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昔は海外旅行が気軽に行けるものではなかった訳

海外旅行が身近になったのは80年代頃からでしょうか。それまでは、何故、海外旅行は身近な存在とは言い難い状況だったのでしょうか?国内旅行よりは遠い所が多いものの、そんなに大騒ぎするほどのことはない気がするのですが。

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10491/32993)
回答No.5

1970年頃、このときはまだ1ドル360円の時代だと思いますが、そのときの日本とロサンゼルスの航空運賃が片道370ドルだったそうです。たぶんなのですが、まだ当時は今のような割引券とかそういうのはほとんどなかった時代だったと思います。 おおよそ13万円というところですが、当時の大卒の初任給が9万円。タクシー初乗りが130円でカレーライスが150円だったのですから、今だと片道30万円くらいの感覚ですかね。つまりアメリカ旅行に行こうかと思ったら、個人での旅行だと100万円くらいかかる感覚でしょうか。 だから「アメリカ横断ウルトラクイズ」が始まったのが1977年だったのですが、私も80年前後くらいの放送を見ていたときは「アメリカを横断するなんて、途方もなくスケールが大きい憧れの旅だなあ」って子供ながらにワクワクしながら見ていました。Wikipediaにもありますが、当時は海外旅行に行くのが初めてという参加者も多かったそうです。そういや、初期の予選で落ちたときに「せっかくこれに合わせてパスポートをとったのに」っていう人がよくいましたね。 ヨーロッパとなると、また遥か彼方です。80年代まで、ソ連という国がありましたのでその上空を通ってヨーロッパに行くことができず、当時はアラスカのアンカレッジを経由してヨーロッパに行くしかなかったのです。20時間か、あるいはもっとかかったかもしれません。だから片道で実質2日かかるってことですよね。行き帰りだけで3~4日はとられることになります。まだ週休二日制じゃないところも多かったあの時代にそんなに長い休暇をとることそのものがとても難しかったでしょうね。 また当時はまだ東西冷戦がありましたので、行けない国や行くのに躊躇する国も結構ありましたね。中国とは1972年に国交が回復したものの相手は共産国でしたからそう簡単に入国できません。今の北朝鮮に観光に行くくらいの感じだったでしょうね。また韓国は軍政でソウルは戒厳令下にありました。だから私は韓国って「怖い国」ってイメージが強烈にあるんですよ。当時韓国旅行といったら「売春ツアー」くらいでしたね。板門店なんて、リアルに撃ち合いが起きそうな空気感がありましたからそう気軽に観光に行ける場所ではありませんでした。フィリピンもマルコス大統領による軍政下にありましたから物騒なイメージがありますね。それは治安が悪いだけではなく、クーデターが起きるかもしれないとかそういうのも含めてですね。 まあ考えてみたら、当時は日本でも左翼過激派によるあさま山荘事件とか連続ビル爆破事件とかありましたからね。

noneya4
質問者

お礼

今は行きやすくなったんですね。

その他の回答 (5)

  • dogchibi
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回答No.6

為替やビザの問題もですが、一番大きい原因は、ジャンボ旅客機が飛ぶようになったからだと思います。 ジャンボ旅客機とは、ボーイング747型機のことですが、それまでの旅客機の150人くらいの座席数に比べると450人くらい運べる大きさだったので、一気に空の旅が広がったのです。席を埋めるために航空券代も安くなりました。 1970年に羽田空港に友だちとジャンボ機を見に行って、その大きさに驚きました。あまりにびっくりしたのでこうやって年代を覚えているほどです。

noneya4
質問者

お礼

ジャンボ機の登場によって航空券が下がったんですね。

  • Gletscher
  • ベストアンサー率23% (1525/6504)
回答No.4

一番は金額でしょう。 今は韓国に2万円とか、ハワイに13万円とか、欧州でも20万円代でも行けますが、私がドイツによく行ってた80年代はツアークラスでも38万円くらい、私が使ってたビジネスクラスでは85万円でしたからね。

