• ベストアンサー

(新興じゃない)宗教観、哲学観も含めた占い、智慧のあるもの

占いを勉強したいです。 紫微斗数か、インド占星術。 どちらが、より日常に役立つと思われますか? どちらが智慧を追求してますか。 私自身が情けないぐらいに知恵者ではなく、 あるのは好奇心だけです。 どうせ勉強するには、自分にもまわりにも 役に立つものを勉強したいのです。 あとどうせ勉強するのであれば、中国、または インドの歴史、宗教、哲学につながるものを 勉強したいのです。 ところで、インド占星術はジョーティシュとも いわれてるみたいですが、新興宗教と どう関係があるのでしょうか。そもそも インド占星術は新興宗教に作り上げられたもの なのでしょうか。 こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、 お答えいただける範囲でよろしくお願いします。 ジョーティシュのことはともかく、 紫微斗数、インド占星術、どちらか一方だけでも その占いのすばらしさを、さまざまな角度から お話いただける方がおられると幸いです。 ちなみに「カルマ」というのは信じるのですが、 信じすぎると、あやしい世界にはいってしまいそうな 気がしてます。。。。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

私はインド占星術をお奨めします。 私はどちらも習いました。紫微斗数を教えてくれたのはこの世界でトップの方です。 インドと紫微、どちらも「術」ですので、歴史、宗教、哲学とはあまり関係のない部分の知識です。ですので、占いの技能はあがっていくことは保障しますが、あなたの考えるような次元の満足が得られるかどうかわかりません。また占い以外の智慧ともあまり結びつかないような気がしています。 紫微斗数は覚えるのが容易ですが、初心者でも大まかに当てることは可能です。本格的にやろうとすると、日本で非公開の秘伝を知っていなければまるで話になりません。インド占星術は、必要な知識・暗記事項が紫微斗数よりは遥かに多い。西洋占星術をやっていないとかなり覚えるのがきついし、やっていても、微妙なところが違うので慣れるまで時間がかかるでしょう。技法も多い。ということは日常の開運や日柄を占う方法があるということでもあります。これは紫微でもできますが、弱い。 占いの重要な機能に何かが起こる“時期”を当てるということがありますが、これは秘伝を使っても紫微ではできません。一方、“時期”を当てることはインド占星術がもっとも得意とする分野です。 宗教と密接なのはインドだけではありません。紫微斗数も道教と切り離せません。先生でこれを知らない人は片手落ち、ただし日本人であればむしろこの件について深入りする必要はない。 インドは宗教にも生活にも占星術が根付いています。インド占星術が確立されたのは資料的に辿れる範囲内でいっても1500年以上前なので、新興宗教と関係無いと言っていいでしょう(1000年も続くものを新興宗教とは言わない)。しかしオウムみたいな宗教(ハレ・クリシュナ)の悪名が欧米に轟いているので、占星術も引きずられて悪いイメージがついてしまいました。 なお、「カルマ」とは、インド占星術ではあなたが考えているものよりももっと軽い次元のものを指します。

colouring
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげさまで、考えがまとまりました。感謝してます。

その他の回答 (2)

