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1941年のエアチェック

1941年にラジオで生放送されたピアノとオーケストラの演奏を個人が録音したものを音源とするCDが手元にあります。 磁気テープ以前の時代、ラジオ放送を録音する機材というのはどういうものだったのでしょう? 手元のCDには解説が付いておりません。どうかご教示をお願いします。

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noname#215107
noname#215107
回答No.4

再びNo.2です。 当時アメリカではワイヤーレコーダーが既に商品化されていたようです。 以下のURLによると、一般家庭に普及し始めたのは1947年以降のようですが、それまでは軍用として、かなりの台数が生産されていたので、1941年に個人が所有していても不思議ではなかったかもしれません。 http://www.videointerchange.com/wire_recorder1.htm

mannequincat
質問者

お礼

おお、これまた決定的な情報だ、本当に重ね重ねありがとうございます! なるほどー。1939年の改良が大きかったみたいですね。そしてこいつ、一時間も連続録音ができるんだ! これで決まりかな。 念のため、もう少し、さらなる回答を寄せてくださるかたをお待ちしたいと思います。 しかし私ワイヤーレコーダーなんて装置、初耳でした。役に立つなあこのサイト。

その他の回答 (5)

noname#40123
noname#40123
回答No.6

>よくわからないのは、録音機だけで特高の嫌疑を受けるかどうかぐらいです。 >理屈で考えれば送受信機の類じゃないんでしょうか、問題になるのは。録音機のせいで検挙された例を御存知ということでしょうか 申し訳ないですが、戦前の特高警察(思想統制)については、相当厳しいものがありましたし、 厳重な情報管理(検閲)が行われていました。 ラジオについても、その当時の放送局は現在のNHKのみです。 それについても、すべて統制を受けていて、当時の大本営(政府・軍部)に不都合な放送は一切無かったのですから。 また、そのような録音の機械については、せいぜい現在のNHKぐらいしか持てないし、それぐらいの高価なものです。 一般市民は、新聞・ラジオが情報源であって、 レコードについても、高価なもので蓄音機自体も地方では相当の商家か、 役人の中でも上部の人間ぐらいしか持っていないものです。 また、日本国内では、戦前は音源の録音は「レコード盤」に録音していたようです。 ですから、レコード会社や放送局以外で所有しているとは考えにくいでしょう。 http://tv-tower.hp.infoseek.co.jp/chukei/atagoyama/ そうでなければ、当時の同盟国の在日外国人(おそらくドイツの外交官クラス)が 録音装置を日本に持って来ていたと考えるのが普通でしょう。 それから、その音源については当時のNHKが、ラジオ放送と同時にレコード盤に記録用として録音していた可能性があります。 もしくは、海外の放送局で録音した音源を入手した可能性もあります。

noname#40123
noname#40123
回答No.5

>しかし玉音放送をエアチェックした日本人ていなかったんですかね。そんなことしたら不敬罪? 非国民? それについては、連合国軍側の方では、受信していると考えますが、 それについての記録が、アメリカの国立公文書館に残っているのかわかりませんが。 また、不敬罪云々という以前の問題として、その録音をする技術のある機械を持っていれば、 特高警察にスパイとして扱われる可能性があります。 それを録音するテープや録音盤の原材料が原油です。 その原油を精製する工場や製造工場については、空襲でほぼ破壊されています。 ですから、録音しようとしても機材もない部品もないそのような状況です。 また、昭和20年の玉音放送をするまで、昭和天皇の肉声を一般国民は知らなかったと言うこともあります。 また、玉音放送についても、一般国民には知らされていなくて、 ただ当日の午前中に隣組組織を使ったり、軍隊の指揮系統の中で「正午から重大な放送がある」と言うことで、 国民がラジオの前に集められて聴いたと言うことの証言があります。 終戦の玉音放送については、遠方地(中国大陸とか、南太平洋地区とか)でも放送したと思いますが。 NHKの短波放送を使って。 あの玉音放送の録音盤についても、危うく陸軍軍人によって破壊される可能性がありました。 レコード自体相当高価なものですから、戦前はもちろん、戦後もあまり持っていなかったと思います。 テープレコーダーについても、昭和40年前半までは、オープントラックが普通であれも高価なものでした。 その後、カセットテープが普及して初めて家庭内に録音機械が普及しました。

