バーチャルサラウンドについて

質問

今、バーチャルサラウンド機能を謳う機種が多く出てますよね。ＱサラウンドとかＳＲＳヘッドホンなど各社いろいろと規格があるようですが実際、効果の方はどうなんでしょうか？僕は最近、ソニーのＳＲＳ－ＶＳ１という、ホームシアタースピーカーを購入しました。スピーカーユニット２本で『バーチャル５．１ｃｈ』サラウンドを楽しめるという機種です。使ってみて、正直まだ５．１ｃｈになってるなと感じれないのですが、これはあくまでバーチャルだからでしょうか。

俗に、「スィートスポット」たるものがバーチャルには存在し、適切なスポットに入らないと効果が体感しにくいといわれています。でも、スピーカーの説明書などではセッティングのポイントなどの解説もないのでどれぐらいスピーカーから離れたらいいのかわかりません。いろいろと試してみたいのですが部屋も狭いため、あまり多くはできません。

セッティングのポイントなどあればぜひ教えてください。よろしくお願いします。

回答No.1

noname#25358

部屋の造りはどうなってるでしょうか。
　普通の日本家屋でしょうか？　それともコンクリートか、あるいは昔ながらの土壁でしょうか。

　スピーカーはですね、とかく、家の造りがかなり影響します。壁が音を吸収（または透過）させるような材質であれば、それだけクリアな音に聞こえますが、反射がないので安っぽくなります。
　逆に反射性の高い壁の場合、ある程度以上スピーカーに出力があれば、音が部屋の中で何度も反射するので高級な感じになります。
　音にこだわる人の中で、ときどき家自体を改築する人がいるのはこのためです。
　変に抜けたような音がするようであれば、それを確認してみてください。

　でですね。
　スイートスポットについてですが、これは、スピーカーから出る音の交点のことです。
　スピーカーを部屋の壁に対して直角に置いてませんか？
　それだとスポットが特定しないので、バーチャルサラウンドの効果が半減してしまいます。
　２つのスピーカーを、普段あなたが一番よく座っている場所に対して正面を向いているようにセットし、スピーカー同士をある程度離して……そうですね。部屋の両サイドくらいに置いてみてください。
　その状態で、たとえばＦ１の中継を見ると如実に分かると思います。

　バーチャルサラウンドというのは、「正面」「斜め右」「斜め左」「真右」「真左」の５つの場所にスピーカーがあるように感じさせるもので、これは、「斜め右」「斜め左」の２箇所にスピーカーを置き、そのスピーカーの向きの交点に座った状態でないと、感じることはできません。

　なぜなら、スピーカーの左右から出る音の時間差を利用して距離感を作り出しているので、スピーカーと視聴者の距離が変わるとそれも変化するからです。

　もっとも……。
　バーチャルサウンドを実現するうえで大事なのは、スピーカーよりソフト自体なんですけどね(^_^;
　ソフト自体にバーチャルサウンド的な音が記録されてないとナンにもなんないですし(笑)

お礼

親身になってご回答くださり、ありがとうございます。

家屋は鉄筋です。へーベルを多用した外壁です。部屋自体の壁は木で、外壁との間にはかなりの量の断熱材が入っています。

セッティングに関するアドバイス、ありがとうございました。残念ながら部屋が
あまりにも狭いもので、正直この部屋にホームシアター？？？っていうほどの
広さしかないんです。親と同居していて、自分の部屋に設置したっていうこと
自体に無理があるのかもしれません。

音の交点を微妙にずらしてセッティングを再度行ってみます。問題は他にも
あるかもしれません。スピーカーと自分の距離、スピーカーを置く高さ．．．
バーチャルサラウンドが体感できるようにセッティングするのは思いのほか
大変かもしれませんね。

５．１ｃｈサラウンドを体感したいためにやけにアクションものとかＳＦ、
戦争物とかをレンタルしていて、本来の好きな映画を楽しみたいという
もともとのＤＶＤの購入動機からどんどんはずれていってる自分が少し
悲しい．．．です。なんかおすすめのソフトあったらよかったら教えて
下さい。