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「東方朔」アムリタ/よしもとばななの一説、中国の故事

なんども読んでいるのに、他の箇所ではたくさんのことに気づくのにひとつだけこの小説でわからないことがあります。それが、主人公の名前の由来である「東方朔」についての故事と解釈です。 朔美が「変わり者」→「切れ者」?という意味なのでしょうか?小学生でもわかることがわからない、自分の頭の悪さにため息です… どなたかお願いします。

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  • walk-hawk
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回答No.3

またまたお邪魔します(夏休みで暇なもので・・・汗) >「皇帝からもらったものを全くありがたがらずぞんざいに扱う東方朔が、周りの人に『お前は変わり者だ』と言われ『違う、私はこうして身を隠しているのだ』と言い返す」 東方朔は皇帝に寵愛されることで周りに嫉視されること、皇帝と寵臣の仲になることで自由を失うこと、―つまり貴重なものを得ることで今の自分自身を失うことを恐れて、韜晦しているのですね。 ここに何かヒントがありそうな、なさそうな・・・ 「アムリタ」お勧めありがとうございました、機会を見つけて読んでみます。

merryssheep
質問者

お礼

>皇帝に寵愛されることで周りに嫉視されること、 >皇帝と寵臣の仲になることで自由を失うこと 「次々手に入れては失う」というくだりが言い方を変えて繰り返し出てくるので、それと関係があるのかも? 私も夏休みです。課題から逃避中です…。 おもしろくて参考になりました。故事ってほんと、あらゆることが凝縮されてますね…。回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • walk-hawk
  • ベストアンサー率43% (82/189)
回答No.2

おはようございます。お礼拝読いたしました。 図々しいようですが、重ねて投稿させていただきます。 東方朔はたしかにアタマの良いなかなかの人物なのですが、後世はそのヒョウキンさ・天衣無縫ぶりの方が有名になり、「仙人」と目されるようになった人でもあります。お供えの肉をかっぱらったのを皇帝に咎められ、「自分で自分を責めてみなさい」と命じられ、神妙に自己批判していたかと思ったらいつのまにか自分の勇気と大胆を讃える詩を唱えていたという逸話や、天上で仙女の守る不老不死の桃を盗んで逃げたという伝説の持ち主です。絵や謡曲にも(仙人として)登場しているようですね。 すでに本中にある故事かもしれませんね、だとしたらクドくてすみません。 (さっき「アムリタ」のレビューなど少し見たら、思いのほかシリアスそうな内容でビックリです。お茶目で飄々としてしかも食えない主人公・・・とはちょっと違いそうですね。私も小学生かも(汗)・・・)

merryssheep
質問者

お礼

おはようございます。 ちなみに登場した故事は「皇帝からもらったものを全くありがたがらずぞんざいに扱う東方朔が、周りの人に『お前は変わり者だ』と言われ『違う、私はこうして身を隠しているのだ』と言い返す」、というものでした。(かなり簡略化) レビューにおそらく掲載されているはずですが、主人公は妹の死、記憶喪失と失った記憶の復元ということを経験します。 「記憶を失い、また取り戻す」ということによってはじめて、主人公が飄々とした天真爛漫さを得た、ということを意味して登場するエピソードなのかもしれませんね。 ぜひ、機会があったら読んでみて欲しい作品です。 個人的なことですが、いまのところ彼女の作品で一番好きなのがこの小説です。ただ、とても長いので根気がいるかもしれませんが…

  • walk-hawk
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回答No.1

こんばんは。当該の本を読んでいないので、ひょっとしたら見当違いの答えになるかもしれませんが・・・ 東方朔は中国の前漢時代の人で、機知と頓知で当時の皇帝―武帝―のお気に入りだった人物です。ヘンなことをよくしでかして、一見頭がおかしいのでは?と周りに疑わせておきながら、後で実は人間の機微を鋭く突く大変すぐれた人物だった、と判明するタイプです。お尋ねの主人公も、そのような人物なのではないでしょうか。 全然関係ないことでしたら、ご勘弁を。

merryssheep
質問者

お礼

こんばんは。 自分を過信している変わり者というわけではでなく、本当に実は優れた人だったのですね。 たしかに、主人公もそういうところがあるかとは思います。 小説の筋とのかかわりももうすこし知りたいので、 まだ締め切らずにいようと思います。 どうもありがとうございました!

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