• 締切済み

リアルタイムCD再生時のクロック系について

一般的なCDプレーヤーからデジタル出力し、DAコンバータでリアルタイムにアナログ再生する場合の話です。この場合、クロックマスターはCDプレーヤーになると思うのですが、一般的なDAコンバータでは、この(おそらくあまり綺麗でない=ジッターの無視できない)クロック(音声信号からの抽出ですね)を、なんとか綺麗にして最終的なDACのクロックにして使っているということでしょうか?そうすると、CDトランスポートの質も音質に影響しそうに思います。それとも、いわゆるエラスティックバッファのような、クロックを打ち直すためのアイソレーション機構があり、CDトランスポートのクロックはデジタルデータを読み込むためだけに用い、DACのクロックはこれとは無関係な綺麗なクロックが使われるようなDACもあるのでしょうか?また、これを非同期(アシンクロナス)と言っているのでしょうか?この場合は、長期的にビットスリップが不可避だと思うので、商品としては難しいようにも思うのですが。一体型のCDPでは、原理的にはフィードバックが可能なので(バッファがOFしそうならモーター回転を落とす、UFしそうなら回転を上げる、ような)、このような仕組みで音質を上げている例もあるのでしょうか? また、CDプレーヤー、DACの仕組みをよく知らないので、良い参考書があれば教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.2

基本的にはDACに供給されているクロックでD/A変換されます。 DACは大抵内部でアップサンプリング(オーバーサンプリング)していますが、これは前後200計400程度の音のデータから中間点の値を算出しています。つまりリアルタイムのように見えても、後ろ200個分くらいのデータを持った状態で音を出しています。 DACに供給するクロックとデジタルデータを受信するクロックを、2つ用意して別のものを使っているのが非同期とうたっている製品です。 クロックを別に用意してCDPとDACとに同じものを供給するシステムもあります。 これらはデジタルデータの送受信時のエラーを少なくしたりする効果はあるのかもしれません。 D/A変換時には上記のように関係ありません。

kamakuragozan
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます♪ナルホド、アップサンプリングフィルタのタップ数は400程度なんですね。結構、長めな感じがします。ただ、アップサンプリングしてもクロックがCDP由来のもの(を逓倍したもの)だと、CDPのジッターは影響しそうですね(色々とジッター低減策は入っているのでしょうが)。やはり非同期のものがよさそうですね。DENONさんの最近の機種のカタログだとDAC直近クロックがマスターで、メカ部分もこのクロックで動かしているように読めます。同期系だとこれが正解のように感じます。この点は、DAC一体型のCDPの方が有利ですね。もちろん、ジッターだけが問題ではないわけですが(サーボを伴うメカ部分とアナログ回路が同じ筐体にあることは、ちょっと気持ち悪いですね。)

回答No.1

はじめまして♪ いろいろな仮説、実際にどれも試されて製品に応用されています。 各社ともいろいろと考えて、試して、効果が得られそうなら製品として居ます。 ただ、利益を追求する企業ですから、アピール度と売り上げ、製造コストなどの分野で、量産機についてはバッファーメモリーと、リサンプリングでの対応って言う形が多く成っています。 超高級機ではまだまだ模索が続いて、、、、、 と、言いたい所ですが、リーマンショック以降は革新的な変化も少なく成っているようです。 利潤を得にくい現状として、企業側としてはやむを得ないのでしょう。 『(バッファがOFしそうならモーター回転を落とす、UFしそうなら回転を上げる、ような)』 セパレートタイプでもかなり古くに実用化されていますよ。 DAC側からクロック送信して、、GENロックとか言います。 この分野にも一旦メモリー(FIFO)に溜め込んで、ハイビット/ハイサンプリングなどへのリサンプリングなどの手法に置き換わりつつ有る。。。 細かい部分は特許や商標登録等のからみも有るので、全般的な解説書などは少ないと思います。 (少なくとも、私は視た事が無い。。) 各社の独自技術を解説したPR記事などくらいしか存じませんが、特許庁などには特許や実用新案、その他の形で技術公開されている部分は有ると思います。 単なるオーディオファンの私には、そこまで深く調べようという気力は無いのですけれど、、、(苦笑) これ以上は、「オーディオ」というよりも、学問や科学という分野では無いでしょうか? なお、ジッターを減らす事で、音質的に良い変化が得られる、という事実は有ります。 では、ジッターを減らすとドコにどのように作用し、どのような結果をもたらすか、という科学的解析や物理的観測証明って、、、、残念ながら、この点も、よくワカラナイ。 官能判断としては、違いが感じられるのですけれど。 明解な回答ではなくて、申し訳有りません。 でも、まだ回答が付いていなかったので、おジャマさせていただきました。

kamakuragozan
質問者

お礼

さっそくご丁寧な返答を頂き、ありがとうございました。外からクロックを供給できるCDPがあったんですね。S/PDIFとは別にクロック供給ラインを持つような感じですかね。個人的にはDACが完全にクロックマスターになれるので理想的に思うのですが、はやらないところを見ると、コストの問題でしょうか。DAC一体型CDPでは、やられているのかも知れませんね。これに置き換わるリサンプリングというのは、VCOのようなものを使うのかな。そんなにジッターにこだわるなら、PCオーディオやネットワークオーディオに移ればいいじゃん、と言われそうですが、やはり面倒くさくて。 革新的な技術の件、残念ですね。ジッターが音質に与える影響についてのアカデミックな検討は、下記のような研究会があります。 http://niz237gt.sakura.ne.jp/hmlab/ そういえば、大昔、ラジオ技術誌かなにかに「振幅歪よりも位相歪の方が知覚されやすい」というような論文がありました。その時は「だからNFBは有害だ」というストーリーでしたが、今思うと、ジッター問題にも当てはまりそうです。

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