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情報誌の地図の役割について
- 情報誌の地図の役割とは?
- 情報誌の地図はざっくりした場所のイメージをつかむためにあります。
- 詳細な情報は自分で調べる必要があります。
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質問者が選んだベストアンサー
昔、地図屋をやっていたことがあります。 現在は別の本業がありますが、Macで地図を描いて小銭稼ぎをしたこともあります。 >つまりざっくりした場所のイメージをつかむために情報誌のカンタンな地図があり、 まぁ確かにイメージはつかめるけれど、その程度だったら所在地(住所)見て自分で地図見るほうが気が済む(笑)し、大した手間でもないので、個人的には「地図(イメージ)」みたいなモノは要りません。 >毎度それだけを頼りにたどり着ける 他人の描いた「イラストマップ」は信用してません(笑)。駅前とか大通りに面しているような場所ならいいのですが、チョット込み入った場所だと、相対的な距離がテキトーだったりして、却って迷うモトです。 ブラブラ歩いて行く程度の気持ちだと「カンタンな地図」だけで行くこともありますが、「ソコに行く」ことが目的の場合は、必ず別の地図を見ます。 また、目的地が一カ所だけなら「カンタンな地図」だけでいいのですが、複数まとめて見たい場合、それこそ「北が上とも限らない、仕様がバラバラの地図」だと、すぐ近くにある目的地なのに見落としたりするので、却ってメンドクサイと感じます。 だったら最初から普通の地図で見たほうが、全体の位置関係が把握しやすいと、個人的には思うのですよね…。 ただ、「どうせ普通の地図で調べる」という人にとっても「カンタンな地図は不要だから載せるな!」とクレームをつける程のことではないですし、一方で「十分役に立つ」と感じる方がいるのであれば、載せておいてソンはないでしょう。 また、小さい文字がビッシリ書き込まれた誌面というのは、「見辛い」という印象を与えがちです。情報誌というものは「見た目が9割」ですから、実際に役に立たなくても、地図という「ビジュアル情報」は、デザイン面だけで十分都合がよいのです。 情報誌ではありませんが、以前、「ある分野の病院ガイドブック」の地図製作を手伝ったことがありました。最初に地図を作ったヒトが海外留学してしまったので、追加修正をしてほしい、といった理由でした。 ところが、これがヒドくて、 ・線がガタガタ、シロウト製作丸出し ・「北が上」なんて考えたこともない。駅の北側なのか南側なのかも判らない ・どの道路がドコにあたるのか、相対的位置関係がムチャクチャ ・市町村合併でなくなった地名のママ ・とっくに開通した高速道路が未開通 ・道路が鉄道になっている(!) …etc.「追加修正」なんて問題ではありませんでした。 スペースも小さいし、「ないほうがマシ」レベルのデタラメさでした。 進行スケジュールも予算もキツキツで、全部直すのは到底ムリ。 そもそも、その分野の「病院」は事前予約が原則なので、実際に行く時には調べて行くでしょう。 「こんな地図だったら、全部なくしたほうが、却って道に迷わないと思いますよぉ」 と私が言うと、その本の編集担当者は 「でも、『地図が入ってる』のがこの本のウリなの。 地図が入ってるほうが、情報がたくさん載ってて役に立ちそうな感じがするでしょ!」 …「ウリ」だって言うなら、どうしてマトモな地図を作らないんでしょうねぇ。 個人的グチになってしまいましたが、要するに 「実際に役に立つか立たないかなんてどうでもイイのであって、『情報がたくさん載ってて役に立ちそうに見える』ことが大事」 という理由も、「カンタンな地図」を載せている理由の一つだろうと思います。 ちなみに、その「ガイドブック」は、どうしてもヒドすぎる箇所だけ私が(ほぼノーギャラで)直しましたが、大半はその地図のままで出版されてしまいました…。
その他の回答 (2)
- morino-kon
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情報誌の地図は、初めての場所では、ほとんど役に立たないです。 店が★や●でついていても、道の表通りなのか、裏側なのかすらわかりづらいです。 文字も小さくて読めないものが多いです。 でも、自分の住んでいる地域のタウン誌では、大体わかります。 おおざっぱに、どちらの方面か、最寄駅が分かればよい位です。 でも、あったほうがよいです。 他に行きたいところと方面はちかいのかどうか、まとめて立ち寄りやすいところかどうかなどがわかりますから。
お礼
住んでる地域だったら大丈夫ですよね。 カンタン地図は口で説明する代わりみたいなものかな、と思いました。 誌面で文章で説明するとうっとうしいですもんね。 回答ありがとうございました。
- FEX2053
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情報誌の地図は「その場所を知ってる人」向けのものです。 地元の人なら、「あの角とあの角の間にある」という情報さえ あれば、外見は想像できますから、カーナビなんぞ無くても ちゃんとたどりつけます。逆に言えば、それ以上の情報は 無くても十分なんです。例えば京都なら、河原町丸太町上ル で判るってコトと、ほぼ同義かと。 逆に言えば「その場所を知らない遠方の人には役立たなく てもいい」と割り切っているんです。そのために「電話番号」 を載せている、と考えてもいいですね。 まあ、今ならURLを載せてしまえば、検索一発で地図上に 「点」を付けてくれますけど・・・。
お礼
私も最寄り駅から歩きや自転車なら大丈夫なんですが、 車で現地まで行くとなると不安が残るんですよね… 特に大きい通りから外れた入り組んだ道だと余計にですね。 どこに停めるんだみたいな。細かいことがわからないと。 地元とはいえ本っ当に何回か行ったことのあるド地元じゃないと 不安になっちゃいます。性格ですかね(笑) 一度行ったことのある道は絶対忘れないという羨ましい能力の持ち主も 何人かお会いしたことはあるので(全員男性でしたが) そういう方はざっくりした地図だけで十分なんでしょうね。 回答ありがとうございました。
お礼
>チョット込み入った場所だと、相対的な距離がテキトーだったりして、却って迷うモトです。 ブラブラ歩いて行く程度の気持ちだと「カンタンな地図」だけで行くこともありますが、「ソコに行く」ことが目的の場合は、必ず別の地図を見ます。 >また、目的地が一カ所だけなら「カンタンな地図」だけでいいのですが、複数まとめて見たい場合、それこそ「北が上とも限らない、仕様がバラバラの地図」だと、すぐ近くにある目的地なのに見落としたりするので、却ってメンドクサイと感じます。 同感です。 カンタンな地図だったとしても距離感や仕様は統一してほしいです。 実際作るほうは忙しくてそんな余裕ないのはわかりますが… >地図という「ビジュアル情報」は、デザイン面だけで十分都合がよいのです。 ああ成る程、勉強になります。 >「でも、『地図が入ってる』のがこの本のウリなの。 地図が入ってるほうが、情報がたくさん載ってて役に立ちそうな感じがするでしょ!」 感じがするって… じゃあ貴方が直してよ、って言いたくなっちゃいますね(笑) そんな感じだと上がってきた地図が正しいかどうかのチェックもないんでしょうね。 現場のご苦労、お察しします。 回答ありがとうございました。