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アイロボットについて
公開してすぐに観たのですが未だに解決出来ない疑問が三つ有ります。 1・ラストシーンが、夢の複線も含めて意味不明。ロボットの自立が示唆されているとも思えないのですが…。 2・一番最初の博士殺害ですが、三原則が全く機能していないのは何故か?劇中で確かに三原則を全く無視出来るロボットであるというフリは有りますが、他の明らかにホストコンピュータの支配下に置かれたロボット達とは状況が違うように思われます。 3・この作品、アシモフの嫌いなフランケンコンプレックスが月並みな形で前面に現れていますが、何故この様なストーリーでの公開となったのか、原作者としてのアシモフの反応はどうだったのか、御存知の方いらっしゃいましたらお答え下さいまし。 映画としてはそれ程観るべき所は無いものの、良くあるSFアクションとしてはまあまあ面白かったかと思います。ただ、私はそれ程コアなアシモフのファンと言うわけでは有りませんがたまたまロボットシリーズを少々読んでいたので疑問が湧きました。何故にこの作品が「アイ・ロボット」なのか?私の読んでいない原作等からその答えが推測出来るのかも知れませんが…。宜しくお願いいたします。
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1. 「目的を終えたあと、どうしてよいのかわからない。」 自立したロボットの今後は皆さんの創造にお任せではないかしら。 2. 博士はロボットに疑いがかかるように, 他殺に見せかけ自殺したのでは。SONNYがやったにしても, 彼はユニークだからね。いずれにせよ, 博士の誘導によってVIKIの存在が明らかになるわけだね。VIKIに疑いを持っていることを気づかれたら, その時点で博士はVIKIの操るロボットに殺されていただろう。SONNYも博士は何かに怯えていたと言ってるし, だから, SONNYが殺していないと言ったのは嘘ではないと思う。 質問3について. 日本版の公式サイトのProduction notesを読むと書いてありますよ。そこから抜粋しますと、 ジェフ・ヴィンターが、売り込み用に書き上げた「ハードワイアード」と題する、ロボットが容疑者となる殺人事件を描いたSFミステリーの脚本が、そもそもの始まりだった。(中略) 一方、デイヴィス・エンタテインメント・カンパニーがアイザック・アシモフの「われはロボット」の映画化権を取得し、それが助け船となった。プロヤス監督は、アシモフ作品の要素を追加して、映画の全体像を構想し直した。 私はこの映画,気に入ったよ。
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- love_neko
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はじめまして。私個人の意見ですが 私もラストシーンは2つの意味が考えられ質問しようと思ってました。 疑問1について 案1:夢は自分が今後のロボットを導く立場になっていた 案2:自分が導くたちばとなってロボット達に希望の目で見られると、今回のような反乱を起こすような将来への不安を示していた。 疑問2について 三原則もホストコンピュターの指示も影響を受けない新しいロボットとして位置づけられていたように感じました。 疑問3について 原作読んでないので上記2点も的外れでしたらすみませんです。 わかるといいですね!!!
お礼
有難う御座います。 >案2:自分が導くたちばとなってロボット達に希望の目で見られると、今回のような反乱を起こすような将来への不安を示していた。 これが好きです! ただ私としてはここまでの意味を観客に理解させようとして無かったように思います(私が理解できなかっただけ?)。結局フランケンですかね?
- BLUEPIXY
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個人的な評を言っても正しいかどうかわからないので、 3.だけ アシモフ博士はもう亡くなられています。
お礼
あ、アシモフの著作権利者関係と書くべきでした。ありがとう御座います。
お礼
>自立したロボットの今後は皆さんの創造にお任せではないかしら。 なるほど。今後は夫々で想像(創造)って事ですね。 > SONNYが殺していないと言ったのは嘘ではないと思う。 博士に誓わせられたのは窓を割る事だけという解釈ですね。それならば直接危害を加えるわけではないので弱められた第一条ならば矛盾はありませんよね。 >アシモフ作品の要素を追加して、映画の全体像を構想し直した。 おお、そういうことでしたか! アシモフの『われはロボット』が原作だと思うから疑問が湧いたのですが、そういうことならば納得です。アシモフのロボット物と作中の名称、登場人物名などが微妙に一致した事と、有名な3原則の為か私なりのイメージが固定してしまった感が否めませんでした。有難う御座いました。