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メキシコ・マリアッチについて
メキシコでは男性が好きな女性に想いを伝える時、マリアッチの人たちに頼んで夜に女性の家の前まで一緒に行き、外で彼らの演奏をバックに(自分も一緒に歌うのかな?)愛を告白するということを読みました。 この習慣は昔のものなのでしょうか? それとも、現在でも結構やる人がいるのでしょうか?
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これはスペイン(多分イタリア、フランスなども)の昔の習慣です。恋人の住む家の前でセレナータという歌曲を捧げる習慣がありました。日本ではセレナーデ(小夜曲)として知られています。 メキシコに住んだことがありますが、アパートでときどき夜中に歌われているのを聞いてうるさい(嫉妬?)と思ったことがあります。元々がスペインの習慣なので (マリアッチはメキシコのもの)他の中南米諸国でも残っている地域(特に地方)はあると思います。私はコスタリカから日本へ帰国する前の晩に、友人がマリアッチを派遣して我が家の前で演奏して貰った事があります。気がついてすぐ彼らを家の中に招き入れ数曲演奏してもらったことがあります。 一部に現在も残っている習慣ですが自ら歌う人は減り、楽団を送るだけになってきているようです。花束を業者から配達して貰うのと同じ運命(習慣の変化)を辿るのでしょう。
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>外で演奏する場合、「これからあなた宛ての演奏をします・・・ これは難しい質問ですね。 しかし、恋の道はインスピレーション、動物の勘の世界です。窓辺からセレナータが聞こえて来て、自分には全く関係ないと思うセニョリータはいないでしょう。 そのアパートに仮に5人の該当者がいても窓を開け放して外を見るようなことはしません。カーテン越しにそっと窺って自分宛かどうか、自分の好きな人からかどうかを確認します。たとえ思う人からと分かっても気を持たせるためにはじめての夜は窓を開けない娘もいるわけです。 最近では誕生日に贈ることも多いので当人にはすぐわかるでしょう。又該当者が聞いてくれるかどうか(聞こえるかどうか分からない)分からない場合はマリアッチのメンバーがインターフォンで『誰それの贈り物です』と知らせる場合もあるでしょう。誕生日の歌なら歌に名前を読み込む場合もあります。 セレナータの基本は思いが通じていとしの彼女が窓を開けるまで続ける(何回も)ので、留守だったらなどという発想はないと思うべしです。居ても気に入らぬ人からの場合は無視するわけですから。あまり分析していると夢がなくなります。
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やっぱり、こっそり窺って確認するんですね・・・ そうですよね。 「これからやります」コールをしてしまっては驚きもムードもありませんものね。 面白い習慣ですね。 大変参考になりました、ありがとうございました!
お礼
うわ~ 生演奏をプレゼントされたことがあるんですか! いいなあ~~羨ましい~ 疑問がまだあるのですが、外で演奏する場合、「これからあなた宛ての演奏をします」って知らせてくれないのですか? せっかく演奏してくれても万一本人が留守だったりしたらどうなっちゃうのか? 聴こえていても自分宛てだと思わず「ご近所の誰かのところに来てるんだな」と聞き流してしまうことはないのか? 愛の告白の場合、もしその家に娘さんが何人かいたら、その中の誰に告白しているのか、どうやってわかるのでしょうか? そこが知りたいです。ご存知でしたら教えて下さい。