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京極堂シリーズについて教えてください!

京極夏彦さんのいわゆる「京極堂シリーズ」について教えてください。 ・京極堂シリーズの最新刊は? 姑獲鳥の夏から始まったのは分かっているのですが今のところ出ている ものは塗仏の宴ですか?手元にある大極宮文庫リスト(書店でもらった もの)を見るとそれが1番なようですが… ・サイドストーリーとは? いわゆる番外編ということだとは思うのですがこれについては何冊 出ているのでしょうか?「百鬼夜行-陰」「百器徒然袋-雨」「雲」「風」 と、ほかにございますか。 また、これらはどのタイミングでよむべきなのでしょう。 やはり本編を全部読んだ後のほうが分かりやすいのですか? ・他作品との関連 例えば百物語シリーズのような京極さんのよく書かれる 他の妖怪(ミステリ)作品との関連はないのでしょうか? たくさん質問してしまってすみません。京極さんの本は巷説百物語しか 読んだことがないのですがミステリ+妖怪ものが好きなわたしには とても惹かれる内容で…でもどれから読んでいいのか分からず結局 一冊も手付かずです。どなたかおねがいいたします。

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noname#18044
noname#18044
回答No.3

はじめまして。巷説百物語、面白いですよねー、っと、京極夏彦好きなのでお答えしたいと思います。 まず、京極堂シリーズ最新刊は「陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)」です。 講談社ノベルズで、まだ文庫化されていないはずなので、文庫リストには載っていなかったのでしょう。 基本的に京極堂シリーズはまずノベルズで出版され、その後文庫化されるパターンです。 次にサイドストーリー。 「百鬼夜行-陰」「百器徒然袋-雨」「今昔続百鬼-雲」「百器徒然袋-風」 の4冊で間違いないです。 基本的に、本編を読んでからのほうが面白いと思います。 サイドストーリーとは言え本編としっかり関わっているので、「百鬼夜行-陰」はたぶん、本編読んでないと何がなんだかわかりませんし、「百器徒然袋」の2冊も、登場人物が把握しにくいかと。 唯一「今昔続百鬼」だけはあまり本編を知らなくても読めますが、でも本編の「塗仏」で「今昔続百鬼」のメインキャラクターとなる人物が出てきますので、その後の方がいいかもしれないです。 本編を塗仏まで読んで、サイドストーリーを読んで、オンモラキを読むのがわかりやすいかしら。刊行順になりますね(笑) ・他作品との関連 (ネタバレ?いやなら読まないでくださいね) これは言ってしまっていいかわかりませんが、あります。 「後巷説百物語」と「オンモラキ」に出てくる人物が繋がります、って言っちゃっていいのかな。 でも大きな話のどんでん返しに繋がるような事実ではありませんので。。。 (ネタバレ終わり) あと、これはご存知と思いますが、「巷説」シリーズと「哂う伊右衛門」「覗き小平次」は深く関連があります。 もし未読でしたら、是非読んでみてください。 とりあえず、「ウブメ」から読んでみてはいかがでしょう。一気に読みたくなります(というか、少なくとも私はなりました(笑)) 少しでも参考になるといいのですが。

その他の回答 (5)

noname#126060
noname#126060
回答No.6

#5です。 すみません、文庫版だけを読まれているのですね。 文庫版でも現在「百鬼夜行/陰」「徒然袋/雨」まで刊行されています。 (以後年1~2巻の刊行予定) 「ルー・ガルー」「後巷説」は読まないで済ますこともできますが、「講談社のシリーズ」(御本人曰く、これが正式シリーズ名だそうです。)で何箇所か腑に落ちない点が残るはずです。

noname#126060
noname#126060
回答No.5

ネタバレしないように読むなら全て刊行順です。 (お手元のリストは2003年8月以前のものと思われます) ・主に関連する他作品 「後巷説百物語」 登場人物と仕掛けで「鉄鼠」「陰摩羅鬼」のネタがわかってしまう部分があります。 「ルー・ガルー」 最終的なオチが「百鬼夜行/陰」の一編の主人公に関わってきます。 ・全てを含む順 「姑獲鳥の夏」 「魍魎の匣」 「狂骨の夢」 「鉄鼠の檻」 「絡新婦の理」 「塗仏の宴/支度/始末」 「百鬼夜行/陰」 「ルー・ガルー」 「百器徒然袋/雨」 「今昔続百鬼/雲」 「陰摩羅鬼の瑕」 「後巷説百物語」 「百器徒然袋/風」 なお#2の方が揚げて下さっているURLが公式サイトです。 毎週ここに出る御本人自らの情報以外は、たとえ出版社のものでも信用しないことをお薦めします。 (つい先日、出版社による間違った新刊情報が流出しました)

  • Opalus
  • ベストアンサー率51% (24/47)
回答No.4

京極堂シリーズはノベルス版が最初ですので、刊行順ですと、以下のようになります。  姑獲鳥の夏→魍魎の匣→狂骨の夢→鉄鼠の檻→絡新婦の理→塗仏の宴 宴の支度→塗仏の宴 宴の始末→百鬼夜行―陰→百器徒然袋―雨→陰摩羅鬼の瑕→百器徒然袋―風  この中での最新刊は「百器徒然袋―風」ですが、これは探偵榎木津礼二郎が中心の話なので、本編の最新刊は「陰摩羅鬼の瑕」とも言えます。  文庫版では今年の夏に刊行された「百器徒然袋―雨」が最新です。 サイドストーリー四作について。 微妙な関連のある話「今昔続百鬼―雲」は「百器徒然袋―雨」と「陰摩羅鬼の瑕」の間に出た作品です。これはいつ読んでも良いと思いますが、人物の関連性から早めに読んでおいたほうが良いかもしれません。単品でも面白いと思います。 「百鬼夜行―陰」は「塗仏の宴」までに出てきた人々のエピソード集のようなものですから、こちらも「塗仏の宴」読了後がおすすめです。 「百器徒然袋」は両作とも榎木津礼二郎が中心の作品ですが、中心的な登場人物はほとんど変わりません。ただ、登場人物の関係で「塗仏の宴」あるいは「百鬼夜行―陰」読了後のほうが、わかりやすいとは思います。 おすすめの順番について。  ・正統派を目指すなら「姑獲女の夏」  ・とりあえず楽しんでみたいなら「百器徒然袋―雨」 がおすすめです。 私は友人の薦めで「百器徒然袋―雨」から入りましたが、大当たりでした。 ですが、これまで他の著作を読んでいらっしゃるようですし、それならば「姑獲鳥の夏」から始めるのが良いのではないでしょうか。 どこから読み始めるにしろ、楽しめると良いですね。

  • 0913
  • ベストアンサー率24% (738/3035)
回答No.2

http://www.osawa-office.co.jp/ こんなところで「研究」するのも楽しいですよ

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.1

陰摩羅鬼の瑕 2003 講談社ノベルス シリーズ第八弾。が最新です。 本編読んだあとのほうがいいとおもいます、 姑獲鳥の後に川赤子とかですね、 多々良先生は何時読んでもOKです。 時代が違うので関連は無いですが、後巷説は陰摩羅鬼に少し絡みましたよね(うろ覚え)、多々良先生を読む前に妖怪馬鹿をお薦めします。 時系列になっていますのでシリーズは最初から読んだ方がいいと思います。

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