桜井久勝著 財務会計講義 保守主義の原則について

このQ&Aのポイント
  • 桜井久勝先生の財務会計講義での保守主義の原則についての記述が理解できないのでご教示をお願いします。
  • 利益を控えめに計上して純資産を帳簿金額よりも充実させ将来の危険に備えるとのことですが、二点疑問を感じています。
  • (1)利益を控えめに計上して純資産を充実させるとは? (2)「帳簿金額」・・・何を指しているのかがわからないです。
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桜井久勝著 財務会計講義 保守主義の原則について

 よろしくお願いします。 税理士試験の勉強中の者です。 桜井久勝先生の財務会計講義での保守主義の原則についての 記述が理解できないのでご教示をお願いします。 「利益を控えめに計上して純資産を帳簿金額よりも充実させ将来の危険に備える」 とのことですが二点疑問を感じています。 (1)利益を控えめに計上して純資産を充実させるとは?        ・・利益控えめなら純資産は小さくなるような気がしてしまいます。 (2)「帳簿金額」・・・何を指しているのかがわからないです。 バイブル的な書籍ですから先生の記述は正確だと思います。 私の理解の到らない点をご指摘頂けないでしょうか。  何卒ご指導の程お願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

(実際より)利益を控えめにすると帳簿金額(=財務諸表上の数字=数字上)の純資産は減る=実際に会社がもってる純資産は数字上の純資産よりたくさんあるってことです。 財務諸表上の数字=会社の実体ってわけではないですから。 記述を簡単にすると 「実際より利益を控えめにして財務諸表上の純資産を少なく計上したら、実際の会社にある純資産はそれよりも多くなるから堅実な経営ができる」ってことですね。

kitashimin
質問者

お礼

nekomimimoe様、ご回答ありがとうございます。 理路整然とした大変明晰なお答えを頂き、心から納得しました。 ありがとうございます。心より御礼申し上げます。

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