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大学の入試問題はいつ作られるのか?
タイトル通りなのですが、大学入試で小論文を書きます。 私は経営学志望で、日本情勢を知ることが必要になります。 今月から新聞の定期購読を始めたのですが・・・。 今日友人から 「入試問題は夏休み前には作ってあって、銀行で厳重に保管されている」 と聞いたのですが、これって本当なのでしょうか? 大学入試問題はいつ作られるのか。 噂だけでも結構ですので、教えて下さい。
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どの時点をもって入試問題をつくったというのかがそもそも問題ですね。 問題原稿だけなら夏過ぎ~秋頃ですし、皆さんが解く問題冊子の現物のできあがりということなら、年明けということにもなります。 皆さんがよくご存じの国内の大学(特定の1大学や数大学という数ではなく、もっと多いですが、詮索は無しに願います。)では、一連の問題作成作業は、概ねGW明けにスタートします。 意外に早いと思われるかもしれませんが、印刷後の納品までを考えると長丁場となるのが、知られていない実態です。 そのプロセスでは、作成メンバーの確定にはじまり、企画、指導要領・履修範囲の確認を経て問題案素案の検討、草案作成、その後、過去問検索や更なる内容検討などなど、夏過ぎ~秋頃まで続きます。 期間が長いとお感じかもしれませんが、問題は1回の入試につき、正、副、予備と3種類が必要なため、その作業量は膨大です。(まだまだ、人海戦術に頼るところ大なのが原因ではありますが。。。) 保管方法については、厳重に施錠でき、鍵の管理も確実で、盗難だけでなく、火災等からも保守できる施設で有れば、銀行に限定せず、大学内で保管することもあります。 大学の中では「入試で転ければ、学長の首がとぶ」と言われる仕事ですから、担当者を除けば、業務スケジュールでさえ厳重に情報管制され、大学職員にさえ、その実態は殆ど知らされません。 特定の科目の出題者でも、他の科目の試験問題を見ることは出来ませんし、全体を見ることが出来る人間はほんの数人以内というところです。(大学によって、若干違いがあるかもしれませんが。) 上記で作成された問題原稿(解答用紙を含む。)は、それから印刷されるわけです。 昔々は、銀行の金庫内で大学職員が印刷機持ち込みで印刷していたことも有るようですが、現在では守秘性や安全性を考慮して外部発注します。 発注先は、日本一警戒厳重な印刷所や、外部の一般人との接触が全くない印刷所だったりもしますが、これにも相当な時間と手間がかかるため、この管理作業も大変なものとなります。 入試後の採点・集計作業もまた膨大なかつ責任重大な作業となりますが、それは、人(受験生)一人の人生がかかった話ですから、そこはお察し下さい。 家族にも言えない、それはそれは大変な仕事だという「噂」です。
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- otsubo-t
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通常の教科の問題はすでに回答されている方のとおりだと思いますが、小論文の課題などは直前という場合もあります。最新のニュースが小論文のテーマにならないと思うのは早計ですよ。
お礼
やはり新聞を毎日読むことは当然なのですね。 丁寧なご回答有難う御座いました!
- meteor2007
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予備校の先生に聞いた話です。 センター試験の問題は夏ごろまでに原案完了。 私大・国公立も夏ごろには原案をまとめる、ということです。 早稲田大学は例外で、秋ごろまで問題編纂の時期を遅らせていると聞きました。 夏締め切りと秋締め切りだと、時事問題の内容などに影響が出てきます。
お礼
夏か秋までには出来る、という事ですね。 とても分かりやすいご回答有難うございました!
お礼
とても詳しく教えて下さり、有難う御座います! 小論文の問題も一般受験の問題が作られる時期と同じなのでしょうか?参考にさせていただきます! ご回答有難う御座いました!