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デジカメの基本的な機能について(1)

partsの回答

  • parts
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回答No.7

長いので、理屈が苦手なら、後半のーーーまとめーーーを読んで下さい。1とか2とか関係なく例を説明しています。 露出もあれば、露出補正もあるので説明は面倒であり、読んでも実際に体験していないなら分からないのでは無いかな? (1)について、露出は絞りの量に基づいて、シャッターが開き光が届いている時間を調整する機能です。露出時間を物理的に調整する露出は主にシャッター速度とf値(絞り)によって制御されます。デジタルではこれにISO感度も加えて制御している場合があります。 それに対して、露出補正(EVステップ補正)は、それらの制御に割り込みを掛けて微調整し(機種依存ですが製品の設定によってはHDRによる露出合成やDual/Triple Pix処理を組み合わせて行うケースもあります)明るさをアンダーまたはオーバーに調整するための機能です。撮影モードによっては、ISO感度を増感して行うケースもあります。 ISO感度というのは元々はフィルムの感光性能(光を受けたときに反応する力)のことです。例として言えばISO100のフィルムは、同じ絞り値、同じレンズ、同じ被写体を同じ光源で、同じ時間に撮影した場合、ISO400のフィルムに対して、4倍の時間露光しなければ、同じ明るさにはなりません。 というものでした。一方で、感光性能が高いということは、ちょっと強い光源下では白飛びするという特性もありました。夜間などの撮影には良いが、明るい場所では使えなかったわけです。 デジタルカメラにおけるISO感度は、センサーが受け取った信号を、いくつかの技術を用いて増幅するデジタル技術です。ISO100に対して400なら4倍明るくなります。ただし、この技術にはトレードオフがあり、8倍、16倍と増感していくのに隣り合ったセンサー(画素)の信号を一緒に纏めて1つの画素に見立てて輝度を上乗せします。そのため、センサーの性能によりますが、増感率を高めるほどデジタル特有のノイズや、解像感の低下が発生するようになります。 また、極度に明るい場所で増感するとオーバーになり白飛びしますのでご注意ください。 (2-1)同時刻にオートで写真を撮るのなら少し暗い部屋と明るい部屋どちらが鮮明に撮れますか? A/カメラの性能(得手不得手)と撮影する被写体や光源の向きによりますので、何とも言えません。まあ、明るい方がオートは強い傾向がありますけど被写体が逆光の明るい部屋では満足な撮影ができないこともある。要は、満足できた時には満足な撮影なのでは?としか言えません。 (2-2)これらそれぞれの環境でマニュアル撮影する場合に、ISOや露出を調整する必要があるのでしょうか? A/マニュアルというのがフルのM(マニュアル)モードなら普通は露出(シャッタースピードとF値)と必要に応じてISO感度を調整するのは当たり前です。だからマニュアルと言います。何もしなくてもマニュアルで綺麗というのは、たまたま設定値がシーンとマッチしていただけであることが多いです。 P(プログラマブルオート)モードなら、AF/AFで足りないなら露出補正(EV補正)を掛ける。(この他にAE/AFロックを使うプログラマブルシフトなどの機能が備わったカメラもありますが、割愛します) S(シャッタースピード優先)なら、シャッタースピードで調整を掛けて、被写体が逆光などで暗くなるなら、露出補正(EVステップをプラスに0.3~2)で明るくします。 A(絞り優先)を使うかどうかは知らないが、絞り優先なら、被写体の被写界深度を絞りで調整したあと※、一番撮影したい中心被写体がアンダー(暗くなる)なら、EV補正し、プラス補正し、明るすぎるならマイナス補正します。 ※F値を上げるほど深くまでピントがあい、F値を下げるほどピントは浅くなり背景前景がボケます。またF値が低いほど開放になるため同じシャッター速度でも明るくなり、F値が高いほど暗くなります。 