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板門店(軍事境界線)って観光客用のパフォーマンスですよね?

板門店に行ってまいりました。すごいところですね。南北の軍事会談が行われている建物の中の半分は北朝鮮の領域で、そこだけなら、形だけでも北朝鮮に入国できちゃうって、世界でもこんなツアーはほかにないなあ。。。 と、行ったときは思ったのですが、帰国して冷静になって思ったのは、あれって観光客用のパフォーマンスじゃないかってことです。 行ったことのある人ならわかると思いますが、蝋人形のように動かないサングラスかけた韓国の軍人さんや、建物の外で体半分隠して、北朝鮮側を向いてる人たち。あれ、どう見ても、観光客に喜んでもらうためにやってるでしょ。サングラスは、ガイドから説明を聞いたので(北の軍人と目をあわさないため?)わかるのですが、あの蝋人形のような軍人さん絶対おかしくないですか? それと、境界線の部分について、コンクリートのもりあがっているところが境界線だそうですが、ほんとに危険なら、境界線は鉄柵とか鉄格子とかつけるはずじゃないですか。だけど、そういうしきりはなにもないですよね。下手したら頭のおかしい観光客が軍人の目を盗んでダッシュして境界線越えることも簡単ですよね。 というわけで、板門店は北と韓国が協力しておこなっているただの観光地だと思っているのですが、、みなさんはどう思いましたか?

みんなの回答

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.3

> 板門店は北と韓国が協力しておこなっているただの観光地  ある意味、そのご意見は的を得ていると思います。ただ、 両国がここで販売(?)しているのはお土産などではなく、 「 思想 」だという点で、ちょっと特殊な観光地なんです。 なぜなら思想の相手国にだけでなく、自国に対しても見せ つける必要があるからです。  板門店に行くまでの間、北朝鮮が建てた巨大な鉄塔( 旗を 掲揚するポール )をご覧になったと思います。ほかにも相手の 国に向けられている大きな宣伝文句の看板や電飾もそうです。 これらはすべて、思想のショーケースなんです。  たとえば北朝鮮側には「 21世紀の輝ける太陽、金正日将軍様 」 といった看板が置かれています。でも、これを見て「 将軍様は すごいなあ 」と本気で思う韓国人や外国人はいませんよね。 でも当の北朝鮮側はそれでも構いません。ある意味、「 私たちは 将軍様を尊敬しているので、こんな看板を作るんですよ 」という 自国向けの内向きなプロパガンダでもあるのです。  そういう意味で、この観光地で行われているのは「 意地の張り 合い 」ですね。元は同じ家だったのに考え方の違いで二つに分か れてしまい、お互い相手の家をののしり合っている状況なんです。  なお、他の方も説明されている通り、以前は板門店には本当の 緊張感が流れていました。いまのようにどうしようもなく弱体化 した北朝鮮しか我々はイメージできませんが、少なくとも金日成が 生きていたころの北朝鮮は、本当に韓国に攻め入るのではないかと いう恐怖感を十分に感じさせる存在でした。  現在の板門店に緊張感がないのは、北朝鮮側に本当に余裕がなく なってしまい、板門店に常駐する軍人が減ってしまったからですね。 以前は、盛り上がったコンクリの線を挟んで両国の軍人が対峙し、 映画「 JSA 」のようなシーンが本当にあったんですよ。そういう 緊張感はお互いの力が拮抗している時に存在するもので、現在では 北朝鮮側の迫力が失われたことは否めません。 > 下手したら頭のおかしい観光客が軍人の目を盗んでダッシュして境界線越えることも簡単ですよね。  それをやると大変なことになるのは、いまでも一緒ですよ。 私が聞いた話では、風で帽子を飛ばされた人が北朝鮮側に入って 帽子を拾い、韓国側に戻ってきたら拘束されたそうです。その後 かなりの長時間にわたって取調べを受けたとか。あの場所でわざと トラブルを起こす北側の工作員に疑われるわけですね。

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  • mable2006
  • ベストアンサー率35% (214/598)
回答No.2

「下手したら頭のおかしい観光客が軍人の目を盗んでダッシュして境界線越えることも簡単ですよね。」 1984年11月、実際にソ連(当時)の大学生がダッシュして北側から韓国側に亡命し、激しい銃撃戦になったという事件があります。 この時、双方で4人が亡くなりました。 http://www.panmunjomtour.com/japanese/jsa/jsa_9.htm 私も80年代の軍事政権時代に行きましたが、もっとぴりぴりしていました。双方からの拡声器放送も盛んだったくらい。国連軍(実質は在韓米軍と韓国軍)、北朝鮮人民軍による共同警備区域であるからこそ、境界線がゆるやかでした。

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  • k135j
  • ベストアンサー率24% (134/541)
回答No.1

私が行った1980年代の板門店は、それなりに緊迫した雰囲気がありました。 板門店に入るに当たって、「私は板門店において殺されても文句は言いません」というような誓約書にサインさせられた記憶があります。 服装においても、厳重なチェックがありました。「板門店においては、北の工作員が韓国側から板門店に来る人間を全員写真に収めているので、出来るだけ金持ちそうな格好をしてください。スニーカーは駄目です。Tシャツも駄目です。」というような感じでした。 ラフな格好をしていると、「資本主義社会においては、国民は資本家によって虐げられている」という北の宣伝材料にされるのだそうです。 最近は韓国が北との融和政策をとっているせいかどうかしりませんが・・時代が変わったのですね・・。 蝋人形・・当時はありませんでした・・。

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