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HDD(APFS)をFirst Aidエラー
ma1mac os12でディスクユーティリティ.appで、 Time Machineに使用してるHDD(APFSフォーマット)をFirst Aidにかけたら修復出来ないと表示されます HDDを初期化し直しても同じ結果です 試しに古いマックで使用したHDD(MacOS拡張(ジャーナリング))をm1macに繋げてFirst Aidにかけたら問題なく検証できます 何がいけないのでしょうか?
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APFS Format だからです(^^;)。 SSD や SD Memory Card 等では APFS でも O.K. ですが、HDD は APFS Format にすると動作を保証できない可能性があり、一時期、MacOS は Time Machine 指定 Volume を HFS+ で Format し直してから動作させていました。 MacOS12 の場合、古い Mac から Update していない限りは全て SSD 仕様ですので HFS+ Format し直す事無く Time Machine を動作させてしまうのでしょうね……当然 Disk Fast Aid をかけると動作不良に陥りますし、Time Machine が正常に動作していない可能性があります。 APFS では File の Copy 中に他の File Copy を行っても、同時に 2 つ以上の File を Copy し始めます。 HDD は Head が 1 つ (1 軸) しかありませんので、同時に 2 つ以上の File を Copy するためには File A の Copy を途中で中断して File B の Copy を始め、File B の Copy を中断して File A の Copy を始め、File A の Copy を中断して……と各々の File を細切れにして彼方此方に Copy する事になります。 この、File Data 細かく「断片化」して彼方此方に配置するという手法は HDD では「Fragmentation (断片化)」と言って、Data 転送速度を著しく低下させたり、読み取り Error を起こす原因となります……このため、HDD しかなかった時代には De-fragmentation Utility Software と言って Fragmentation を解消する Maintenance Software が販売されていたほどです。 SSD や SD Memory Card では多数の Block 化された Memory 群に Data を分割して同時に読み書きさせる事により高速化を図っており、Data が細かく分割されても読み込み時にはきちんと整列され直して出てきますので Fragmentation を心配する必要がなく、複数の File を同時に Copy しても全く問題ありません。 APFS Format はそうした SSD や SD Memory Card といった Solid State Memory 用に最適化された Format 型式であり、HDD を APFS Format すると返って事故の原因となってしまうのです。 Time Machine は Original File と次の File との差分のみを記録していく方式ですので「差分の差分の差分の……最初の差分と Original」といったように Original Data まで延々と遡って Data を復旧しなければならない事から差分 Data が断片化して彼方此方に散らばってしまうと Original Data を復元するまでに物凄い演算動作が必要となり、途中で断片化した Data をきちんと復元できないと、延々と待たされた挙げ句に「復元に失敗しました」との表示が出て Mac が手の付けられない状態 (一から OS を Install し直すしかない状態) になったりします。 そうならないようにするためにも「HDD は HFS+ で Format、APFS は SSD か SD Memory Card 専用 Format」とした方が無難です。 ……まぁ HDD を APFS で Format すると「絶対に壊れる」というわけでもないので APPLE は「HDD は APFS Format しないでください」とは言いませんが、HDD の Fragmentation に悩まされた 20 世紀からの Mac Owner ならば APFS と HFS+ を使い分けているものです(^^;)。 素敵な Mac Life を(^_^)/
お礼
そうなんですね。知りませんでした ありがとうございます。