noneya4
質問者

お礼

値段が安くなったんですね。

回答No.3

入国審査が厳しい、査証が必要な国が多かったことがハードルになっていたからだと思います。80年代に米国の入国でも、マレーシア航空などを利用すると、短期の観光でもビザ取得が義務でした。私もロスとの往復チケットを購入して、出国まで3か月の間に米国大使館でビザ取得に大変だった、フランス大使館などでは、申請しても、1か月以上の待ち時間があったので、出国までに間に合わないので、米国本土のフランス大使館で即日発効されたときは驚いたものです。 手順として、ビザ取得の申請書を貰いに行く、この段階で予備審査があり、チケット、滞在ホテルの予約の確認証、目的などを大使館で確認され、必要な申請書の様式と注意事項の書類を渡され、面接日を指定されました。その面接日も2週間程度の待ち時間がある、申告書とパスポート、預金残高証明や住民票、写真などを貼付し、手数料もパスポートの代金よりも高額だったと記憶しています。光彩の色とか、人体の識別の項目を書き込んだ申請書と面接官が照合しながら質問される、私の数人前までの人の複数が許可できませんと拒否されていたので厳しい審査でした。 また、米国での入国審査もそれなりに時間がかかった、私の場合にはロス空港で3時間程度列で待たされ、5分以上ビザの確認と質問で無事許可されたのですが、それも複数の人が入国拒否、別室で審査や強制送還している様子が列から見えました。 列に並んでいる慣れた人、ハワイで入国審査するとハワイからロスへの移動は楽なので高くてもハワイ経由にすればよかったと教えてくれました。米国からカナダへの入国でも別室で30分程度審査された、日本人はかなり厳しくチェックされていた時代だったみたいです。 カナダから英国も大変だった、英国からフランスは楽でしたが、フランスから英国へ再入国するときは審査で非常に厳しかった、荷物を全部調べられ、徹底的に質問されました。フランスのビザも確認のため、大使館へ発行したものかを確認できるまでの時間待たされた、手書きのサインが米国滞在のフランス大使のものか確認したみたいでした。 それでも、英国だけ別格で、ヨーロッパは東以外は移動がほぼ自由になっていた、制限が少なく、その後は米国の観光も短期ならばどの航空会社でもビザを要求しないようになったりと、入国の審査が簡単になることで観光客も気軽に米国へ旅行できるようになったものです。 私はほぼ毎年米国を訪れていたので、どんどん簡略化される手続きを経験できた、湾岸戦争までは入国審査がどんどん楽になったのを感じましたが、それでも、日本人以外はビザを求める国が多く、日本人みたいに気軽に移動できる国の人は一部だと外国人から羨ましいと言われたものです。 中国からの観光客が急に増えたのもビザ発行の簡略化とかと、短期観光ならば免除?の観光を認める日本の変化が原因でしょうし、近くてもビザ取得が厳しいと気軽に観光できる人が制限される、査証取得の厳しさや値段がハードルになるものです。代行業者を利用しても申請まで、面接は本人が必要とか、指定された業者の主催する観光ツアーを利用しないとビザを免除しないなどの移行措置期間もあったと記憶しています。 私の記憶では、80年代の米国の物価は非常に安く感じた、ハンバーガーは50セントでしたし、高くても1ドル、日本で同じものを食べると300円とか500円も請求されましたし、ガソリンも1ガロンで30セント前後、約4リットルで50円程度ですから、日本では1リットルで100円前後を考えると恐ろしく安く感じました。レンタカーが安い、信号もないし、毎日600km程度走っても、ガソリン代などを気にしないし、米国内での移動にグレイハウンドなどの長距離バスを使うよりも安いので気軽に移動できました。 入国するまで厳しさを経験していない人はハワイなどのビザを要求しないか入国審査の簡単な地域だけの人かも知れない、東ドイツにも観光で入国するときは審査も厳しかったし、税金も高かった、当時、日本人の複数の人が入国拒否されていたのは今でも鮮明に覚えています。もちろん、ドイツ語とか英語で入国審査されますし、日本語など通用する国があったか、ハワイは通用しても、大部分の外国は通訳必須か英語などが必要だったのも観光が簡単ではないハードルだと思います。

noneya4
質問者

お礼

ビザ取得や入国審査が大変だった国が多いんですね。

  • gohide
  • ベストアンサー率23% (236/1001)
回答No.2

やはり為替レートの問題が一番でしょうね。 今は1ドル110円ぐらいですが昔は為替レートが360円と固定されていました。 ですからかなりの円安でした。例えば、100万円を両替すると、現在では 約9000ドルになります。ですが昔は約2800ドルにしかならなかったのです。 ということは今の様に9000ドル両替しようとすれば325万円必要だったんです。 これだけ為替レートが円安だとある程度のお金持ちでないと旅行できないように なっていたんです。それをバブル期の前に為替レートの自由化になり1ドル360円 ではなくなり、どんどん円高になり旅行しやすくなっていったんです。 それと昔は海外に行く飛行機の便も充実していませんでしたし、ジェット機が 導入されるまではかなりの時間が掛かりましたので時間に余裕のある人で なければ海外にはいけなかったんです。 お金と時間の余裕のある人たち以外はほとんどがビジネスマンでしたからね。

noneya4
質問者

お礼

円安だったからなんですね。

回答No.1

 はじめまして。  80年代ごろという数字とは合わないかもしれませんが、少なくとも70年代初頭まではブレトン・ウッズ体制の影響が大きかったと思います。金を本位とした兌換紙幣がドル、各国の通貨はドルとの固定相場ということで、政府がドルを持つということは金を持つということと同じでした。経済的にはどの国も(アメリカ自体を含めて)まだ商業が発達しているとは言えず、従って算出する金の量に換算して経済を回しているという状況でした。  こういう状況ですから、国民が円を外貨に替えて旅行するということは要するに国の財産である金を外国に持ち出すことですので、一般国民が外貨を獲得すること自体が難しかったわけです。国がなかなか許さなかったので。  これもアメリカ自体を含めて、商業が飛躍的に発達しだして、お金の価値を金で裏打ちしておくということが難しくなりました。必要とされるお金の額に対して、金の産出量が少なすぎるという事態が起こったからです。  また、日本が飛躍的に経済成長を成し遂げたのをはじめとして固定相場は必ずしも国ごとの経済力を正確に反映しているとは言えなくなりました。ですから、アメリカはブレトン・ウッズ体制をやめることを宣言します。ドル・ショックとかニクソン・ショックとか言われる出来事、1971年のことです。  このため、お金は物々交換の簡略化という側面を失い、言葉は悪いかもしれませんがただの「数字」になりました。金がなければお金を刷れなかった時代と違い、中央銀行の政策によってこれも誤解を呼ぶ表現かもしれませんが「好きなだけ」お金を刷れるようになって、経済が豊かな国は基軸通貨であるドルをはじめとして有力な通貨を国の財産として持つようになりました。  同じ年、日本は外貨集中制、つまり外貨は全部国が管理する制度をやめています。日本はこうして外貨をたくさん持つ国になりましたので、外国に出かけることができるのは選ばれた人でなくても良くなったのです。  71年から80年代までのタイムラグは、ドルの兌換紙幣という性質がなくなり、日本も外貨の集中をやめ、一般国民が「外国に出ることはさして特別なことではない」という意識を持つ、移行期間みたいなものだと思います。

noneya4
質問者

お礼

71年から80年頃が転換期だったんですね。昔は外貨を持つことが難しかったんですね。

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