては、リズムをキープする上ではやや不利なところもあります。 エコノミーピッキングを多用するスタイルを選択するにしても、オルタネイトピッキングが安定してできるように練習を積むことは、有意義な経験になるでしょう。
お礼
なるほど! エコノミーピッキングって言うのもあるのですね! 両方ともできるようにがんばって練習したいと思います! どうもありがとうございます><
お礼
イングヴェイが使っているんですか! リズムキープしっかりしたいので、練習します! いろいろ勉強になりました! ありがとうございます><