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TAB譜の解放弦とミュートについて

色んなTAB譜のコード一覧のサイトを見て勉強しているのですが、 サイトによって解放弦とミュートの位置が 違ったりしています。 たとえば、以下の2つのサイト http://www.xxxsound.jp/main/code.html http://music.j-total.net/cd_book.html 上のサイトでは Dのミュートは第5・6弦のようなのですが、 下のサイトでは Dのミュートは第6弦のみのように読めます。 これは押さえ方にいくつか方法があるということなのでしょうか? それとも私の読み方が間違っているのでしょうか? アドバイスよろしくお願いします。

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  • TAC-TAB
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回答No.2

結論から言えば、間違っているものは無いと思いますが、初心者向けには、この二つを比較すると http://music.j-total.net/cd_book.html をお勧めします。 「Dコード」の表示を見れば、コード表を作った人の考え方や音楽的センスがわかります。 なぜかというと、 Dコードの第5弦の開放は濁らないので弾いても良いのです。 一方、第6弦の開放は濁るので絶対に鳴らしてはいけないのです。 考慮すべき音楽的な要素を、コード表にすべて盛り込むのは難しいことですが、このように意味合いの違う第5弦と第6弦とを区別していないコード表は使わないほうが良いと思います。 以下のサイトの示し方を見てください。非常に親切なことが判ります。http://www.geocities.jp/mamopage/chordhyou-guiter-full.html では、なぜ色々な書き方があるかと言えば、コード表を作った人の考え方の違いです。 Dコードで5・6弦をミュート(弾かない)するという指定は、 「ギターコードは最低音にルート音を持ってくるものだ!」という考え方に基づくものです。 この考え方だと、Cコードは6弦をミュート、Aコードも6弦をミュートと言うことになり、そう統一されているはずです。 また、もう一つの考え方は、「ギターコード表は、音が濁らなければ、できるだけ多くの音を示すほうが良い」という考え方です。 この考え方で、コード表を作ると、Dコードは、5弦は鳴らす。6弦は濁るのでミュートする。という事になります。CコードもAコードも6弦は鳴らす指定となります。 前者の考え方は、「ギターという楽器は、1台の楽器で、完全な低音と和音が出せる素晴らしい楽器なのだから、最低音はコードネームの音(ルート)を出すことを原則とすべきだ。」という固定的・和声学的な原則論に基づくものです。しかし、この考え方は、例えばバンドを組んでベース奏者が居るケースなどでは意味がありません。また、アルペジオを指弾きするときには、親指で5弦や6弦も弾く必要が生じますから不都合です。 やはり、濁らない限りは多くの弦を示しておくのが良いと思います。その上で、どれかの弦を「鳴らす」「鳴らさない」は奏者の判断に任せるということでよかろうと思います。

syosinsyaY
質問者

お礼

どうして複数の表記があるのかよく分かりました。 コード表を作っている人の考え方によって 変わってくるんですね。 とても分かりやすかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#199778
noname#199778
回答No.1

Dコードのコードダイアグラムについてですが、質問文に挙げられている例については、いずれも間違いではありません。コードフォームにはバリエーションがあるものと捉えるのが無難と思います。 コード(和音)というものは3つ以上の音程からなる響きのことで、コードを成立させる上ではどこを押えるかではなく、どの音程が鳴っているかがより重要なポイントといえます。 例にあるDメジャーコードにおいては、D・F#・Aの3つの音程が鳴っていることが大切です。質問文に挙がっているコードフォームでは、4弦開放と2弦3fでルート音のD、1弦2fでF#、5弦開放と3弦2fでAの音程を拾って、D・F#・Aの3つの音程を揃えています。 例に挙がった二つのコードダイアグラムの解釈についてですが、前者のDコードにおいて5・6弦をミュートする方は、ルート音であるDの音程をその響きの中で最も低い位置に持ってきたいケースの鳴らし方になります。ルート音はコードの響きの根幹になる音程で、それを最低音に据えることを重視する場合は前者のようなコードフォームになります。 後者の方は、ルート音を最低音にすることにこだわらない場合のコードフォームになります。他にベース音を出す楽器が居る場合、弦を5本鳴らすことで音量や響きの豊かさを稼ぎたい場合などで、ルート音を最低音にすることにこだわらないケースなどは、こちらのように5弦開放Aを鳴らすフォームを選択することも多いでしょう。 ちなみに、Dメジャーコードの場合は、6弦2fにもF#があるため、親指を回して6弦2fを押えるようなフォームもあります。 なお、このようなルート音を最低音にするかどうかの違いでコードダイアグラムの表現が変わるケースは、Cコードのコードフォームなど他のコードでも多くみられます。それらについても、同様の解釈ができるでしょう。 ちなみに蛇足ながら、コードの成立要件は前掲の通りコードの響きとして必要な音程を揃えていることになります。ギターには同じ音程を出せる複数のポジションがあるケースも多くありますし、一つのコードについて複数のコードの押え方があるケースもごく普通のことと言えます。 ただ、いずれにしても、コードフォームで迷った場合には、そのフォームでどういう音程が出るのか、各ポジションで出る音程を確認して整理してみると良いでしょう。 参考まで。

syosinsyaY
質問者

お礼

ありがとうございます。 同じコードでも複数のポジションがあって、 どれが正しいというわけではないんですね。 とても勉強になりました。

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