- ベストアンサー
人間の目とカメラの目の違い・・・
質問させてください。今私はレポートで「カメラのレンズを通して切り取った構図と人間の目は数学的に(数字で立証)どのくらい違うのか」という研究をしています。実際見た絵とビデオカメラを通してみた感覚がなぜかすこし違うのです。たとえば、16:9になったものの、人間の目は実際どの比でみえている、また、人間の彩度はどう、などです。そういった関係のサイトがあればそれもまた教えていただければうれしいです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
人間の目とカメラの違いをどのように数学的に比較するかの意図がわかりかねますが、「実際見た絵とビデオカメラを通してみた感覚がなぜかすこし違う」については数学的よりも光学的な部分による影響が主体かと思います。レンズには被写界深度があり焦点距離などのレンズの特性や絞りの大きさによっても表現される画像が異なってきます。さらに、人間の目は心理的な要素が関係して簡単に言えば、見たいもの「主体」を脳が都合よく認識してくれますがカメラのレンズはレンズを通した光は全てフィルム上に記録します。この点が「数学的」のどのように表現するかは私にはわかりません。16:9といった画角の観点では古代から言われている「黄金分割」が人間が一番気持ちよく感じる縦横比で「1:1.618」となります。ピラミッドを始めとして多くの建造物や美術作品がこの比率を使っています。身近なものでは、名刺などもほぼこの比率で、映画ではビスタサイズにも使われているようです。しかし、数学的な理由はわかりません。
その他の回答 (4)
- nnfuji
- ベストアンサー率28% (200/701)
まずカメラで撮影した絵と、肉眼で見た景色とでは見える範囲(画角)がぜんぜん違いますよね? そこで、肉眼と見える範囲が同じになるようにカメラのレンズを換えるとこれも肉眼で見たものと全然違って見えます。 カメラのレンズを通して広い範囲を写すと遠近感が肉眼とは全然異なります。これは広角レンズの特性なので如何ともしがたいです。 肉眼と同じ遠近感で写真をとるためには標準レンズを使用します。 OLYMPUSのOMマウントのZUIKO 50mmレンズなどは遠近感が肉眼とほぼ一致します。 ズームレンズの場合、ズームの光学特性から同じ50mm域でも短焦点の50mmとはまた違った写り方をするかもしれません。比較するならズームよりも短焦点の50mmレンズを対象にしたほうが比較しやすいのでは…? 彩度や画角は使用するレンズにより異なるし、肉眼の場合でも人によって異なっているかもしれません。 遠近感からアプローチするのもひとつの糸口かも…
お礼
なるほど!詳しく教えていただいてどうもありがとうございました。
脳の研究に踏み込む必要がありますね。 眼球と脳をつなぐ神経のキャパシティはデジカメにたとえると神経線維の数が100万本くらいで100万画素しかありません。 カラーで色が付いた情報が脳に届くのは中心部のきわめて狭い範囲です。 残りの部分の色や画素数の不足は脳内で解釈して意識上に認識させています。 無意識が手作りしたものを見せてもらっている訳で数学的には解釈できないと思います。 脳の研究は研究が部分的にしか進んでいません。 脳の活動を支える無意識の研究は、心理学の研究が発祥から病理の研究でしかなく誤解に満ちています。 このテーマで踏み込むと結論の見えない結果になります。 人間工学からアプローチすれば一応の結論が出ますが、研究法を自分で開発して協力者に実験をして統計を出すような感じになるかと思います。
お礼
なるほど!脳の分野ですか。わかりました!詳しく教えていただいてどうもありがとうございました。
趣味で一眼レフカメラで写真を撮ってる者です。 質問に対してあまり関係ないかもしれませんが、カメラの技法書からカメラレンズと人間の目で数字的に関係していることをひとつ。 35mmフィルムの一眼レフカメラで、レンズの焦点距離(レンズをズームした距離)を45mmまでズームしたときにファインダーから見える被写体の倍率や画角が、人の目の倍率・画角とほぼ一致するそうです。 ちなみに45mmの焦点距離は一眼レフのほとんどの標準レンズのズーム幅でカバーされてます。 参考になったでしょうか?
お礼
なるほど!参考になりました!詳しく教えていただいてどうもありがとうございました
- haccyan
- ベストアンサー率43% (27/62)
QNo.840223の「人間の目はどのくらいの画素数に相当するのですか?」 が、参考になるのではないでしょうか。
お礼
参考になりました。教えていただいてどうもありがとうございました。
お礼
なるほど!難しいのですね。わかりました!詳しく教えていただいてどうもありがとうございました。