ホラー「ホステル」で視神経切断シーンの疑問

質問

ホラー映画の「ホステル」というものを見たんですが、
女性の目玉が飛び出て視神経を垂らしているシーンがありました。
主人公は視神経をハサミで切るのですが、切った瞬間に、眼孔から白い液体が溢れ出ていました。
実際に、こういう場合、視神経を切ると、白い液体が流れ出てくるのでしょうか？　それとも、映画的演出で、実際は何も起こらないとかもっと別の色の液体が出てくるとかするんでしょうか？
おねがいします。

回答No.1

miyanowaki · ベストアンサー

一週間ほど前、中古ショップで
DVDが千円弱で売られていましたので
当方も見ました。スプラッタホラーの
氾濫する今日、全体としてさほどインパクトは少なかった
感じですが、部分的には俳優の迫真の演技の影響か
痛さは確実に映像から伝わりましたよね^^

この種の質問は医学にある程度
精通している方が適切な回答を
与えてくれるのではないでしょうか。
(その意味でカテが適切でないのかもしれません)

　ただ素人的に考えても
「眼動脈」＆「眼静脈」、そして六つの「外眼筋」
は切れた状態で、眼窩（がんか）から「視神経」のみで
だらりと下がった状態。
　ただ、若干「視神経」の直径＆長さの点で疑問。
直径の点では　
眼球内では0．7mm，眼窩内では3．0mm，
視神経内で6mm，頭蓋内で15mm
と言われてますので、若干　太すぎる感じも、
また長さの点では
(脳から)全長35～50mmと言われてますから
眼球がむき出しに飛び出したとしても
ちょっとオーバーな感じも。

　そしてメインのご質問ですが
一口に「視神経」といっても、
「視神経」に限らず、通常の神経組織と同じく
ミクロでみれば
「約100万本の神経線維」で
構成され、更に一本の神経線維の中にも
「神経細胞体」「軸索」「樹状突起」
「(神経をサポートする)グリア細胞」があり
いわゆる「細胞液」中の
タンパク質＆脂質　等が(水分と混ざり)主成分液体となるので
映像のように「(脂質特有のゼリー状の)液体」
の点ではあながち間違っていないと思います。
ただ、色の点で、「白」というよりもう少し「半透明」
に近いのではないでしょうか?
　(映像的には「液状化した脳みそ」がストロー管で垂れ流しに
なっているような印象を受けましたが
ちょっと違うような気が致します)
如何せん「神経線維」の「細胞液」の主成分が
流れ出るだけなのでしょうね、きっと。
それよりも、「眼動脈」＆「眼静脈」が切断されている
状態でしたので、膨大な血液が放出され、止血処理
しないとあの場で「失血死」だったと思いますよ。
「血液の朱色」が強烈で「細胞液」本来の色も
影に隠れてしまうのでしょう。

「眼球摘出手術」を施す眼科医が最も詳しいんでしょうね
、きっと。素人の私には上記くらいしか想像できませんね。