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肯定の国

y2a2の回答

  • y2a2
  • ベストアンサー率33% (3/9)
回答No.7

考慮すべきあるいは整理しておかなければならない点として、 (1)カンタラ国王の所信  ○この国をどのような国にしたいのか  ○その所信は国王一人の考えによるものなのか  ○カンタラ国王の所信は本当に国または国王の考えによるものなのか   (役人だけで密室で考案されたものではないのか) (2)国家予算  ○国家を運営していくための予算はなにによって賄われているのか  ○国民の納税義務の有無  ○労働対価 (3)国家権力の行使  ○それを行使することによる効果の分析(無政府状態を放置することが本当に得られる   ものよりも失うものが多いのか否かの検証) (4)国家の独立  ○特に国家権力の行使がなされやすい地方については独立を認めることはできないのか (5)虐殺された国民の知的所有権  ○他国での発言に対する自由 などがあろうかと考えます。 (ご提案)  三権分立制度の確立がなされない限り、この国の専制主義はなくならないと思われます。  国民の地道な自由解放運動によって、その制度を確立していくしか方法がないのではないでしょうか。  

serpent-owl
質問者

補足

No.7  わざわざのお運び、ありがとうございます。たいへん貴重なご指摘をいただきました。物語の世界を膨らませ、骨太な骨格を与えるために必要な要素ですね。では一つずつ。 (1)国王の所信  「対立のない友愛の国」を求めているのでしょう。作者としても、国王のその気持ちは尊重したいのです。だから「慈悲深く徳の高い王」としました。ただ、カンタラ国王にはちょっとした欠点があるのです。それは、知能水準がかなり低く、思慮深さに欠けるということです。また、文章能力も低劣を極めており、詔勅文書にすら2箇所3箇所と誤字脱字が見つかるありさまなのです。これは、王の政務を輔弼する官僚団にもロクな人材がいないことを如実に示しています。そういう、ほんのちょっとした欠点です。  関連して、先に回答を寄せられた方への補足で触れた「無差別爆撃的な言葉の虐殺」について国王の弁明をしておきますと、カンタラ国王はそのように愚かですので、自分がやったことの罪深さを自覚できないのです。そして、その超能力をもって抹消した「歴史」が、深刻な対立の芽を生み出しつづけていることにも気づいていません。  そういうことですので、「所信」は一応カンタラ国王自身の思いです。が、その理念の高邁さにもかかわらず、官僚団も国王自身も、あまりにも愚かなのです。 (2)国家予算  童話ですので、「累進課税」とか「直間比率」とかそういう話は持ち込まないつもりですが、およそ世にあるいかなる国家もそうであるように、ナンタラ王国も「国民のはたらき」なくしては国家運営が成り立たないことは確かです。国民の身体からして「言葉の束」であるこの国では、言葉が通貨の機能を果たしており、国民の言葉はすべて王国に捧げられています。 (3)国家権力の行使  この点がまさにストーリー展開の上で重要なのです。今までいただいた回答では「友愛二法はナンタラ王国にとってマイナス」という方向のものが優勢ですが、このマイナスをどう表現していくか、そしてどうやって克服し、国王に伝えるか、それで頭を悩ませているのです。 (4)国家の独立  「独立」までいかなくとも、「地方ごとに微妙に法令運用を変える」という考え方もあるかもしれません。No.6のDASSさんのご意見のように、ブレインストーミングが向いている地方や「家」もあり、向いていない地方や「家」もあるわけですから。  それから、No.4のhidamariさんの御回答に付した補足からもおわかりのように、設定上「国民は国外退去可能」ですから、別天地に新たな国を作ることは可能です。カンタラ国王の超能力は、ナンタラ王国国内にしか及びませんから。しかし、「ナンタラ王国をよい国に」していくハッピーエンドという方向からすると、ちょっと…。 (5)虐殺された国民の知的所有権  お分かりのように、ナンタラ王国の憲法や法令はかなり時代遅れですので、ご指摘の知的所有権の問題も、国外の国際的な法廷に持ち込めば訴訟に勝てる見込みは高いでしょう。「権利濫用の法理」ということで。  それから、最後の「三権分立」のことです。これは裁判所や立法府(議会)の設立を含みますが、カンタラ国王がこれらの設立を認める可能性はほとんどないでしょう。いちおう、設立の建白を国王の奏聞に達する価値はあろうかと思いますが、批判されたり否定されたりはしないものの、「無視」される公算が高いと思われます。  あっと、もう一つ。y2a2さんの「お笑いモード」でのご参加も歓迎しますよ。「笑い」は被抑圧者の抵抗手段、庶民の武器ですから。o(^o^)o

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