公に確率変動を売り物にしだしたのはCR花満開からでしょうね。当時パチンコ屋で働いていたので確変時の爆発力にはうんざりした覚えがあります。足元に箱を積むのがおっくうでしたw
かなり反響はありましたが、爆発力だけなら「ソルジャー」「ピンホール」「ダイナマイト」などの権利物と呼ばれる機種もかなりのものだったので、それほど他の機種を凌駕するほどの勢いは感じませんでした。
どちらかというとCR機でパッキーカードを購入するのが面倒くさい、とかお客に言われてましたね。
ただし、昔から確率変動はありました。公に公表されていないだけで、機械内部の判定だけが変動してるタイプです。
簡単に言うと大当たりの判定は玉がチャッカーに入った瞬間に200~300マスの1つに当たりがあるルーレットを回しているようなものですが、あるタイミングで大当たりすると判定用ルーレットが~100マスくらいのものに変わるようなシステムです。実際はもっと細かい判定ですが、もうよく覚えていません。連荘モードなどと呼ばれてました。「ブラボーキングダム」などがその連荘モードを保つために単発打ちなどの攻略が広まりましたね。ただし、普通に打てば大抵4~5連荘程度ですから、爆発力では10連荘以上も珍しくなく50連荘以上なども出ていた「CR花満開」とは比べ物になりません。
上記のような隠れ確率変動台が人気があったこと、パッキーカード会社が警察の天下り先だったこともあり、CR機導入を各ホールに求めましたが設置費用が膨大で嫌がったのを抑える餌として、CR機には公に確率変動が認められたと言われてましたね。実際普通に新台入れ替えするよりもかなりの設備投資が必要だったので店をたたんだところやCR機を導入しないところもありました。
個人的な思い出として、CR花満開が全盛のころに常連のお客から「今月はこんなにつかっちゃったよ」と見せられた通帳の残高が1月で500万ほど減っていたのにびっくりしたことがあります。