うつの者からのご質問

質問

小生は、現在鬱（鬱状態）の者です。

　今後の小生の治療に役立てたいという思いから、 この場をお借りした次第でございます。
　なお、小生は通院をしておりまして、そこは某総合病院の診療内科です。そして、その主治医の先生に対しましては、全面的な信頼を置いておりますし、また先生の指示も守ってきたつもりでございます。従いまして、今後その先生とのより良い関係、そして自分の治療効果をさらに高めたいとの思いからと言ったのが、率直な気持でございます。

症状は以下の通りでございます。
・仕事はかろうじて可能ではございますが、家に着いたとたん、疲労感・倦怠感からか、ぐったりしてしまいます。
・物忘れが余りにもひどく、つい最近仕事にも支障を来しております
・時折、凄まじい自殺願望に襲われます。実際、実行をしかけたこともございます。
・中学生当時から、チック症状があったのですが、未だに出てきます。亡母（統合失調症；破瓜型、約２０歳の頃発病）とそのチック症状が同じだと言われます。
・早朝・中途覚醒が強く、マイスリー（１０mg）とサイレース（２mg）を就寝前に服用しておりますが、熟睡できる日よりも覚醒してしまう日の方が多いです。

経過を以下に示させてもらっています。
・今から約３年前、単身赴任した頃が発病の時期かと思っております。初期症状は「パニック障害」でございました。赴任先は、今の家から片道約５時間要する場所でした。その直前に、親しくしてもらっていた父方および母方の叔父二人がほぼ同時期に病死致しました。また、その単身赴任の時でもそうでしたが、それ以前にも、約１ヶ月間の出張が３回程ございました。何分、ベンチャー企業でしたので、ある意味、社運を賭けた業務であり、「その期間に結果を確実に出さなくては行けない」というプレッシャーはございました。
・その後、元の（現在の）家に戻ってまいりましたが、妻曰く、「性格が変わってしまった」とのことでした。因に、この頃は、ホームドクターの一般内科に通っておりましたが（当初は心臓が悪いものだと思っておりましたので）、その先生の紹介で、現在の総合病院を紹介していただいた次第です。その個人の循環器内科の先生からも「パニック障害」と診断され、僅かな期間ではございましたが、ルボックス、メイラックス、ハルシオンをいただいていりました。
・最初の１年間は、それだけの症状だったのですが、今から約１年半程前、虚無感・倦怠感・無力感に襲われ始め、現在に至っております。

　そこで、ご質問なのですが、
１　小生と同じような症状をお持ちの方、もしくはその知り合いの方でも結構でございます。その予後、もしくは治癒した場合ではその期間はどれぐらいでしたでしょうか。
２　今後の治療に際しまして、ご参考となる点等ございましたら何でも結構でございます。参考意見等いただければ幸いでございます。

　それでは、よろしくお願い申し上げます。

回答No.1

youchan37

不安神経症と近因の、チック、神経質、強迫観念、軽欝等を、森田療法で改善してきた者です。

貴方様は大変に几帳面で真面目な方だとお見受け致します。

森田療法はご存知ですか。
この「几帳面で真面目」という貴方様の印象のみ取り出せば、
まさに「森田神経質」の方だな、と感じるものです。

もしご存知なければ、とりあえず以下のURLをご覧になることをお薦め致します。
そして何かをお感じになったとしたなら、現在の主治医の先生に
森田療法についてご相談されることを、重ねてお薦めするものです。

～それはつまり、森田神経質とは、広大な神経症群の一部であります。
これに合致するか否かは、簡単に判断できるものではありませんので、
そういう意味においても、専門家にご相談されるべきと言うことです。
どうかお大事になさって下さい。

http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/news/morita.html
http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/morita/index.html

http://www.mental-health.org/mh14-8.html

お礼

ご返答いただきまして、どうもありがとうございました。

　小生の方でも”森田療法”を調べさせていただきました。

　治療対象者の性格としまして、”小心者”等ございましたが、まさしくその通りかと思った次第でございます。ただ、異なった点は、”死”等に対する恐怖は、小生にとりましは余り感じられないということぐらいでしょうか。では、
「”死”を真っ直ぐ見つめながら、そのまま死んでいけるのか？」
と、自問しますと、
「はい、その通りでございます。むしろ、それが唯一の希望です。」
　というのが、愚生の、少なくとも、現時点での返答でございます。

　ですが、適度に”森田療法”に対する批判等も見られましたこと（７０年以上も経つ治療法に対し、何の批判もされないのは、かえって不気味ですから）、さらにその治療法による治療効果が見られた患者様が多数おられたこと、さらにまた性格的にも小生と共通する箇所が多だございましたことから、次回の診察の際にでも、先生にご相談させていただこうかと思っております。

　ご返答いただきまして、厚くお礼申し上げます。

　また、末尾ながら、ご快復おめでとうございます。実際に治られた方を見ますと、小生にも希望が見えてきました。