  • nobitatta
  • ベストアンサー率68% (130/191)
回答No.3

 私はインド占星術については存じませんので紫微斗数関係のお話だけします。 >日常に役立つか  占術全般に言える事だと思いますが、占術はそれぞれ得手不得手の分野があり、また、使う人の考え一つで役に立つこともあれば立たないこともあります。また、人によっては害しかもたらさない場合もあります。要は本人の使いようです。 >あとどうせ勉強するのであれば、中国、またはインドの歴史、宗教、哲学につながるものを勉強したいのです。  No.1のginza2000さんもおっしゃられているように、占星術は元々天体観測から派生した「術」であって、宗教や哲学とは本来余り関係ありません。しかし、後にそれらの考え方や解釈の仕方に関し、様々な宗教観・哲学観が加わって発展して来ているのも事実で、そのことによって初めて見る人にとってはありがたさが増しているように見えると思いますが、その実、真理からは遠ざかっている場合も多く、学ぶ上においてはそれらの点に注意しながら一つ一つ検証して行く必要があります。  したがって、宗教や哲学に通じるものを求めておられるのでしたら、占星術ではなく、「易〔えき〕(別名:八卦)」を学ばれた方が良いと思います。  易は、孔子がその注釈を加えてまとめたために、「易経」として儒家の聖典、五経の一つに数えられています。言うまでも無く、儒教哲学や宗教観に彩られた占術本になっています。儒教は言うまでも無く、中国の思想・哲学の根本に流れるものとなっていますので、求めておられるものには最も近いのではないかと思います。  この易も、才能があって熟達すれば、占星術で知ることのできる以上のことまで知ることも可能になります。道教の修行者である道士の中にも、この易占に優れた才能を発揮した人物は大勢います。  とりあえず易の話はそれくらいにして、話を元の占星術(今回は紫微斗数)に戻してお話します。 ■占星術の始まり  まず、洋の東西を問わず、文明発祥には必ず暦の成立を伴います。  エジプト文明しかり、メソポタミア文明しかり、インダス文明しかり、黄河文明しかりです。この内、エジプト・メソポタミアが最も古く、次いでインダス、黄河と続きます。  暦は天体の運行の精密な観測結果を基に作られており、占星術は、これら古代の天文学の成立とほぼ同時に成立し発展して来ています。 ■紫微斗数の歴史  中国においては、唐朝以前までは七政四余と呼ばれる現在で言うホロスコープのような感じの占星術が行われていたそうです。しかし、唐朝以降、その七政四余が禁止されたのだそうで、それに代わる占術(占星術)が求められるようになりました。そういう時代になって李虚中という道士がまとめ上げたのが、古代から中国で用いられてきた干支暦という暦を基に判断する占術です。現在の四柱推命とは判断方法などは全く異なるものの、これが約200年ほど用いられ続けます。  その後、唐末から宋初の頃に徐子平という道士が現れ、現在の四柱推命の原型をまとめ上げます。そして、それとほぼ同じ時期に、やはり道士の陳希夷が現れ、まとめ上げたのが紫微斗数です。中国系の占術は、多かれ少なかれ道教やその修行者である道士と非常に縁が深いのです。  しかし、占術そのものの成立には、このように道士が深く関わってはおりますが、四柱推命は太陽の動きの観測結果を基準に作られている干支暦を基準にしており、紫微斗数は太陽と月の観測結果を基準に作られている太陰太陽暦を基準にしていて、元々宗教色や哲学色はほとんどありません。  様々な現象の観察から物理学の法則が導き出されて来たのと同様、天体の動きと人間の活動や表す性質などの観察から、普遍的法則を導き出そうと努力して来た結果が、紫微斗数であり四柱推命であり西洋占星術であり、そしておそらくインド占星術なのです。  私が知る限りでは、紫微斗数・四柱推命・アストロロジー(西洋占星術)は、占術や占法は全て異なっているにも関わらず、出て来る結論はほとんど同じになります。ただし、この中で最も詳細かつ正確に分かるのが紫微斗数であると考えています。  もっとも、四柱推命と紫微斗数は、その成立以後、他の占術(鉄版神数、河絡理数、太乙神数)などとも離合を繰り返し発展して来ています。現在、四柱推命に様々な流派があるのと同様、紫微斗数にも様々な流派が存在しています。 ■紫微斗数の流派  大雑把に言いますと 1. 宮も星も動かないものとして見る流派 2. 宮は動くが星は動かないものとして見る流派 3. 宮も星も動くものとして見る流派 の概ね3種類に分けることができるのではないかと思います。  1.の流派は、台湾の明澄透派がこの考え方を採っているようで、基本運を見るには優れているものの、いつどのようなことが起きるのかを見ることが出来ず、四柱推命の行運看法を用いて判断していると聞きました。  2.3.の流派には、ある年に起きることを判断するための方法に関し、小限宮という宮で判断するものと、太歳宮という宮で判断するものとがあります。また、1.と異なり、多くの流年星と呼ばれる星をも配置して判断する点に特徴があります。 ■紫微斗数のお勧めの本  今詳しくは申し上げられませんが、私が知る限りでは現在までに日本で出回った紫微斗数関係の本で最も優れていると考えているのが  「飛星紫微斗数闡秘」/鮑黎明著/東洋書院/11,000円(昭和62年当時) です。しかし、この本は、現在では絶版になったのか市場に出回っていません。一部の図書館や、運が良ければ古書店で見かけることができる程度です。しかし、実はこの本も、秘伝に該当するような部分については記載されていないのです。  ただ、聞くところによると今年の夏か秋頃に、別の方がこの本以上に詳しく踏み込んだ内容の紫微斗数の本をお出しになるようです。おそらく、それまでは紫微斗数に関しては、ごく入門書的な本しか市場には出回っていないと思います。  また、No.2のnaiusoさんが紫微斗数について小乗仏教云々のお話をされています。明澄透派系の紫微の「微」の字に草冠の付いた「薇」の字を使う紫薇斗数ではそのような説明がなされているのかもしれませんが、おそらく他の流派ではそのようなことは言っていないと思います。少なくとも私は初めて聞きました。  私が知る限りでは、中国古典の「封神演義」が紫微斗数の根本経典のようなものだという話です。色々な出版社からこの日本語訳本が出されています。ただ、私はこの本を必ず読んでいなければならないというわけではないと考えていますが・・・ ■紫微斗数で何ができるか  他の占術で出来ることは一通り全て出来るとお考え下さい。方位術としても風水術としても雑占としてもその他もろもろのことについても。  ただし、それは紫微斗数を用いて正しく「命」を知ることが出来るようになった上での応用とも言えるものなので、いきなり誰でもが出来るというわけではありません。  以上、紫微斗数関係で私が知る限りのことをまとめてみました。

