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ホテル予約について
海外ツアーでの宿泊ホテル名は最終旅程表 がこないとわかりませんよね。 なのに、旅行社は予約時には部屋が確保できたと言います。 ホテル名が未定なのに、なぜ部屋が確保と言えるのでしょう? ホテル予約から確定までの仕組みを教えて下さい。
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旅行会社のものです。 確かに紛らわしいですよね。 ツアー(募集型企画旅行)は、ホールセラーと呼ばれる企画手配する会社(または部門)が商品を作って募集をし、リテーラーと呼ばれる販売する会社(または部門)、つまり皆様が旅行会社と認識している会社、がお客様に販売をし、ホールセラーに販売状況が報告されて実際の手配をします。 “ホテル指定なし”の商品は、一般に同クラスのホテルを指定している商品より若干安めに設定されています。 この意味は、ホールセラーが各ホテルと交わした半期、年間など一定期間内の送客契約数を達成させたり、日々の事前仕入客室を効率よく販売するために、ツアーで使用するホテルの選択権をホールセラー側に残すということです。 これがホテルをあらかじめ指定して(あるいは選択可能にして)、そのホテルのよさをアピールして集客する商品との根本的な違いです。 ホールセラーはホテルごとの仕入値と旅行代金(見積原価)、出発日ごとのツアーの売れ行きや予測、日々の事前仕入客室の埋まり具合、更には一定期間内のホテルごとの送客実績や今後の見込予測など、様々な要素から実際に使用するホテルを決めますので、ホテル決定の時期が遅くなります。 このようにホテルの選択権がホールセラー側にあるということは、つまりはホールセラー側の事情でお客様にご不便をおかけすることになるので、価格面で考慮をしていると同時に、ホールセラー側に選択権のあるお客様を一定量確保したいという思惑もあります。 したがって、リテーラーからお客様に対しては、「ホテル名は未定ですが、ホテルは確保してあります」というご案内になります(というか、そういうご案内しか出来ないのが実態です)。 これは、航空会社未定の場合についても同様です。 航空会社ごとの空席状況、仕入原価、契約送客数と送客実績(と、見込)の推移によっては、安い商品であっても一般に高いと思われている航空会社を(ツアー単体で見ると赤字になっても)使用することがあります。 これらは、ホールセラー内部の事情で、実際にお客様と接するリテーラーやお客様には関係のないことです。 ホールセラーはリテーラー、リテーラー経由お客様に、旅行パンフレットで示した範囲内のホテル(や、航空会社)を確保する義務があり、これが出来ないと「旅程保証」規定に触れ、旅程補償金の支払が発生します。
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- tabizaru
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簡単です。ローカルエージェントが調整するからです。(格安航空券の席と同じ) 日本の旅行会社は宿以外についても現地の旅行会社にまる投げなので。 最悪現地に到着後での変更も有り得ます。
- kensaku
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たとえば、ある日のある便に、飛行機の座席を50席確保します。 ここに、さまざまなツアーでこの便を使うものを設定します。どのコースが売れても、この便の座席が埋まっていきます。 同様に、ホテルでも、ある日のある都市のホテルを50室確保します。いろんなホテルを合わせて50室。 この都市を通る様々なコースのツアーを設定して、売り出します。 どのコースに何組の予約が入るかによって、ホテルを割り振ることになります。同じコースの人を、いくつものホテルに分宿させると、添乗員がたいへんですから。 現地に支店があれば確実性は高いですが、そうでない場合、現地の旅行会社が間に入って調整することも、よくあることです。 どうしてもそのホテルに泊まりたい場合は、自分で直接ホテルに予約なさることをお奨めします。サイトから予約できるホテルも多いですし、お得なパックプランもいろいろ用意されているところが多いです。