プリセットオート/シーン(セレクト)オートは、シーンに最適化されるため、露出補正などはできないはずです。 オート(シーン自動選択オート)は、機種によって露出補正のみ可能な事があります。 尚、他のモードでも機種によってEV補正の範囲やEV補正不能の撮影モードを搭載している場合がありますので、この辺りはカメラの説明書を確認してください。 まあ、簡単に説明するとISO感度の増感は明らかに全体の光源が不足している場合や、手ぶれや高速に移動する被写体を連写したい場合を除けば、通常は使いません。 一方で、一般にEVステップによる露出補正は、例えば逆光で撮影した人の顔が真っ暗で見えないとか、そういう場合にプラス補正を掛けると、背景が多少オーバー(白く飛びかけになって)でも、顔はしっかり撮影され、暗い場所から白飛びするほど明るい屋外を撮影したときに、マイナス補正を掛けると、暗い屋内はより暗く写りますけど、屋外の撮りたい画をしっかりと映し出すといった場合に使います。 要は、カメラはシーンなどから被写体を選びつつ機種のプリセット平均値で明るさを調整していますけど、それが必ずしも撮影対象にとって最適な光源状態(明るさ)とは限らない訳です。その際に、露出補正を掛けることで、撮影者が取りたい物を適切な明るさで撮影出来るのが露出補正です。主に被写体がアンダー(黒く潰れる)場合と、オーバー(白飛びする)場合に使います。 一方で、ISO感度はとにかく夜などで風景そのものが暗い場合や、シャッター速度が遅すぎて被写体がぶれるような場合などに、利用するのが一般的です。 それから、ホワイトバランスは、届いている光の色に対して、真っ白の場所を指定することで、全体の色味を暖色系にするか、寒色系にするかなどを調整するものです。白熱球の電灯の下だと、光が温かみのあるオレンジである分、暖色傾向になりがちなので、撮影時にもう少し白っぽく調整しようとか、そういう場合にホワイトバランスで光源モードを変えると、色の印象が変わるでしょう。 画像モードというのは、ちょっと機種依存がありそうなので、何を示しているのかは、カメラのマニュアル(取扱説明書)を読んで下さい。 ーーまとめーーー そもそも、デジタルカメラというのは、フィルムとは違って、撮影してもすぐに消去することも可能ですから、回答を読んだところでイメージが浮かぶかというと、何とも言えません。 とりあえず、質問するより、その部屋で、昼間や夜など時間などを変えつつ、何枚か露出や設定を変えて撮影してみるとよいのではないでしょうか?別に被写体が人である必要もないでしょうから、貯金箱でもマグカップでも草花を1輪コップなどに入れて撮影しても良いでしょう。 試せば露出の意味やISO感度の意味が分かるはずです。 どういう時に使うと最適なのか、どういうシーンで使うと自分や周りから見て(人に見せたときに)素晴らしい画(写真)になるかは、この部屋だから、この光源だから、この明るさだからと決まっている訳ではありません。被写体をその部屋中またはその部屋から見えるもののうち何におくかになります。 暗い建物の内側にある看板をその暗い建物の中から逆光で撮るなら、露出はプラス補正かもしれません。その看板を抜けて、建物の外に犬がいるじゃないか?可愛いな撮っちゃおうと思ったら、真夏のギラギラ太陽なら、犬が白飛びして見えなくなるので、アンダーにするでしょう。 犬が凄い速さで駆け回っているじゃないか、撮影しても動きが速くて被写体がぶれちゃうよ。と思ったら、ISO感度を上げる。ちょっと暖色系がいいかなと思うなら、ホワイトバランスを電球色にしてみると色味が変わるでしょう。 同じ画角でも同じ光源でも、被写体を何に定めているか、どこをメインにするか、どんな印象で撮りたいかでカメラの設定は変わります。 そして、オートというのは、それらを今視覚で見ているであろう風景と同等に近い形で撮るだけです。時々ミスがありますので、そこでオートでも予め露出補正※を掛けたり、AE/AFロックを使って調整する※という人もいます。(※機種によってできない場合もあります)

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