colouring
質問者

お礼

勉強しだすと深すぎるような気もするけど、占い、宗教、哲学を分けて、ぼちぼち楽しみながら学んでいこうと思います。ありがとうございました。

  • naiuso
  • ベストアンサー率58% (127/216)
回答No.2

>紫微斗数か、インド占星術。 どちらが、より日常に役立つと思われますか? <どちらの占術も日常に役に立つとは余り思えません。 >インド占星術は新興宗教に作り上げられたものなので しょうか。 <それは全くの誤解です。  インド占星術は世界に流布されている、ありとあらゆる占星術の原型に  なった占星術で、これ以上に古い占星術はありません。  とは言っても私は全く知りませんから何とも言えません。 >あとどうせ勉強するのであれば、中国またはインドの歴史、宗教、哲学に  つながるものを勉強したいのです。 <インドの事は存じませんが中国の事なら斗数なら貴方の知識欲は満たして  くれるでしょう。 理由 斗数の正体は、小乗仏教の中の密教が人から見て判らないように    占術の形を取ってカモフラージュされた状態が斗数その物なのです。 根拠 中国の清時代の『四庫全書』と言う本に斗数は掲載されていないからです。 四庫全書=中国で過去に中国人によって書かれた書物は全て網羅された      書物の全集の事です。  だから斗数を理解するには密教で出て来る如来・菩薩・明王達が何の役割を  持って、どの様な事をするのが得意なのか程度の知識は最低限必要に  なってきます。 兎に角、貴方は占術の中で一番難しい物に目を付けたものですね。 それに手に入れようとしても本物は世に出て来る事はありませんよ。

colouring
質問者

お礼

おっしゃるように、本物を習得することは無理でしょうが、自分のために楽しみながら勉強していこうと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう