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抗うつ剤が自殺を助長する?? 

以前抗うつ剤が統計では自殺を助長する(添付文書にも警告として書かれている薬剤もありますが)というデータが発表されました。 最近、これはうつの患者さんに希死念慮が生じてもうつ独特の動けなさが邪魔して自殺することはないけれど、抗うつ剤の場合、この独特の動けなさまで改善するので希死念慮が生じたらストップがかからないという話を聞きました。 希死念慮に対しては、自分と自分の周りの環境を中途半端に認識するために理想と現実のギャップが生じそれが希死念慮へとつながっていくという話を聞いたことがあります。 あくまでこれらは一説ですし、他にもいろいろな説があるだろうと思います。 そこで質問なのですが、抗うつ剤が自殺を助長するのは、どうしてなのでしょうか? 抗うつ剤が希死念慮を助長するのか、行動を助長するのか、両方とか他の説があるのかを知りたくて質問させていただきました。 もちろん、オリジナルでも、抗うつ剤は何も悪くない、病気が悪いっ!!って言う意見でもかまいません。

みんなの回答

回答No.3

 私の友人が2度目の鬱で自殺しました。えっ、まさかあいつが!というほどの完璧に見える人間でした。また、別の友人も鬱で自殺未遂を犯しました。その後、私自信が鬱になったときに、ひどい罪悪感に悩まされ、自殺すれば楽になるとも感じました。訪ねた心療内科では即、入院。ただし開放病棟です。そしてドグマチールやデプロメールを飲んで様子を見ました。睡眠導入剤はマイスリーです。先生が言うには、症状がひどくなったときは環境を代えるために、開放病棟での入院が一番よいということです。鬱病にしても強迫神経症にしても、基本となるのはこれらの総合的な処置だと思います。詳しくは、次のHPを参考にしてください。 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/ しかし、退院後も十分には調子が良くならないので、有資格者の臨床心理士のカウンセリングを受け、少しずつ回復していきました。最初は自分の苦しさを言葉にまとめることさえ大変だったのですが、暖かい臨床心理士に気長く話を聞いてもらうことで自殺の可能性はかなり減ったと思います。臨床心理士が言われるには、心をとざしてしまうと自殺しやすいとのこと。決して薬だけのせいではありません。私は、臨床心理士に腹を割って苦しいことをはき出してしまって良かったと思います。また、睡眠前にセロクエル(メジャートランキライザー)を飲んでいます。これで心地よい睡眠が誘導されますし、ほぼ朝まで心地よく眠られます。日中の不安は、マイナートランキライザー(ショートタイプ)でしのいでいます。こうしたトランンキライザーも医師と相談して使われたらいかがでしょうか。心の苦しさも和らぎます。高鬱剤、トランキライザー、カウンセリング(友人に愚痴りまくるなど)の総合的な対処で自殺ではなく、改善の方向に進めると思います。ただ、くれぐれも、多剤多様は避けるべきです。 

ririnnnohitori
質問者

お礼

このサイトは以前拝見した事があります。 その時は失礼ながら爆笑しながら見させていただきました(通販サイトかと思いました・・・今も変わってないようですね)。 個人的には大うつ病ですら最低でも抗うつ剤とその補助(非定型抗精神病薬・・・必要に応じて・・・SSRIと相性がいいらしいです・・・確かに作用機所を考えるとSSRIの効果を増強できますしね)、抗不安薬、入眠剤(必要に応じて)、睡眠薬の3~5種類は必要かなと思います(双極性障害となるとそれプラス1~2種類ぐらい)。後は食欲増進期待でスルピリドぐらいでしょうか・・・結構多剤になりますね。 後、閉鎖病棟に入るときは躁が相当激しい時ぐらいかなと思います。確かに、環境を変えるというのはいいんですけれどね(そのために入院はいい方法です)。 ちなみにこの質問での希死念慮に関してのソースを現在探しています。記憶にあるのにどこで読んだかわかりません。 これと、#2さんの回答のソースをまとめたものをこの質問の補足にのせて回答を締め切らせていただきます。

noname#58343
noname#58343
回答No.2

こんばんわ >抗うつ剤が統計では自殺を助長する >(添付文書にも警告として書かれ>ている薬剤もありますが) >というデータが発表されました。 >抗うつ剤が自殺を助長するのは、どうしてなのでしょうか? フラセボ対照臨床試験で、24才以下の大うつ病患者の 自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが高まる報告は有ります。 25才以上ではその様な事が見られませんし 65才以上ではリスクは減少するそうです。 一概に坑うつ剤が全てに自殺念慮や自殺企図を 高めるとは言えないのでは? あくまでも、対照試験ですからリスクが 高まる薬理作用についての報告は有りません。 統計上からの報告に過ぎません。 つまり、坑うつ剤を服用している人とフラセボ薬を飲んだ人との 有意差があるだけに過ぎません。 だから、リスクが高まる結果が出ただけです。 確かに坑うつ剤でもドーパミン作用薬にはその様な記載がありません。 三環系、SSRI,SNRIのセロトニン作用薬のみです。 それから考えるとセロトニンの血中濃度を高めると 何らかの要因があるかもしれません。 しかし、セロトニンの調整をしているセロトニントランスポンダーの 遺伝子の違い(ロング遺伝子とショート遺伝子)で 不安等の感受性が違う研究報告が有ります。 また、男女ではロング遺伝子とショート遺伝子でも 不安の感受性は男女逆になるとの研究報告が有ります。 正確、自殺念慮や自殺企図を高めるかを調べるには遺伝子解析等 相当精査する必要があると思います。 そのような要因も含めて研究しないと 坑うつ剤によるとの考えは早計だと思います。 最後に、死に関する思考が強く、それに囚われる状態になれば 坑うつ剤はそれを解消する効果がないのでは? 死に関する事の思考を度々繰り返せば 無意識に内に、その思考を強化してると思います。 そうなってしまえば、その囚われから逃れるのは非常に困難です。 無意識のうちに自動思考になりますからね。 (何か思考する→意識しても無意識でも自死の方向に考えが向かってしまう) 坑うつ剤がそこまで解消できるか疑問があります。 ですから、その囚われを解消する為に、坑うつ剤では効果が見られず 認知行動療法等の心理療法や民間療法の催眠退行療法等が 用いられてるのではないでしょうか。

ririnnnohitori
質問者

お礼

>セロトニンの調整をしているセロトニントランスポンダーの 遺伝子の違い(ロング遺伝子とショート遺伝子)で 不安等の感受性が違う研究報告が有ります。 これは興味深いですね。今度調べてみます。 >正確、自殺念慮や自殺企図を高めるかを調べるには遺伝子解析等 相当精査する必要があると思います。 そうですね。この報告はFDAによるものでしたが、人種による記載もありませんでしたので、黄色人種に対するデータは不十分ですし。遺伝子の違い(SNIPsを含めるとかなり大規模になるかもしれませんが)や性格など細かい所まで検査するのは必要ですね。 >死に関する事の思考を度々繰り返せば 無意識に内に、その思考を強化してると思います。 そうですね、これは自動ループ思考に入りやすい。繰り返すたびに強化され、消去する事が難しくなっていく。抗うつ剤とはいえ、このような思考にまでは影響は及ぼせないと思います。影響が及ぼせるのでしたら、もっとはっきりとしているはずですからね。 >認知行動療法等の心理療法や民間療法の催眠退行療法等が 用いられてるのではないでしょうか。 認知のゆがみや、これらの自動思考ループはお薬ではなかなか難しいでしょうね。その代わりにこれらの心理療法や民間療法があるですね。

ririnnnohitori
質問者

補足

>フラセボ対照臨床試験で、24才以下の大うつ病患者の 自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが高まる報告は有ります。 25才以上ではその様な事が見られませんし 65才以上ではリスクは減少するそうです。 私の質問のオープニングに思いっきり大嘘を書いてしまいました。警告に書いてあったのは某SSRIの18歳以下の使用についてでした。添付文書の警告としてではなく、その他の注意に書いてあることでしたね。 これがまた難しい事で、よくよく考えてみたらなぜか年齢によって変化があるんですよね。24歳以下という事は、思春期前後のうつという感じなのでしょうか?老年性のうつでは逆にリスクが下がるんですよね。 >確かに坑うつ剤でもドーパミン作用薬にはその様な記載がありません。 国内未承認ですがブプロピオン(D_2阻害とNA再取り込み阻害作用)もリスク上昇するようです。スルピリドにはこのような記載はないようですが(ウィキペディアによるとアメリカでは未承認らしいです)。 >あくまでも、対照試験ですからリスクが 高まる薬理作用についての報告は有りません。 統計上からの報告に過ぎません。 ですので、ちょっと興味を持ちました。実際リスクがあがった年代があるわけですので、どこかに理由があるのかなと思いましたので。「うつだから」で全て片付けられるかもしれませんけれど(単発のうつより双極性障害の方がリスクは大きいらしいですが・・・認知力の違いかな・・・)。 抗うつ剤と自殺リスクについては私はこの質問の最後の言葉と同じ意見ですけれど。

回答No.1

長年の抗うつ剤服用の経験からです。 死にたいという恣意的な気持ち・思考が無くても、朝目覚めたら、 「死にたい」という気持ちで辛い思いをした経験はあります。 このときは、抗うつ剤の服用量を調整することで消失しました。 私が服用している薬剤添付資料には、注意事項として自傷・自殺に 注意する主旨の注意書きがあります。 「気にしないで」と言ってもなかなか難しいことは重々承知の上で、 それでも気にしないのが一番だと思っています。

ririnnnohitori
質問者

お礼

>死にたいという恣意的な気持ち・思考が無くても、朝目覚めたら、 「死にたい」という気持ちで辛い思いをした経験はあります。 ヤツは突然やってくるんですよね・・・脳細胞にはおそらく寛解に向けていいことが起きているはずなのですが、精神的には一番この時期がつらいんですよね。 >「気にしないで」と言ってもなかなか難しいことは重々承知の上で、 それでも気にしないのが一番だと思っています。 そうですね。我慢するのは難しいけれど、その内勝手におさまってくれるはずですしね。

ririnnnohitori
質問者

補足

この回答の補足ではなく、#2さんのお礼の時の訂正ですが・・・ブプロピオンはD_2阻害ではなくドーパミン再取り込み阻害でした。他の薬剤の事を考えていたらこんな大嘘を書いてしまい、申し訳ございません。 #2さんのお礼と補足両方とも使ってしまいましたので、こちらに書かせてもらいました。

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