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階名唱法で半音の呼び名

階名唱法で半音の呼び名を教えてください。第六音と第七音の間の半音は「リ」だというのだけ覚えています。それと個人的には、呼び方を区別した方が音感を養うのには良い気がしますが、この方法でソルフェージュをしている人は少ないと聞きました(自分自身も今までCもC#もドと呼んでました)。何故あまり広まってないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • puni2
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回答No.2

もしかして,コダーイ・メソッドの「ドディレリ唱法」でしょうか? ハンガリーにゾルタン・コダーイ(Soltan Kodaly, 1882-1967)という作曲家,兼,音楽教育家がいました。 彼の創設したコダーイ・メソッド(コダーイ・システム)では,ドレミ…の階名に一工夫しています。 まず,幹音を do re mi fa so la ti とします。 「シ」の代わりに「ティ」としたのは,頭文字だけ書いても,drmfsltと重複がないなるからです。(シだとソと重なる) ちなみに,この「シ」→「ティ」は,Tonic Sol-fa(イギリス生まれの,いわゆる普通の移動ド唱法)でもしばしば行なわれています。 映画「サウンド・オブ・ミュージック」の『ドレミの歌』(もちろん原曲のほう)で,シのところが「teaはジャムパンに合う飲み物」となっているのはそのためです。 話を戻して,コダーイ式では派生音は次のように表します。 嬰音:do#=di, re#=ri, fa#=fi, so#=si, la#=li 変音:re♭=ra, mi♭=ma, so♭=sa, la♭=a, ti♭=ta つまり,シャープはすべて母音がイ,フラットはすべて母音がアとなります。 >何故あまり広まってないのでしょうか? コダーイ式のソルフェージュを実践している音楽教室なども時々ありますが,音の呼び方については普通の移動ドだったり音名だったりする場合もあるようですね。 はっきりした理由は分かりませんが,おそらく日本語ではlとrの区別がないのも一因ではないかなと思っています。 つまり,「ラ」とカタカナで書いてしまうと,re♭とlaのどちらだか分からなくなってしまう。 同様に「リ」もre#とla#の2つがある。 つまり,コダーイ式階名のメリットである,「子音を見れば幹音が分かり,母音を見れば#か♭かが(だいたい)分かる」という利便性があまり出てきません。 それだったら,通常のドレミファでもいいかな,ということになったのではないでしょうか。 コダーイメソッドは全くの門外漢ですので,関係者の方,また詳しい方,違っていたら訂正をお願いします。

kicker
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変、勉強になりました。 シャープとフラットで呼び方が違うというのは知りませんでした。なるほど、基本的にシャープには"i"、フラットには"a"をつければいいのですね。ただ、lとrを同時に含んでいるのは日本人にとっては致命的ですね…いや、でもレとラは離れてますし、今回は自分のためだけのソルフェージュなので他人を混乱させることも少ないでしょう。どちらにしても#とbの区別のないドレミよりは自分に合ってそうです。この方法でチャレンジしてみます。本当にありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • gould09
  • ベストアンサー率33% (196/589)
回答No.1

理由は知らないのですが 自分は趣味として声楽(ベルカント唱法)を習っているのですが、ドイツ語式の発音で歌っています。(参考URLを見て下さい) 元々、外国から伝わってきた概念だと思いますので外国で使われている方法で習うことが多いのではないでしょうか。 また、この覚え方なら外国の先生とのコミュニケーションの取り易いと思います。 始めは大変だと思いますが、規則性があるので一度覚えると直感的に音を取れるようになると思います。 また、この言い方を使うと、和音を一言で表現する事が出来ます。 例えば、ドミソの和音はC(ツェー)、E(エー)、G(ゲー)はCEG(ツェゲー)と読んでいます。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=83419
kicker
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 うーん、残念ながらgould09さんの答えは私の質問の趣旨とは少し違います。ただ、私もドイツ式で習ったことはあります。でも、チス、ギスなどは2音節なのでソルフェージュには向きませんでした。それで結局、#もbも関係ないドレミに戻しました。

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