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ボーイスカウトです

私はボーイスカウトです。50歳過ぎてもボーイスカウトです。「ひとたび、スカウトに誓いを立ててなりし身は、いつもいつもスカウトだ。」 そうありたいと願っています。 現在のスカウト活動はどの様なものなのでしょうか。 昔は「ボーイスカウトです。」といえば誰もが私有地をキャンプサイトに提供してくれました。 追跡ハイクもしました。夜間ハイクもしました。パトローリング(軍隊でいえば分隊規模で警戒・偵察しながら進行すること)もしました。手旗信号もモールス信号も憶えました。救急法も憶えました。 楽しかったなぁ。 ボーイスカウトは単なる奉仕団体ではないはずです。 軍隊を忌避するあまり、その良いところもすべて捨て去ってしまうのは、私は賛成できません。 現在の活動状況をお教え下さい。

みんなの回答

  • GTAC
  • ベストアンサー率69% (316/454)
回答No.2

現役のベンチャー隊長20年目です。(昔のシニアー隊長です)まずは 日連、愛知県連盟のホームページをごらんになることをお勧めします。 昔と変わった点はいくつかありますが、社会の変化への対応が主であり、指導方法(班制度、進歩システム)や教育目標(ちかいとおきての実践)についてはいぜんのままです。各団や地区に昔のことを知っているキーパーソンが残っていますので大きな変更はありません。 1 女子の受け入れ(すでに大学生になっています)3割くらいは女子の団もある 2 ビーバー(幼稚園年長から小1)の新設   ここは親子同伴が原則 3 カブへの入隊者の減少(野球、サッカー、塾に流れる) 4 BSへの上進者の減少(受験激化、中学受験のための塾通いが多い)(スカウトの減少に伴い廃団となるところがある) 5 スカウト上がりの指導者の激減(上進者が少なく、学生や社会人になって続けてくれるスカウトが少ない)保護者にお願いするケースが多い。団によってはスカウトの入団の条件として育成会役員、団委員、指導者のいずれかをやることを求めているところがある。 6 指導者の高齢化 新規指導者のなり手が少ない。地区の円卓、地区協議会のメンバーは20年前と変わらない(当時40代のひとがそのままなので60歳以上が多い) 7 スカウトの性質の変化 以前は外遊びや友達遊びが好きな子供が多かったが、最近は男の子でも家で遊ぶようになっている。さらに引きこもったりわがままであったり、虚弱だったりする子が増えている。こういった子の親が、ボーイスカウトに協調性や自立などを求めて入団させるケースが増えている。このため、女子スカウトの存在もあり「おとなしい」感じになっている。 8 ジャンボリー、キャンポリーなどは参加が容易になっている(希望すれば行ける) 9 進歩制度が若干変更。少年技能章がターゲットバッチという名前になった。カブの矢章がなくなり、何とか博士という名前に変わった。(求めるレベルはかなり易しくなったが、基本的には同じ) 10 富士の取得が容易化 (以前は各県1名という困難さではなくなり、県で毎年数名は出る。やる気さえあって続けていればエリートでなくても取れる)そのかわり、御所への表敬訪問は全員でなく代表になった。 11 育成団体、寄付の減少 お寺、神社、教会、幼稚園などが主だった育成団体だったが、最近は減少している。ライオンズクラブや地域の商工会、中小企業や商店などからの寄付が激減しており、原則保護者から徴収する会費でまかなっている。このため、指導者への就任などとあわせて保護者の家庭事情から入隊をあきらめざるを得ない子供もいる。 12 安全責任の強化 指導者は原則研修所(3泊4日)の修了が条件となっている。指導者は各種保険への加入や計画書のチェック、地区への提出などが求められる。以前のように「自分で計画してハイキングに行ってどっかに泊まらせてもらって来い」といったことは不可能。事前に指導者がチェックして対策を講じていないとボランティアであっても指導者に責任がくる。指導者が自分の車にスカウトを乗せて行くことは原則行わない。山岳、水上活動などは細心のリスク対策が求められるので、専門家にお願いしたりスクールなどプロを利用したりします。(その分費用がかかります) その他 軍隊、奉仕団体については誤解が多いのではないかと思います。旧陸軍軍隊式の鉄拳式でやっているところはいまやどこにもありません。ローバー隊まで進級しているスカウトは災害ボランティアを買ってでていて実力を発揮しています。各団ともBS段階で救急法の講習、炊き出しの練習などをおこなっており、万一の場合「人のお世話にならない、人のお世話をする、そして報いを求めない」という思想で訓練しています。

参考URL:
http://www.scout-aichi.or.jp/
kanichi
質問者

お礼

ありがとうございました。私の頃も流石に鉄拳はありませんでした。時代に応じて活動なさっていることがよく分かりました。皆様のご丁寧なご回答に感謝して、あえてどなたにもpointはつけません。悪しからずご了承ください。

noname#11177
noname#11177
回答No.1

>昔は「ボーイスカウトです。」といえば誰もが私有地をキャンプサイトに提供してくれました さすがにそれは無いです。 ただ、理解ある方たちは快く貸してくださいます。 地元のかたがたにはお世話になりました。 >追跡ハイクもしました。夜間ハイクもしました。パトローリング・・手旗信号もモールス信号も憶えました。救急法も憶えました 一通りの事は全てやってきました。 消防の講習会に行ったりもしましたね。 雪国出身ですが、地獄の雪中キャンプなんてのもありました。さすがに1回でやめましたけど。 さらに、自分達だけだと思いますが、キャンプ道具一式を持って(特にでかいテントを持つやつは地獄です)行きつけの8キロ先のキャンプ場まで走っていってました。ほかの人は歩いていくんですが自分達だけまさに軍隊さながらでした。しかも中学のときにです。リーダー達はあまりの速さにビックリしてました。高校入ってからはやらなくなりましたけど。 他に、パラグライダーしたり、ヨットの操縦教えてもらったり、他ではやらないようなこともしました。 もちろんボランティア活動にも積極的に参加します。 海外派遣という貴重な体験もさせてもらえました。 後輩たちのことはわかりませんが、指導者が変わっていないのでおそらく同じようにやってると思われます。 昔の事は知らないのですがそんなに変わってないのではないでしょうか。少なくとも自分のところは。 あ!変わってるはずの事があります。 最近はほとんど薪使いません。 環境への配慮でガス使うようになりました。 自分ところは10年くらい前かららしいです。 あと、昔は黄色い横長布ザックだったと聞きましたが、当の昔にそれは無くなってハイテク素材のいいザックです。父の話では相当楽になったらしいです。 全国共通か知りませんが、うちの父の頃は冬でも半ズボンだったらしいんですけど、今じゃ冬に半ズボンは誰もいません。ここは弱くなったんでしょうか。

kanichi
質問者

お礼

ありがとうございました。私の近辺ではほとんどスカウトを見かけません。私の少年時代の楽しかった思い出のほとんどがスカウト活動でした。そういえば昔はテントもザックも綿でした。さらにその上に中華鍋をくくりつけました。その珍妙な格好といったら…。環境への配慮からガスですか。その意図には大賛成ですが、なにか寂しいですね。

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