• ベストアンサー

広島空港アクセスについて

広島空港は、旧空港に比べて郊外に移転したため、アクセスは良いとは言えない。 近くにJR山陽本線が走っており、ここから分岐して羽田空港のように空港ターミナルに直接乗り入れる様にすれば、アクセスは格段によくなる。 なぜJR西日本はそうしないのか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jun502
  • ベストアンサー率34% (110/320)
回答No.2

地方の空港は広島空港に限らずアクセスの良い空港というのはあまりありません。 鉄道が乗り入れている空港はいくつかありますが、JRが乗り入れている空港はさらに少ないです(思い浮かんだもので新千歳、成田、関西空港、宮崎ぐらい。羽田は東京モノレールが現在はJR子会社なので微妙)。 その他の空港はJR以外の私鉄が乗り入れています。ただし、それも政令指定都市ぐらいの大きな都市にある空港が大半で地方の空港はバスでアクセスが一般的です。 一番の要因は鉄道を建設するには費用がかかり、対費用効果分の利用客が見込めないためだと考えられます。その点バスは初期投資が余りかからないのでより現実的な方法としてどこの空港でも採用されていると考えられます。 それと、今回の質問にある広島空港ではもう一つ別の理由が考えられます。国内における航空機の利用客の中で最も割合が多いのは羽田とその他の空港を行き来する人です。それは広島といえども同じと考えられます。 この時、航空機とライバル関係にあるのが新幹線です。 現在、広島-東京間が新幹線で4時間、 飛行機を使うとなると広島駅から広島空港までバスで約1時間、フライトの時間が1時間強、羽田から東京駅に出るのに40~50分、その他飛行機の出発時間には余裕を持って着いておかないことなどを考えると最短でもトータル3時間半ぐらいとほぼ同じ時間になってしまいます。 そのため現在では、広島から東京に向かう場合は(乗り換えも無いことから)新幹線の利用を考える人のほうが多いと思われます。 しかし、ここで山陽本線から分岐をさせ広島空港までのアクセスが格段に良くなり航空機利用なら3時間以内で東京に行けるとなると、新幹線から航空機へ利用客の流出が起こってしまいます。JRとしては新幹線に乗ってもらったほうが利益が出ますから、わざわざライバルである航空機業界へ塩を送るような真似はしないはずです。 これは新幹線沿線の空港だと大体当てはまはずです。ですから、もし空港へのアクセス向上のために鉄道を乗り入れさせようとするなら、JRに頼むよりは自治体等の強いプッシュにより第三セクター方式などで作るしかないと思います。 仙台空港などはまさにそうだと思います(ただし、こちらは東京に近すぎるので羽田便はありませんが)。

jumpup
質問者

お礼

なるほどそういう事でしたか。 各方面の利害や思惑か絡み、実現性は殆どないのでしょうなぁ。

その他の回答 (3)

  • YHU00444
  • ベストアンサー率44% (155/352)
回答No.4

基本的な経緯については前回答者のみなさまの仰るとおりです。(一番の理由は「県にカネがない」から) さらに付け加えますと、もともと広島駅そのものが街外れに建設されましたので、広島県庁からのアクセスは広島バスセンター発の便の方が圧倒的に優れていること。 また、(市の出資する)アストラムラインに肩入れしている広島市にとっては、アストラムと接続する中筋駅経由の便が減少することは避けたいとの思惑もあったのでしょう。 ※ついでに言うなら、県や市の役人は地方ではエリートですから、チンタラ鉄道やバスで移動するよりも自家用車で移動する機会の方が圧倒的に多いわけです。であるならば、自分たちに直接メリットのある自動車アクセスの整備を最優先するのはむしろ当然とも言えますし、県民一般にとってもその方がよほどありがたいわけです。 かように役人側に事業推進のインセンティブが希少なことも、計画が進まない理由の一端としてあったのではないかと。

jumpup
質問者

お礼

なるほどそういう事でしたか。 各方面の利害や思惑か絡み、実現性は殆どないのでしょうなぁ。

回答No.3

県としては、広島市からリニアモーターカーを建設するとか、山陽本線の支線となる第3セクター鉄道を作るとか山陽本線の最寄り駅から空港まで連絡ロープウェイを作るなどさまざまな構想がありました。 どう試算しても、黒字になる計画は出来ず、JR西日本も同社の数少ない黒字路線の山陽新幹線のライバルになる支線を赤字になってまで作るいわれはありませんから、単独で建設という構想からは早々と降りてしまい、広島県の提唱する第3セクター鉄道を県が作るなら最小限の協力はするよ・・というスタンスを崩しませんでした。 結局、広島県も県で赤字を背負ってまで、アクセス鉄道を造る覚悟はなく連絡鉄道構想は暗礁に乗り上げています。広島都市高速の整備で、バスでのアクセスもスムーズになりましたから、連絡鉄道の構想が復活する事はないでしょう。

jumpup
質問者

お礼

なるほどそういう事でしたか。 各方面の利害や思惑か絡み、実現性は殆どないのでしょうなぁ。

  • ABAsan
  • ベストアンサー率56% (274/489)
回答No.1

 お金がないからでしょうね。計画自体はありました。ただし、建設費が高額になることと採算が取れる目処が立たないことから計画が頓挫し、現在に至っています。今のところ、実際に建設される可能性は皆無です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF#.E3.82.A2.E3.82.AF.E3.82.BB.E3.82.B9.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.99.E3.82.8B.E5.8B.95.E3.81.8D

jumpup
質問者

お礼

なるほどそういう事でしたか。 各方面の利害や思惑か絡み、実現性は殆どないのでしょうなぁ。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう