• ベストアンサー

『天国と地獄』の時代背景

 先日BSで『天国と地獄』を放送していましたね。私は中学生の娘と見ていましたが、やはりとても面白かったです。さすが黒澤だなって思いました。  ところで映画の後半に横浜黄金町のシーンが出てきましたが、「娘にすごい所だね、お母さんこんな場所の学校に?!」なんて言われてしまいました。私は、昭和40年代のなかばから12年ほど黄金町を最寄駅とする学校に通っていましたが、ああいう雰囲気の場所はなかったように思えるんですが・・・映画が製作されたのは昭和39年。それから4・5年の間に劇的に街が変わったのか、映画の時代背景が戦後すぐなのか、わからなくなってしまいました。どなたか、教えていただけませんか?よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ichien
  • ベストアンサー率54% (733/1334)
回答No.2

今晩は。  回答でいきなり笑い出したら怒られそうですが、今はまさしくそんな気分です。  それと言うのも、実はこれは既に1番で言われているようにセットで撮影したものなのです。ところが黒澤さんがあまりにもセット造りをやり過ぎて、地元の黄金町周辺の住民からは、「この辺はあんな暗黒街じゃない」と大顰蹙を買ってしまったというエピソードが有るからなのです。  このことは、ネットをちょっと検索して見た限り(40件ほどのうちの半分ほどは確認しました)では誰も言及していません。私は確か芸術祭の公式プログラム「黒澤明の全貌」の「天国と地獄」のページでこれを読んだと思います。  実際に少々怪しいところだったのは否定できないとしても、あそこまでひどくはなかったということでしょう。  ところで昭和60年くらいまでそちらに通われていたとのこと(あれ? 12年と言ったら該当する学校は数えるほどしかないじゃないですか。あ、余計な一言でした)。横浜大勝館も名前は知っていますよね。その後建て直してシネマジャックとベティになったはずです←実は場所をはっきりと覚えていないので特定できていない。あそこにはかなりお世話になりました。とにかくプログラムが並みじゃなかったですから。ついでに中(客)も並みじゃなかったですが (^^;  当然、落語家の桂歌丸さんの家があの辺の置き屋だったこともご存知かと思います。  とにかく、娘さんにはあれは映画の中のことだと話しておけば良いと思いますよ。  それと時代的には制作年とほぼ同じ頃の設定でしょうか。開業したばかりの新幹線も出てきますしね。あの新幹線は撮影のために貸し切りの臨時列車を走らせたのだとか。それでは、ごきげんよう。

syaorin
質問者

お礼

 回答いただいてありがとうございます。 そうですか、そんなエピソードがあったんですね。  市大病院の中とか高台から見た横浜港とか自分の記憶とピタリとはまるシーンがあったかと思えば、酒匂川で牛~?とか黄金町とかあれーっと思ったりして混乱してしまいました。  映画で浜マイクを見た時は「なつかしい」と思ったのですが、「天国と地獄」ではなつかしいを通り越して、愕然です。こんな時代だったんだ・・・なんて。私、ずいぶん昔に生まれてたんだなーなんてあらためて実感しました。  でも、すばらしい映画であることは間違いないですよね。ほんと、スッキリしました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • gootara
  • ベストアンサー率25% (65/259)
回答No.1

映画(テレビドラマ)では、しばしば行われることですが、 無関係な場所で撮影して、あたかもひとつの街のように見せてしまいます。 駅前の風景は本物だとしても、そのほかの通りはオープンセットだったりします。 なぜなら、作品のイメージに合わせた風景が必要だからです。 今村昌平監督の「豚と軍艦」という作品は横須賀(神奈川県)が舞台ですが、実際の街の様子とは全く違うところがありますよ。

syaorin
質問者

お礼

早々にお答えいただいてありがとうございました。 セットでの撮影というなら納得できますね。重要なシーンで確かに地獄のイメージにピッタリ。 横須賀もなじみ深い土地なのでぜひ、ビデオを借りてきて見てみたいと思います。 どうも、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 天国と地獄

    死後の世界、宗教ではいろいろと説があると思いますが ほとんどの人は信じないと思うし、どうなるかなど定かではありません。 悪いことをしたら地獄地落ちる、地獄の沙汰も金次第。 今生きている世界が善悪入り乱れ中途半端な地獄。 などありますが私は信じていません。 さてここでは本当に天国と地獄というものが存在し、しかも どういった世界なのかもテレビ等でわかり、心肺停止で一度は死亡したが 見事心臓マッサージなどで生き返った人からの体験談等も含め まるで海外旅行のように身近な存在となり、既に亡くなった人からもテレビ越しで 天国で楽しくやってるよ!とか地獄からここは大変な世界だ。 あと50年しないと生まれ変われないんだよ、しかも生まれ変わってもゴキブリ なんだって。とか 本当は天国いけるはずだったんだけど、昨日悪いことをしたから地獄行き決定。 などなど、映画やアニメではありませんが、本当にあるとわかったらどうしますか? 私なら今なら天国に行ける!しかもそこが本当にすばらしい世界なら 今すぐ行ってみたいとも思います。 あと●回、世のため人のためになることをすれば天国とわかればそうしますし これ以上、誰かに迷惑かければ地獄行き決定!、自殺は駄目とかわかればとても注意します。 身近な存在になれば犯罪は大きく減少するとも思ってます。 もちろんこれらの世界は冗談ですのでお気軽に答えてください。

