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真空管アンプ改造について、
エレキットのアンプの改造ですが、 ここ改造の感想を教えて欲しいです。 http://www.hanayuu.com/ad/3single/index.htm また超3アンプとの音の違いも教えてください。 超3アンプは上記のサイトのような詳しい改造の詳細がなく困っています。 ありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
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ご提示のURLでの改造は出力段が3結、カップリングコンデンサの容量増大(カットオフ周波数が低下)出力管カソードに定電流回路、パスコンがカソードからアースでなくB電源に繋がっているようですしNFBの定数変更とB電源が安定化されています。3結にしたので内部抵抗が下がり低域特性は良くなったのかと思いますが反面出力が半減していますね。音質と引き換えとなりますかね。又出力段の信号ループがB電源の方に逆流しないといったことも有りますが超3では出力管のプレート、スクリーンにダイオードが挿入されており同様な結果を求めている物と思います。 超3は出力管はそのまま5極管接続でプレートからグリッドにNFが掛かっています。PG帰還ですがこれも出力インピーダンスを下げる働きが有りますので内部抵抗が下がったと同じく考えれば5極管のまま3極管以下の内部抵抗が得られる物と考えます。(それで超3というのかは判りませんが) 「6BM8 超3」あたりで検索すれば一杯出てきますので回路が読めるのであれば改造もそう困難では有りません。 実際音を聞いたわけでは有りませんが3結にしろ超3にしろ出力管の内部抵抗が減少したことにより低域特性は改善されると思います。出力的には超3の方が有利と思います。
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- HAL2(@HALTWO)
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超 3 アンプとは Ultra Linear 接続のことでしょうか・・・。 Pentode (5 極管) は SG (Screen Grid) を Plate に接続すると SG から高い帰還を得て Triode (三極管) のような特性を得ることがでますので、これを三極管接続或いは三結などと呼びます。 一方、出力 Transformer の一次巻線 40~50% 程に中間 Tap を設けて SG に帰還をかける方式をUL (Ultra Linear) 接続と呼び、特性としては Triode と Pentode の中間的なものとなりますので、これをして「超 3 アンプ」と呼ぶのでしょうか? 音の違いはその名の通り、Triode の音を超えて Pentode の音に近付く音です・・・だから超 3 (笑)。 下記参照 URL に手書きの回路図が付けられた解説 Page を Link しておきます。 TU870 は Pentode の 6BM8 を使用した Amplifier ですので Triode 接続や UL 接続への改造もありでしょうが、UL 接続には中間 Tap を出さなければなりませんので、そのままでは改造できません。・・・詳しい改造の詳細がないのもそのためでしょう。・・・Tap を出せる Transformer に交換するか、自力で Transformer から Tap を引き出さなければなりませんから。 初めから中間 Tap を引き出せる Output Trasformer を搭載した EL34 Pentode Amplifier などであれば UL 接続に改造する例もあるでしょうが、6MB8 管機で UL 接続を試みるのは珍しいのではないでしょうか・・・Distortion を重視する Guitar Amplifier ならば幾つかあるかとは思いますが・・・。