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コンデンサ容量について

カップリングコンデンサにて、たとえば1μと、47μを並列につないだ場合、1μの音と、47μの音が出てくるわけですよね?また合わさった48μのおとも出てくるのでしょうか? サイズはたとえのため、あまり変わらないと思いますが、 また並列につなぐ場合の欠点等はなにかありますか?

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  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.1

カップリングコンデンサーにそのように二つを並列で入れる場合は、特性の異なる2種類のコンデンサーを使うことになるでしょう。例えば47μFは電解コンデンサーで1μFはフィルムコンデンサーでというようにです。なぜそのようなことをするかというと、大きな容量を得やすい電解コンデンサーは高周波特性が劣悪なものが多く、本来なら周波数の上昇に伴いインピーダンスが下がらなければならのですが、数十キロHz程度から逆にインピーダンスが上昇を始めるものも珍しくありません。これはケミコンでは電解液を用いて電極面積を稼いでいるため電解液内のイオンの移動速度に依存することや、電極を重ねて巻き込む構造のために電極自体がコイルを構成してしまい、そのインダクタンス成分による部分が上乗せされてしまうためです。そこでケミコンの高周波特性の悪さをカバーするために、クロスオーバーネットワークのように高周波特性の良いものにパスしてやるわけです。一般にはフィルムコンデンサーやセラミックコンデンサーが使われます。 質問からすると別々の経路を通って信号が流れるようなイメージがあるようですが、実際には合成されたひとつの経路としての電流が流れます。また回路の工夫により大きな容量のカップリングコンデンサーを使わずにすむようにして、周波数特性の良いものだけを使うとか、DCバランスをしっかりとってカップリングコンデンサー自体を使わない方法をとることの方が、正しい選択でしょう。 厳密に回路部品の特性ということにこだわるのであれば、コンデンサーから出ているリードの長さや、基板のパターンによるストレー容量やインダクタンスも無視できないという話になりますが、GHzオーダーの回路でない限りそこまで意識する必要はないでしょう。実際にGHzオーダーの回路ではプリント基板のパターンの取り方ひとつでまともに働かないことがことがありますし。一般のディスクリート部品のようにリードワイヤーの足がついた部品では、部品の脚の長さや曲げる形ですらも影響を受ける場合があります。

その他の回答 (2)

  • yosifuji20
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回答No.3

理窟では1μFと47μFのコンデンサーにはそれぞれのインピーダンスに応じた音声電流が流れるのでしょうが出口で接続されていますからそこで合成されてしまいますよね。2つのコンデンサーの出口側ではリード線が直結されて電位差はゼロですから、それぞれ異なる音声信号がでるとはありえないですね。 結局は並列接続で合成された容量に見合う音声信号だけが検知されるという当たり前の結果になります。 なお、1μFと47μFのように異なる容量の並列は異種のコンデンサーを使用する場合はそれぞれの特性を生かすという目的があるのでしょうが、同種の場合はあまり意味がありません。 というのはコンデンサーの容量はかなり誤差が大きく、精度の良いものでも1-2%程度の誤差です。電解コンデンサーでは30%も誤差のあるものもあります。 従って、1μFと47μFの並列接続は実用的にはほとんど誤差の範囲で意味がないということになります。

noname#203203
noname#203203
回答No.2

水の流れであれば、1μの水路と47μの水路に分かれて流れ、 合流して48μの流れになりますが。 電気の流れは水の流れのようにならず、インピーダンスが48μの コンデンサーとして働きます。 並列は部品数が増えます。

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