mannequincat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ただその、御言葉のほとんどすべてについて承知しておりました。 よくわからないのは、録音機だけで特高の嫌疑を受けるかどうかぐらいです。理屈で考えれば送受信機の類じゃないんでしょうか、問題になるのは。録音機のせいで検挙された例を御存知ということでしょうか。 それと私の疑問は、戦前の録音技術の実態についてです。テープはどうやら実用段階に入っていない、というのが#4さままでのお教えと理解しておりますが。#5さまはプラスティック製テープを戦前の日本は使用していた、とおっしゃるのでしょうか。 私が玉音放送に言及したのは、四十年代以前にラジオ放送を私的に録音した例が日本にどれほどあるのか、それがちょっと気になったからでした。

  • moriken34
  • ベストアンサー率27% (56/202)
回答No.3

アセテート盤による録音方法かな (終戦放送録音が有名) レコードが、主流の時は、録音サンプルに利用 ロック全盛時代時代のも活躍? 電気録音 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8422/SP_ROOM.html

参考URL:
http://www.netlaputa.ne.jp/~cadeau/audio86.htm
mannequincat
質問者

お礼

おお、教えていただいたリンク先に 「磁気録音はそれまでは鋼線、鋼帯を使用していましたが、プラスチックテープがドイツのAEG社で製品化されてから、それが主流になりました。1936年(昭和11年)です。」 とありますね! そっかー、これなら富裕家庭で長時間の録音ができそうですね。ただ、#2さまのリンク先だと1938年になってて食い違うけど、まあそれはそれとして。 しかし玉音放送をエアチェックした日本人ていなかったんですかね。そんなことしたら不敬罪? 非国民?

noname#215107
noname#215107
回答No.2

1941年には、磁気テープはあったようですが、その演奏が、どのような録音方法で録音されたのかは全く自信がありません。 以下のURLは参考になるでしょうか。 http://www.yanbaru.ne.jp/~RADIOLA/chikuhis.html

mannequincat
質問者

お礼

すばやいご回答に感謝いたします。 上記URLを興味を持って参照しました。いろいろ誤解しておりました。磁気テープもそうですが、LPがこんなに昔からあったなんて。1948年からだと思いこんでいました。 ただ、疑問の解消までにはまだ距離が残ります。 ありがとうございました。

mannequincat
質問者

補足

質問の主旨をはっきりさせるために言い換えますと、 1941年のアメリカにおける一般家庭用の録音機材とはどういうものか? ということになります。どうぞよろしくお願い申しあげます。

  • hawks21
  • ベストアンサー率33% (63/189)
回答No.1

「かりかり」というようなノイズが入っているようでしたら録音盤でしょう。いわゆる78回転のSP盤といわれるレコードで、録音する歳には新しい盤に、入力した音を「溝」として刻み込みます。商品化の場合は、それをマスターとして複製を作りますが、例えば昭和天皇の玉音放送に使用したものなどはオリジナルのみです。古い映画ですが「日本の一番長い日」に録音光景があります。 磁気テープ以外には「ワイヤー」を使った磁気録音あったそうです。

mannequincat
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 しかし、えとあのその。 当時の一般家庭にSP盤を作成する装置があった、ということでしょうか。ほんとですか。 音の特徴としては、ピッチ(音高)がぐにゃぐにゃ変動する、ものすごく迷惑な欠陥があります。かりかりノイズはないようです。

mannequincat
質問者

補足

あ、演奏時間は三十分を越えます。となるとSP盤を継ぎ足したとも思えないですし・・・。

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