近くでフカセなどをやっている人がいるのなら、一番嫌われるのはダンゴ投入時の音だと思います。足元ではなく数m先にポイントを作る場合だと、どうしても「ドポン」という音がしてしまいます。ダンゴ投入用の先にカップのついた竿を持参すればマシになりますが。
流れのない場所でのダンゴ釣りが嫌われる、というのなら、「釣り場が荒れる」という理由かもしれません。特に赤土はヘドロ状に堆積して海底を覆ってしまいます。本来砂地であった所が赤土で覆われると、従来いた生物がいなくなってしまい、その為に魚も集まらなくなってしまうわけです。海釣り公園などでは赤土は勿論、集魚剤の使用も禁止している所が少なくありませんが、主に海底が体積ヘドロで汚れるのを嫌っている為だと思います。
赤土を混ざる理由は、主として「にごり」を出す為です。ダンゴまわりが澄み切っているよりはもわ~っと濁っているほうがチヌの関心を引くということです。
また、赤土の重さと粘り気でダンゴがまとまりやすいという点も理由のひとつです。
特に禁止されているのでなければ、堂々とやって良いとは思います。
蛇足で、なおかつ大きなお世話のお話を。
貯木場というのは木についた虫が落ちてくる為なのか、私の地元でも良い釣り場でしたが、同時に奇形が多い事でも知られていました。材木に振り掛けられた農薬の類いが溶け出して魚にワルサをしている、という風評がありました。まあ、ずいぶん昔の話ですし、現在は貯木場そのものが亡くなりましたので真偽のほどはさだかではありませんが。
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