（続）DJミキサーとパワード・スピーカーについて

質問

前回の質問でみなさまに教えていただき、オーディオ専門店に出向いたのですが…

「現状、USBの〈入出力〉のあるアンプはほとんど発売されていない。また、DJミキサーの場合は自分のプレイをPCに録音するのが目的で、PCの音を再生することはできない」

…とのことで、また振り出しに戻ってしまいました…。

質問を極力シンプルに致しますので、オーディオに詳しい方、引き続きよろしくご教授ください！

・MACBOOK PROの音源をスピーカーで鳴らしたい（YouTubeやCDなどをUSBやFIREWIRE出力の高音質で）
・テクニクスのターンテーブルでアナログ盤を聴きたい
・MACBOOK PROにナレーションを録音したい

これらを満たす「もっともコンパクトなセッティング」を教えてください。
やはりPHONO入出力とUSB入出力のあるオーディオインターフェイスを購入し、パワードモニターをつなげる、というのがいちばん小さなシステムなのでしょうか？
オーディオにまったく詳しくありませんので、具体的な機材名／品番があがりますと、大変助かります。

どうぞよろしくお願い致します。

回答No.3

cotto3 · ベストアンサー

こんにちは。

あくまで余談としての参考意見となります。

＞・MACBOOK PROの音源をスピーカーで鳴らしたい（YouTubeやCDなどをUSBやFIREWIRE出力の高音質で）
＞ ・テクニクスのターンテーブルでアナログ盤を聴きたい
＞ ・MACBOOK PROにナレーションを録音したい
＞これらを満たす「もっともコンパクトなセッティング」を教えてください。

アンプ+スピーカー、またはアンプ内臓スピーカーは別途用意する前提でならご希望を満たすベストな商品の一つとしては「t.c. electronic Konnekt Live」というものがあります、というかありました。

もう現行品ではないので中古でしか手に入らないかなとは思いますが良い商品です。

まっとうなオーディオインターフェースとしては珍しくPHONO入力（専用変換コネクタ付き）に対応しており内部にPHONOイコライザー（RIAA1964・1987選択可能）を搭載しています。

マイク録りに便利なチャンネルストリップとリバーブをDSPとして搭載（かけ録り可）、

24 ビット／192kHzにまで対応、アナログラインによるループバックでのRMAAでのテストで全ての項目でExcellentが出せる程度の音質性能がありますのでオーディオインターフェースとしての性能として憂いはありません（PHONO入力での音質は使ったことが無いのでわかりません）。

DJミキサーの多くはS/N比や、特にマイク入力の音質についてはおざなりになってしまっている傾向もあると思えるので質問者さんの使い方では費用対効果としてはKonnekt Liveは優れていると思えます。

中古で1万台～2万円程度で手に入るかなとも思えます（発売初期の価格は8万近くだった模様）、絶対量が少ないのと使ってる方が手放さないせいかあまり中古で出てきませけどもね。

一つ前のKonnekt 24D（PHONO非対応）を買って気に入ったのでKonnekt Liveも買ってみましたが、自分には大満足でした。

（MacがFirewire800の出力しかない場合800→400への変換ケーブル等必要です、その他お使いのMacとの相性は解りかねます）

ということで、参考まで。

それでは。

お礼

非常に具体的なご提案を頂け、大変助かりました！　
t.c. electronic Konnekt Liveを調べてみたところ、希望に叶った商品であることがわかりましたので、なんとか探して購入したいと思います。
ありがとうございます！

回答No.2

Yorkminster

まず、

(1) MACBOOK PROの音源をスピーカーで鳴らしたい（YouTubeやCDなどをUSBやFIREWIRE出力の高音質で）
(2) テクニクスのターンテーブルでアナログ盤を聴きたい
(3) MACBOOK PROにナレーションを録音したい

これらの条件を満たすオーディオI/Fもあることは、あります。ただし、あまり種類が多くなく、(2)の条件を満たしません。メジャーなところでは、Native Instrumentsの製品くらいしか思い当たりません。

もし、PHONO入力がなくても良ければ、つまりフォノアンプを別途用意するので良ければ、かなり多くのオーディオI/Fが条件を満たします。より具体的には、PHONO入力からの音を、いったんパソコンを経由することなく、ダイレクトに出力できるオーディオI/Fであれば良いことになります。価格的には、2～3万円クラスでも大丈夫です（もちろん、高い方が良いですが）。

具体的な機種としては...

