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音楽CDをWAVにすると音質は落ちる?
音楽CDのオーディオファイルをハードディスクにコピーし、 (1)CD-Rに焼いたもの (2)WAVファイルに変換した後、もう一度オーディオファイルに変換してCD-Rに焼いたもの 同じライティングソフト、ドライブを使った場合音質に差は出ないのでしょうか。 なぜ一度WAVに変換するのかと申しますと、データファイルにしてしまえば、ハードディスクを開けるため一時的にCD、DVDに移したときオーディオファイルほど劣化しないように思えるからなのです。 つまり、オーディオファイル→WAV と WAV→オーディオのそれぞれの段階で、音質が変わってしまうかどうかを教えていただけないでしょうか。
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(1)音楽CD上のCD-DAファイル「a」 (2)aをリッピングしたHD上のCD-DAファイル「b」 (3)bをWAVにしたHD上のWAVファイル「c」 (4)cをCD-DAにしたHD上のCD-DAファイル「d」 (5)dをCD-Rに焼いたCD-R上のCD-DAファイル「e」 b=c=dは、必ずそうなります。単なるファイル変換です。 ■吸出しエラーについて。 ここで問題になるのは、a=bですが、Az_Bもおっしゃっているように、この時にデータが変わってしまうことがあります。ただし以前に比べて正確に読み込むドライブが増えたのでエラーが出ないことの方が多いです。 ■書き込み時のエラーについて。 dとeについてです。これは、40倍とかの非常に高速で書き込んだ場合、起こることがあります。CDプレイヤーでうまく読み取れなくて、ノイズが載ったりすることで確認できます。 4倍や8倍程度なら、普通は、d=eになります。 稀にドライブとメディアの相性が悪かったり、メディアが粗悪品だったりして、低い倍率で書き込んでもノイズが載ることがあります。 ■offset値の話(こだわらなければ無視していい話です。) ドライブで音楽CDの読むとき、最初の読み取り位置がずれます。 普通に吸い出した時、読み取り位置が後ろにずれていたら、一曲目の頭が0.02秒程度欠けます。逆に、読み取り位置が前にずれていたら、最後の曲の終わりの部分が0.02秒程度欠けます。 ここで書いた0.02秒は例えです。耳で判別が不可能なくらい短い時間です。 これは書き込み時にも起こります。 このずれの問題があるので、aとb、dとeがまったく同じデータでなくなる事があります。 音質や音のデータは変わらないけど、ほんのちょっとずれているってことです。 単純にファイルを比較すると、このずれのために吸出しデータがエラーだらけという結果となる事があります。 これをなくすには、補正できるようなソフト(EACやNero)を使う事です。
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- Az_B
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と、長々と書いておきながら・・・ もう一回記事読み直したらどうもおかしいですね。インプレスさん、勘違いしてそうです。 というわけで、インプレスの記事はあまり参考にしない方が良いかもしれません(^^;>torakaradaさん TICSさんご指摘、感謝します。 誤った反論をしてしまい申し訳ないです。
お礼
ご回答ありがとうございました。細かい質問に回答して下さったり、記事を読み直してくださるなど恐れ入ります。
- Az_B
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全て問題なく吸い出し&書き込みできたとすれば、データ的にはa=c=eとなります。 CDをリッピングすると普通は直接wavになるので、bとdのファイルというのはありません。 >また、 >>データが変わって無くてもそれをCD-DAにして再生 >すると音質は変わることがほとんどです >これは言い換えると、 >「a」と「b」でデータが変わって無くても「c」を >「d」にして再生すると音質は変わることがほとんど >ということなのでしょうか。 そうです。ただb,dは前述の通り無いので、それぞれc,eですが。 a=c=eで全てデータが同じなら、オリジナルCDと自分で作ったCD-Rはプレイヤーで再生して同じ音になるはずですが、そうはならないです。これが前述の「音が曇ったりする」という発言の意味です。 単なるデータではなく音質という話になるとCD-RメディアやCD-Rドライブによっても音が変わったりするのです。(もちろん同じプレイヤーで再生) こちらの問題については質問の趣旨と違うようなので、詳細は省略しますね。 あと、#3の回答が気になったので再度回答します(笑 私の、 「CDからの吸出しでは変わらないはずなんですが、ほんのちょっと変わります。」 「それからうまく1bitのずれも無く吸い出せたとして」 と言う発言が曖昧だったですね、すいません。 正確には 「ほんのちょっと変わる可能性があります。」 「1bitのエラーも無く吸い出せたとして」 と言うべきでした。 >高価でないCD-ROMドライブでも完全に一致させることは容易 その通りだと思います。「可能性がある」と言わずに「変わります」と断言したのは正確ではありませんでした。 >音楽CDも強力なエラー訂正がかかっていますよ。 強力かどうかは比較の問題だと思います。私の「CD-DAはデータほどエラー訂正しない」という発言でも分かっていただけると思いますが、データCDのエラー訂正と比較しての話です。 >「fc /b data1.wav data2.wav」とファイルサイズ >なんかでデータの比較をしていますが、乱暴な比較です。 引数/bはファイルサイズの比較ではなくバイナリの比較ですから、異なっていればアドレスと数値が表示されますし、音の位置がずれているだけなら、最初と最後の0を除いてほぼ全てのデータが不一致ですから、延々と数分間表示しっぱなしです。たしかに乱暴ですけど、不一致が検出されたとして、それが「ずれ」なのか「エラー」なのかは分かりますから、インプレスさんが、「ずれ」を「エラー」と勘違いしているとは思えません。 >吸出し位置のずれと、吸い出した音の正確さは関係ありません。 その通りだと思います。 >これも多分、ずれているからだと思われます。 いえ、WaveCompareでもFCコマンドでも、「ずれ」と「エラー」は違いが分かります。ですから私がCompareすれば分かると言ったのは「エラー」のつもりです。 スレ主様、脱線して申し訳ないですm(__)m
