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客室乗務員、スチュワーデスなどの呼称

一昔前は、機内でサービスする人をスチュワーデスと呼んでいたと思います。今でも続いているのかもしれませんが、実際にそうした言葉で呼んでいるのを聞いたことがありません。代わりに、客室乗務員とよく聞くようになりました。パーサーとかアテンダントというような呼称もあったと思います。これらの区別もよくわからないのですが、スチュワーデスと呼ばなくなった理由と合わせて、このあたりの事情についても教えてください。

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  • ベストアンサー
  • PAP
  • ベストアンサー率62% (1578/2526)
回答No.3

「スチュワーデス」というのは、女性の客室乗務員に対する呼称であると岩波の国語辞典などに記載されています。すなわち「男のスチュワーデス」というのはいないわけですが、男性の客室乗務員が一般的でなかったためか、日本語では男性客室乗務員に対してスチュワードという呼称は定着せずにパーサーと言われるのが一般的でした。飲食業では女性はウエイトレスで男性はウエイターが定着しているのとは違いますね。 客室乗務員は特段女性がやらなくてはならない理由がないと言ったこともあり、男女雇用機会均等法によって募集時などをはじめとして男女の区別を付けるスチュワーデスといった言い方ができなくなったため、客室乗務員やフライトアテンダント、キャビンアテンダントという性差のない呼称に変更されました。 男女雇用機会均等法は、基本的に「働く上で女性を差別せずに男性と同等の機会を与えなさい」と言う主旨ですので、その言葉が女性に対して良かろうが悪かろうが女性であることを明確にする呼称は好ましくないと言うことになったわけです。なお、ホステスやホスト、女優や男優のように働く上で男女の区別が必要な場合は除かれます。 従って、航空会社ではスチュワーデスとは言わなくなりましたが、世間一般では未だに広く使われているようですね。これにはスチュワーデスが女性を蔑視するのではなく、一種のステータス性を帯びていることなども原因しているのではないでしょうか。また、利用客は雇用者ではありませんからスチュワーデスといっても何の問題もありませんが、テレビなどではスチュワーデスや保母といった言葉を客室乗務員や保育士といった性差のない言葉にしていますから、世間にも性差のない言葉が徐々に浸透していっているのかも知れません。

clint
質問者

お礼

こんなところにもジェンダーフリーの考え方が影響しているのですね。よくわかりました。どうもありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

スチュワーデスは女性客室乗務員を表す言葉であり、最近では男性の客室乗務員が増え、男性にも女性にもつかえる「フライトアテンダント」や「キャビンアテンダント(通称CA・シーエー)」などに変わったのです。看護婦などもこれと同じです。男性看護士が増えているので、両性につかえる「看護師」という言葉に変わったのです。

clint
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.2

stewardには執事という意味があります。執事は階級社会を連想させる言葉でありますので均等社会の中で呼称を代えたものです。

clint
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

noname#20999
noname#20999
回答No.1

スチュワーデスは女性名詞(語尾がess)男性にも使えるように変えたのでしょう。

clint
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

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