４音パワーコード？ リフ

質問

２音、３音パワーコードは聞いたことがあるのですが４音パワーコードというのは存在するのでしょうか？またどのようにやるのでしょうか？
またギターリフという言葉を良く聞くのですがそれはなんなのでしょうか？すごく情けない質問で申し訳ありませんがどなたかご教授お願いいたします。

回答No.2

piyo2000

パワーコードとは、一般的に#1さんが仰っているように「メジャー・マイナートライアドから3rdを省略したコード」と定義づけられています。
トライアドコードというのはメジャーならC（ド・ミ・ソ）、マイナーならCm（ド・ミb・ソ）という3音（＝トライアド）で構成されたコードで、よく使う基本的なコードですよね(^^;

で、パワーコードはその真ん中の音、つまりメジャーなら3rd、マイナーならマイナー3rdを省略したコードということになります。海外のスコアでは「C5」などと書かれていることもありますね。

ところで、６弦および５弦がルートとなるトライアドコードのフォーム、といえば

　Ｇ　　Ｇm
--3-----3----root
--3-----3----5th
--4-----3----3rd
--5-----5----root
--5-----5----5th
--3-----3----root

　Ｃ　　Ｃm
--3-----3----5th
--5-----4----3rd
--5-----5----root
--5-----5----5th
--3-----3----root
-------------

を真っ先に思い浮かべると思います。
この場合、3rdに当たるのは上記のＧ/Ｇmの場合3弦、Ｃ/Ｃmの場合2弦です。ですので、これを弾かなければそれぞれ「Ｇ5」「Ｃ5」ということになります。

２音パワーコード(普通は「パワーコード」といえばこれ)は６弦ルートなら６＆５弦、５弦ルートなら５弦＆４弦のみを弾き、ちょっと厚みを出したい場合は３音パワーコードに、つまりそれぞれ４弦・３弦(いずれもルートのオクターブ上)を足してやれば良いということになります。

パワーコードの特徴として
・メジャー/マイナーを決定付ける3rdが省略されているので、どちらのコードでも弾ける(C7やCm7等、トライアドが含まれるコードなら何でも良い)
・低音弦を基本にするのでパワフルな響きが得られる(「パワーコード」と呼ばれる所以)
が挙げられます。

質問の「４音パワーコード」ですが、これは無理やり当てはめれば
・上記Ｇ/Ｇmフォームなら3弦をミュートして6542/6541弦のみ鳴らす
・上記Ｃ/Ｃmフォームなら2弦をミュートして5431弦のみ鳴らす
ということになると思います。要は、とにかくルート+5thの組み合わせで4音チョイスすれば良いことになります。

ただ#1さんが仰っているように、このような4音パワーコードは珍しいと思います。パワーコードというのは「ストレートでパワフルな響きが得られる」のが特徴ですから、その特徴を殺しかねないからです。

回答No.1

noname#199778

少し音楽理論的な説明をすれば、パワーコードと言うのは、ルート音とルート音の5thに当たる音の2つの音程で構成される複音のことです。
私見ですが、音程的にこの二つの音だけで構成されていれば、とりあえずはパワーコードと称しても良いと思います。 (一般的には、6弦にルート、5弦に5thの音を配置したフォームか、5弦にルート、4弦に5thの音を配置したフォームのみをとってパワーコードと称するという説もあります。)
3音のパワーコードは、ルート音の1オクターブ上の音を加えたフォームのことだと思います。 これは、同時に鳴らしている弦の数は3つですが、鳴っている音名はパワーコードの構成音に含まれる2つの音だけです(オクターブ差の同音名の音が含まれます)。
それと同じ要領で考えれば、鳴っている弦が4本のパワーコードと言うのも、できないものではないと思います。 その場合は、ルート音ないし5thの音のオクターブ差の音程を加えることになりますね。 例えば、少しフィンガーストレッチに慣れている必要はあるでしょうが、6弦1f-5弦3f-4弦3f-3弦5f(F)のようなフォームとか、5弦1f-4弦3f-3弦3f-1弦1f(Bb：2弦は小指などでミュート)と言うようなフォームなどが考えられるでしょうか。
ただ、現実的に4つ弦を鳴らす形のパワーコードを使っている例は、珍しいと思います。

ギター・リフと言う言葉については、ギターが演奏しているリフのことを指しています。
リフと言うのは、riffという英語で、曲中で反復して繰り返し演奏される短いフレーズの事を指します。 曲のバッキングとして、1小節とか2小節とかの短い単位で、同じフレーズを繰り返し演奏しているものを、リフと言います。
このリフを、ギターが弾いていれば、そのことを指してギター・リフと表現することもあるでしょう。

参考になれば。

お礼

皆様のご意見、大変参考になりました。心より感謝申し上げます。またよろしくお願いいたします＾＾