操作が難しいのは嫌、ということであれば、たとえばTASCAM US-144Mk2やRoland QUAD-CAPTUREが考えられます。マイクプリにこだわるのであれば、Focusrite Scarlet 2i2もありでしょう。

多少操作が難しくなっても良ければ、もう少し上のグレードも考えられます。

条件(3)に関しては、マイクの選定と、マイク関連の機材（スタンドなど）が問題ですが、これも2万円程度を想定しておけば良いでしょう。

さて、スピーカーですが...これは、正直なところ「好みの問題」としか言えません。プロも人間ですから、「使いやすい道具」には好みがあります。「モニタースピーカーはフラットな音」などと言われますが、聞き比べてみれば相当な違いがあるのは明らかです。

GENELECは、一時期は世界中のスタジオに導入され、今でも定番の地位にありますが、個人的には低音に偏った音だと思います（スモールモニターの場合。ラージは聞いたことがありません）。

予算15万円とすると、スピーカーには10万円くらい割り当てたいところです。先述の通り、じっさいに聞き比べて選んでもらいたいところですが、個人的な感想を交えて代表例を挙げておくと...

・FOSTEX NF1A
「モニタースピーカーと聞いて思い浮かべそうな音」のスピーカーです。かなりタイトな音で、角度や距離の調整がシビアなので、リスニング兼用としては向かない気がします。

・YAMAHA MSP7 STUDIO
一昔前の定番中の定番、NS-10Mの開発チームが作った、というのが触れ込みですが、NS-10Mよりは現代的な音だと思います。ただ、これも、あまりリスニング用には向かないでしょう（かなりの大音量でないと本領を発揮しない気がします）。

・GENELEX 8020
これは、上述の通り。

・ADAM A7X
リボンツイーターらしい音で、やや高音にクセがあります。見通しは良いですが、好き嫌いが分かれると思います。

・KRK VXT6
北米では定番の1つのようです。どちらかというと低音寄りで、トラックメーカーやDJ系のクリエーターに人気があります。中高音に（おそらくウーファーの）クセがあるように感じます。

・DYNAUDIO BM5A Compact
これも中高音に若干のクセを感じますが、比較的よく見かけるメーカーです。やや音離れが悪い気がします。

・TANNOY Reveal 601a
この中では安めの機種ですが、耳当たりの良いスピーカーです。

こういう言い方をすると語弊がありますが、日本のメーカー（YAMAHAやFOSTEX）は、どちらかというとタイトで、歪みやノイズを聞き分けるための音作り、という印象があります。対して、欧米のメーカーは、メーカーごとにクセが強い反面、好みにはまれば気持ち良く作業できる音だと思います。

なお、端子については、変換すれば問題ないケースがほとんどです。XLR出力のあるオーディオI/Fは多くありませんが、バランス出力さえあれば特に問題ありません。

お礼

大変具体的な解説をありがとうございます！
羅列していただいたもの、すべて検索してみます。
本当に助かりました！

回答No.1

HAL2（@HALTWO）

＞やはりPHONO入出力とUSB入出力のあるオーディオインターフェイスを購入し、パワードモニターをつなげる、というのがいちばん小さなシステムなのでしょうか？

はい、その通りです

＞これらを満たす「もっともコンパクトなセッティング」を教えてください。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5EUFO202%5E%5E

の Input に Technics の Turn Table を繋ぎ、USB を MacBook に接続、Output を Powered Speaker System に繋ぐ。

これが一番 Compact でしょう(汗)。

Headphone 出力もあり、Volume Controller も付いていますので、MacBook Pro から音量調節をしなくても O.K. です。

Narration の録音は Turn Table からの音を MacBook Pro に録音した後に Mixing Software で MacBook Pro 内蔵 Microphone からや High Impedance Microphone を MacBook Pro に繋いで録音するも良し、

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5EXENYX502%5E%5E

に Microphone を繋いで、出力を上記 UCA202 を介して MacBookPro に導いても構いません。
(なお、Microphone 入力と TurnTable 入力を同時に制御して MacBook Pro に録音させる DJ は行えませんので、別の、もっと高価な機材を紹介することになります。)

UCA202 は私も昔の Tape や Disc を Digitize するのに MacBook で使いましたが、音は良いですよ。

勿論、上を見ればきりがありませんが「極めて高価な機材を用いて Compact Cassette Tape に録音する(汗)」よりも遥かに良い音で録音されたと、御質問者さんが感じるぐらいの音質は持っています。

お礼

さっそくのご教授ありがとうございます！

これでMacBook ProがCDプレイヤーがわりになるとのことで、現在のCDプレイヤーとアンプを廃棄できるのですね。

予算的にもう少し余裕がありますので（スピーカーとあわせて15万ぐらい）、できればUCA202の機能も有しているオーディオインターフェイスが理想なのですが、おすすめの機種はありますでしょうか？　とにかく配線を増やしたくなく、１台ですべてをまかないたいと思っています。

また、パワードモニターはGENERICを勧められているのですが、それはキャノン入力しかないため、キャノン出力のついているオーディオインターフェイスもご紹介頂けると嬉しいです。

質問ばかりで恐縮ですが、なにとぞよろしくお願い致します。