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レンズの明るさ
望遠の70-200で20万円もします。F2.8Lです。 90-300が4万円でありますがF4.5-5.6になっています。 レンズ内はともに13枚です。 明るさが有利なのはわかりますが、なぜ、同じガラスなのに明るさが違うくなるのでしょうか?なぜ、こうも価格がちがうのでしょうか? 材料は一緒ですよね。すると研磨に時間を掛けてるということでしょうか?
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研磨に時間を掛けるのもそうですが、単純にガラスと言っても宝石と同じでその透明度や透化特性は様々です。 レンズメーカーのカタログを御覧頂けると判りますが、当然非球面レンズの方が高くなります。(加工技術や精度の問題) また、特殊な工程を経て得られたガラスを使えばその分価格に跳ね返ります。 レンズの明るさを得るには、 1.口径を大きくする。 2.レンズに用いる素材をより光の通しやすい物にする。 の方法があります。 しかし、望遠、特にズーム効果を得るにはレンズの枚数がどうしても多くなりがちです。 この相反するものをどう組み合わせるか。 ユーザーはどの様なレンズを欲しがっているか。を判断して開発されています。 ですから、ご質問のように同じような規格で明るさの違う物が販売されています。(単純にスタンダードとハイグレード的な考え方です。) もちろん、レンズ以外に筐体の剛性や加工精度(加工処理)にも違いがあるのが普通です。 ケースも立派になりますしね。(ケース別売の商品もありますが) ズームレンズは、レンズの汎用性が高まるので使い勝手も良いのですが、単焦点レンズを使い分けるのも、テクニックです。 ズームレンズとは違った描写力がありますよ。
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- travelKENKEN
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家庭のアルミサッシの窓ガラスでも何種類もあるわけで、レンズ用のガラスとなれば全然違いますよ。 当然大きさも違います。レンズの枚数を確認される時に、レンズの大きさや重さも比べられましたか? 肉じゃないですから、グラム単価で売っているわけじゃないですが、同じ牛丼でも、アルバイトが作った輸入肉のハーフサイズと板前が作った最高級松阪肉の特盛を比べているようなものです。 材料も違えば加工の技術も手段も何もかもが違います。 もちろん、レンズを生かすウ技能があれば、写真の出来も違います。
- kibou218
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Lレンズが高いのは、それなりにコストを掛けているからです。 UDレンズは、ガラスの製造に10倍のコストが掛り歩留まりも劣ります。通常の光学ガラスより柔らかいので、研磨にも高度の精度が要求されます。 また、研削非球面は、1枚づつしか研削出来ませんので、研磨コストは球面レンズの100倍と言われています。 また、100万本売れるレンズと1万本しか売れない(売れなくてもよい)レンズでは、当然、値段の付け方が違います。
- higejii3
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開放F値は、レンズの焦点距離(f)÷レンズの口径(D)で求めます。 よって、同じ口径なら焦点距離が長いレンズほど暗くなります。 同じ明るさにするには焦点距離が長ければ長いほど、大口径のレンズが必要になります。 大口径のレンズは、収差や歪と言う点で、小口径のレンズと比べて精度が必要になります。 またこれらの大口径レンズを使用するユーザーの要求もそれを求める事になります。 収差を減らすために高価な材質を使わなければならないこともあります(ガラスはどれでも同じでは有りません)。 だからどうしても明るいレンズは高価になります。