お礼
ご回答ありがとうございました。
#2の回答が気になったので再度回答します。 音楽CDも強力なエラー訂正がかかっていますよ。 傷のない音楽CDで、データが一致しないような吸出し方しかできないのなら、それは読みとりCD-ROMが悪いか、吸い出し方が悪いかのどちらかです。それほど高価でないCD-ROMドライブでも完全に一致させることは容易だと思いますよ。 これに関連してリンクされているインプレスの記事では、「fc /b data1.wav data2.wav」とファイルサイズなんかでデータの比較をしていますが、乱暴な比較です。offset値の事を何も考えていない記事です。 >それからうまく1bitのずれも無く吸い出せたとして 吸出し位置のずれと、吸い出した音の正確さは関係ありません。 >Compareすれば微妙にデータが異なっている これも多分、ずれているからだと思われます。 offset値については以下のサイトなんかが参考になると思います。 http://homepage2.nifty.com/yss/exactaudiocopy.htm
補足
御回答ありがとうございました。参考URLを読ませていただいたのですが私の脳みそでは理解できませんでした。(笑 そこで以下のことをお聞きしたいのですが、 (1)音楽CD上のCD-DAファイル「a」 (2)aをリッピングしたHD上のCD-DAファイル「b」 (3)bをWAVにしたHD上のWAVファイル「c」 (4)cをCD-DAにしたHD上のCD-DAファイル「d」 (5)dをCD-Rに焼いたCD-R上のCD-DAファイル「e」 #1での御回答も含めると、「高価」でなくても「正常」なドライブを使えば 「音質」について a=b=c=d=e という事でよろしいのでしょうか。b=dといえるのか否かを知りたいのですが…
- Az_B
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補足 たしかにデータは変わらない「はず」です。 しかし、実際は変わることがあり、しかもデータが変わって無くてもそれをCD-DAにして再生すると音質は変わることがほとんどです。 CDからの吸出しでは変わらないはずなんですが、ほんのちょっと変わります。この程度のエラーは正常なドライブなら耳では分かりませんね、だいたい。 これはCD-DAはデータほどエラー訂正しないから。っていうかできないから。Compareすれば微妙にデータが異なっていることも分かると思います。 それからうまく1bitのずれも無く吸い出せたとして、それをCDにするとこれまた音が曇ったりします。これはプレイヤーのサーボと電源のせいという話。耳でも分かります。データCDとしてCDにするのなら、問題ないですけどね。データCDにして以降は強力なエラー訂正が聞きますから。 参考 http://www.zdnet.co.jp/news/0212/18/nj00_cdr4.html http://review.ascii24.com/db/ad/plextor_001/ とか http://www.ne.jp/asahi/digital/sound/dal.html これの第1~7あたりを読まれると多少詳しいです。
補足
御回答ありがとうございました。…奥が深いですね。紹介していただいたページを読んでいて本当に目眩がしました。^^; (1)音楽CD上のCD-DAファイル「a」 (2)aをリッピングしたHD上のCD-DAファイル「b」 (3)bをWAVにしたHD上のWAVファイル「c」 (4)cをCD-DAにしたHD上のCD-DAファイル「d」 (5)dをCD-Rに焼いたCD-R上のCD-DAファイル「e」 「音質」について a≧b≧c=d≧e という事でよろしいのでしょうか。b=dといえるのか否かを知りたいのですが… また、 >データが変わって無くてもそれをCD-DAにして再生すると音質は変わることがほとんどです これは言い換えると、 「a」と「b」でデータが変わって無くても「c」を「d」にして再生すると音質は変わることがほとんど ということなのでしょうか。
どちらでもデータは変化しませんよ。 パソコンのハードディスクにコピーしてそれをCD-Rに焼く場合、途中の形式が、CDのイメージであれ、WAVであれ、データはまったく変化しません。 出来上がったCD-Rと、元のCDで音楽データはまったく同じです。 WAVE compareというソフトで実際に音のデータが変化していないことを確かめられます。 http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/wc/wc.html ちなみに、途中に不可逆圧縮ファイルを使った場合は音質が落ちます。たとえば、MP3などに一度変換してしまった場合です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。offset値やCD-DAとWAVの変換に関してすっきりしました。