  • 天国と地獄について

    初めまして、天国と地獄のタイトルで質問させて頂きました。 なお当方この手のジャンルにおきましては無知なため これから書くことは支離滅裂で奇想天外な部分もあるかと思いますが 何かとご了承下さい。 まず天国と地獄という場所があるかないかということは 実際にこの世での生命を終えた後でなければ分からないとの事で 誰にも分からないという見解を持っているのですが、仮に この天国と地獄という場所があったとして、これらにいくつかの疑問点 があるので、皆様どのように思われるかご回答を頂ければと思います。 まず、 1 天国と地獄があったとして、それらを管理する者がいるのではないか、(俗に言う神様と閻魔大王という感じでしょうか?)また その者たちはずっと変わらずに管理しているのか、途中で権力が 変わって違う者にならないのか、また彼らが長く存在していたとして どのくらい前からそこにいるのか、仮に地球が生まれたくらいからいたとしたら億年単位でそこにいるのか・・人で数えたら億年才という歳に なりますね。また全ての国や人、動物、他色々な生命体の言葉を話せるのか、動物達の言葉も理解出来るのか、これらはその者たち同士が作ったもので神様が造ったものではなくて後から造られたものもあるはず、だとしたら理解できないのではないか・・ 2天国と地獄についてですが、この世とあの世の時間の流れは同じなのか・・(つまりこの世の1年はあの世で絶対1年なのか) 3 もし死んだ人間が天国と地獄にゆくとしたら、過去にどんどん死んでいった人間達で天国と地獄は増え続けているのではないか、だとしたら 向こう側はどんどん増えている状態なのではないか・・ その人たちを受け入れる場所はあるのか、スペースはあるのか、また 元々人間である限りあの世でも妬み嫉妬喧嘩はあるのか、お腹は減るのか、寝るのか、病気になるのか等 4死んだ後に霊体になるとして、その時の霊体の姿は死んだ時の直後に 着ていた服や髪型、髭、年齢等その時の状態のままなのか 5仮に地獄に落とされたとしたら、落とされるいうことは入り口があるという事だから必ず出口があるのではないか、 その地獄の管理人を倒せば地獄から脱出できるのではないか、仮に無理だとしたらどの部分で無理なのか、何か特別な特殊能力を管理人が持っているからかなわないのか、またもし多くの地獄に落とされた者同士が 手をくんだら管理人を倒せるのではないか・・ 6仮に死んだとして、いくつかの霊関係の話を見ていると 死んだ後もあの世で修行して経験をいくつか積んだ者が また修行するためにこの世の人間の守護につくとあるが、 ではその死んで修行する人間というのは次に生まれる時があるとしたら地球なのか、また地球以外の場所に生まれる事はないのか、 どのくらいの間隔で生まれる事が出来るのか、 この世で修行を積むと言うことは地球以外の場所で は地球以外の場所があるとしたら通用しないのではないか(まだ見ぬ 人類が知らない生命体のある星、場所があるとしたら等) なにかと長くなりましたが、宜しくお願い致します。

  • 天国と地獄はあるのか?

    あの世には天国と地獄があると思いますか? そもそもあの世自体など無いという意見もありそうですが・・・。 この世界そのものが天国と地獄であって悪い行いをすれば転生輪廻で最貧国のような国に生まれるのかも、、、と考えた事もあります。 私はたまたま偶然、日本に生まれました。 世界でも有数の裕福な国に生まれました。 何せ自分がどうしようもない状況に陥っても25条のおかげで国に助けてもらえます。 一方で、学校にも通えずただひたすら水汲みを一日中繰り返す子供たちがいます。 彼らに最低限度の生活の保障など存在しません。 教育もまともに受けられません。 これを地獄といわずしてなんと言おうか? 他方、先進国に生まれたというだけで、働かなくても生活が保障されたり 最低限度の教育を受けられる人達がいます。 貧国の子供達は、学力、識字力もまともに無いと思われますが、人としての「格」は 間違えなく、先進国で怠惰に過ごしてるクズ連中より高貴だと思ってます。 もっと言えば、マネーゲームにうつつを抜かしてる連中よりもです。 すべての人間は最低限度の生活が保障されるべきであるなら、 それはもっと国を越えて世界全体に適用されるべきではないかと感じずにいられません。 前世とかあの世とか転生輪廻なんか無いのだとしたら、 生まれた国の違いで、地獄を味わう、なんてあまりにも理不尽な気がしてなりません。 仕事もせず10年も20年も引きこもって三食昼寝付きのネットし放題のクズと 10年20年も、生きて行く為に毎日水汲みばかりしてる子供達。 希望も夢も無いような生活を受け容れ必死に生きる子供たちをみていると 心底、怠惰な連中に対し激しい憤怒の念を抱きます。 === この世界は、天国と地獄はあると思いますか?

