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モード奏法とは?
マイルスデイビスが「カインドオブブルー」にて使用しモード奏法の代表作といわれていますが、ずばりモード奏法とはどんなものなのでしょうか? 具体的に教えてください。 よろしくお願いいたします。
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アドリブに使うスケールで、カインドオブブルー以前の、先ずコード有りきのアドリブから、コードに縛られることなく、より自由なアドリブを目指そうという当時としては画期的な手法だったのです。 詳細は上手く説明できないので、ここ参考にしてください。どっちかと言えばロックから入ってきた私のような者には理解し易く解説されてます。
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- altosax
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こんにちわ ジャズ研出身なんですが自分はコードしかアドリブできないモード落第生のaltosaxです^^;♪ わたしもこれには苦ーい経験&いまだに寅馬さんを背負ってますです^^; ですので、モード落第生が納得に至った程度の超低レベルなモードとコードの認識でいきますね… カインドオブブルーを例に出されましたので、そのソーホワットでいきますと、 ※この曲はタモリさんが現役だった頃、 「うまーくなーりたーいなー。なーぜ!?」・・・ という日本語の歌詞がつきましたので、以降これで行っちゃいますね^^ 最初の4回の 「うまーくなーりたーいなー。なーぜ!?」 の繰り返しと、 次の5ー8回目の 「うまーくなーりたーいなー。なーぜ!?」 の繰り返しと 9ー12回め以後の 「うまーくなーりたーいなー。なーぜ!?」 で、 調性がまんなか部分だけ転調して、9回めでまた戻っていることがなんとなくわかりますでしょう? (この曲は実はブルースだった訳なんですね!) でも、昔ながらのコードのブルースが主に9小節めで大展開を見せるのと違って、ソーホワットではサビのようにまんなかで調子が変って両脇四小節でサンドイッチになってる感じですね? ドリアン(レミファソラシドレ) リディアン(ファソラシドレミファ)だったかミクソリディアン(ソラシドレミファソ)だったか?^^; ドリアン という構成になってるんですね… (ちなみにこういうあいまいな落第生のことをミソクソリディアンといいます^^;) どれみふぁそらしどの長調(イオニアン)と、 らしどれみふぁそらの短調(エオリアン)だと、 私たちにはわかりやすいんですが、それ以外の音からスタートしてくれる変態の調性のことを「とりだてておおげさにモード」と呼ぶようになっています。 で、わたしのようなミソクソリディアン人間でもなんとなく出来ちゃったりするのが、モードのミソクソなところです^^; コードに話を戻すと、「ブルース演奏のコード」っていうとワンスケール一発でいいんだよ♪と「誰でもできる初心者向けのナンバーワン教材」になってるじゃないですか。 これって結局、ワンスケール一発、イコール、モード、ということになる訳です。 (ふつうのコードのブルースだとたいてい長調なのでイオニアンの一発) そこでイオニアンだけではカッコ悪いので、各コードの根音にしたがって、5、6小節めはFだからファからはじまるリディアンにしたり、9小節めはGだからソではじまるミクソリディアンにして、10小節めでまたFだからリディアンで、11小節めでイオニアンに戻る、ということを、実は何も意識せずにやってたはずの普通のコード演奏をモードで説明すると実はこういう高度なことを知らずにあっさりとやってたことになります。 ここでミソなのが、はじまりの根音が違うだけでモード名が変りますが、どれもみんな白鍵だけをならべた音の列です。 ということは、「おれはこの音が根音だ!」と主張しなかったら、結局どれでやっても出る音は同じ、ということになります。 …つまりこれは、「だったらフリージャズじゃないの?」と紙一重であり、上記のような「今迄のコードしか知らなかった時代のプレイもモードで説明できる」という二面性というか紙一重というか、両生類というか都合のいい生き方?になります。 ゆえにいいかげんなクソミソ野郎でも何とかなっちゃう^^;便利なところがあります。 (ちゃんとやるには、ドからはじまるドリアン、とか気が狂うほどの頭の転換訓練をすることになります) モードジャズというと、七面倒臭いインテリぶった「お講座」大好き人間の難解哲学とは裏腹に、この「都合のよさ」で、70年フュージョン時代に大きく花を開いて 「え?モード?そんなん、知らん!」という一般大衆の単なるファンの皆さんにも「たのしい!」と喜ばれて、ついに21世紀の今演奏されている「ジャズという音楽」の約半数かそれ以上はモードで演奏されるようになっています。 「わあ、ロマンチックですてきぃ♪」と彼女がクリスマスイブのカフェでうっとりする軟派なBGMも、実は「これは元はマイルスが、コルトレーンが、マッコイが…」と彼女に一発で逃げられるような音楽なんですねー:-p ・・・で、話を本気のモードに戻しますと、そもそも「長調(イオニア)」と短調(エオリア)しかなくてそれぞれの中で「イオニア性を保つ(長調だとして聞かせる)」とか「エオリア性を保つ(短調として聞かせる)」だけではジャズの自由なアドリブの足枷になる!と思ったマイルスが「フリージャズほど無秩序ではない方法」として「こりゃいいや!♪」と取り入れたのがモードというわけです^^ つまりマイルスがモードを導入したときのそのココロは、難しいことがしたい、というのとは正反対に、何でもありで行きたいけど、俺はオーネットコールマンにはなりたくない、という秩序と品位を保たせるための妥協点だった訳ですね… でも、オーネットコールマンも完全無秩序ではなくて、50ー60年代初頭はなんとチャーリーパーカー的バップをヘタウマに演奏していただけであって、その頃は「これがフリージャズなのかいな???」というお行儀のいいことをやっていました。 私は落第生なんで、とりとめもなく半分以上変なことを書いてしまいましたが、今迄十数年間、こんな話をすることで、「ああなるほどね♪なぞがとけたよ!」と言ってくれる人が多かったので、恥を忍んでまた出て来てしまいました^^; ※生半可なので、文中で不正確なところは、どなたかフォローして下さいましたら助かります(^^)/ じゃ、がんばって残り少ない年末もたのしいジャズライフでおすごしくださいませ。
お礼
お礼が遅くなりました。私はギタリストなのですが、マイルスに最近はまったもので・・・ アドリブのネタにでもなればと思いまして・・・ 音楽を聴き、コピーして自分のものにしたいと思います。 ありがとうございました。
- marunaka
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コード進行に基づいてアドリブを行う「コード」に対して、スケールに基づいてアドリブを行なう演奏方法です。 スケールにはいくつも種類があり、それぞれ「○○モード」と名前が付いているので「コード」に対して「モード」と呼ばれます。 「モード」や「コード」に対して詳細は書ききれないの悪しからず・・・
お礼
お礼が遅くなりました。皆さんのおっしゃっていることで、なんとな~くですがわかった気になっております。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりました。教えていただいたH.Pが参考になりました。とにかくいろんなフレーズを聴き、コピーして行きたいと思います。