  • 『天国と地獄』のアメリカ人の描写について

    最近、あるアメリカ人から黒澤明監督の『天国と地獄』について質問を受けましたが、 自分の知識では答えきれない部分がありました。 この映画は1963年製作で、当時の「現在」が舞台です。 映画の後半、「根岸屋」をモデルにしたとされるバーか何かで、 多くのアメリカ人エキストラを見ることができます。黒人もいれば、白人もいます。 横浜なら当然だろ、と気にもしなかったのですが、 先のアメリカ人はこの場面を見て「当時のアメリカ国内ではありえない」と言うのです。 確かに、1963年と言えばアメリカではまだ公民権法も制定されておらず、 日本占領中に作られた「進駐軍クラブ」も黒人専用のものがまだ残っていたと聞きます。 しかし、この場面では黒人と白人が同じ店の中にいるだけでなく、 談笑しているようなところも見受けられます。 そこで質問ですが、当時の横浜で、このように同じ店の中で黒人と白人が一緒に楽しんでいるなんてことがあったのでしょうか? (これらのエキストラは本物の米兵だったそうですから、 ありえない設定なら「自分たちは同じ店で遊んだりしない」とか言いそうなものです。) 要するに、意図はともかく、この描写は当時の風俗として現実的なのか、ということを知りたいのです。 当時の横浜、特に伊勢崎町や「根岸屋」をご存知の方がおられたら、教えていただけないでしょうか。

  • 天才・黒澤明の世界

    僕は18の大学生ですが、最近黒澤明の世界に魅せられています。「天国と地獄」「七人の侍」を見ました。言い切ってしまいますが、彼の作品(というより発想)は今の10代が見ても完全に新しいです。 そこで三つ質問があります。 1.ビギナーの僕に彼の凄さ、お勧め作品、伝説など何でもいいので教えてください。 2.彼が自分の夢をそのまま映画にした作品(鬼に追いかけられる等)があったと思いますが、何と言う作品ですか?また感想も聞かせてください。 3.「踊る大捜査線」の映画で「天国と地獄」をパクッていた場面がありましたが、あの場面をどう思いますか? お願いします。

  • 子供が誘拐される映画!!!

    子供が誘拐される映画の研究をしたいと思って、いろいろ見てみたいのですが、何かお勧めを知ってル方、教えてください。 有名なところでは 黒澤明監督「天国と地獄」 アルフレッド・ヒッチコック監督「知りすぎていた男」 とかあると思いますが、これ以上思いつかない私です。よろしくお願いします!

  • フィルム・ノワール

    こんにちは。 フィルム・ノワールと言う言葉があります。 広義的には色々な解釈もあるようですが、 主に暗黒映画あるいは犯罪映画を指すようです。 面倒な話をするつもりはなくて、 印象に残った犯罪映画がありましたら・・・・ 私でしたら、 「現金に体を張れ」 「地下室のメロディ」 F・シナトラの「オーシャンと11人の仲間」、面白い映画でした。 他にも沢山あります。 邦画では黒澤明の「天国と地獄」、この映画などもそうでしょう。 印象に残る映画がありましたらお話したいものです。

  • 黒澤映画のロケ地

    黒澤映画の名作「生きる」を見ました。黒江町という街の名前が出てきますね。実在とは関係ないと思いますが、どなたかあの公園のある場所のロケ地をご存知ないですか

  • 特急電車の窓は開くか?

    昔の映画なんですが、『天国と地獄』という黒澤明監督の映画を見ていたら、誘拐犯の現金の受け渡しに特急こだまの洗面所の通風窓が7センチ開くとありましたが、今もJRの特急電車で、窓が開く列車ってあるんですかね?何となく興味を持ったんですが?全国の鉄道マニアの皆さん、どうか教えてください。できればJR東日本かJR東海の路線が良いんですが、全国でも構いません。よろしくお願いします

  • こんなシーンのある戦国(?)時代の映画を教えてください

    映画館で見た最初の邦画を探しています。 黒澤作品のような気がして探していたのですが見つからず、そうなると、また気になってしまいます。 製作年代は、1970年以前です。 カラーまたは併用だったかと思います。 「砦(?)の外に、農民の母子。母子はぬかるみの中に伏せている。母親は、動いてはいけない、と静止するが、子供は泥にまみれて落ちている果実を拾おうとする。そのとき、砦の上から子供めがけて矢が放たれる」 というシーンのある映画です。 ストーリーに直接関係なさそうな短いシーンですし、長い歳月を経て、このシーンも私の中でデフォルメされているかもしれません。 それで、ちょっと違うが、というようなお心あたりでもお教えいただければ、大変うれしいです。 どうぞよろしくお願いいたします。