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肯定の国

north073の回答

  • north073
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回答No.29

童話の話の御質問でしたね。 もう一つのストーリーの方を、御注文にしたがって考えてみました。 「ぱのぷてぃこん」ということと「れきし=きおく」ということがキーワードになっているものと愚考いたします。 (記憶といえば、昔の拙い回答を憶えていていただいて、ありがとうございました) ただ、この二つを一緒の話に盛り込むのは難しい(わたしには)ので、道徳の教科書みたいな話になっているかもしれませんが御容赦ください。 王様は、きまりをつくったので、少しは平和になるだろう、と思いました。 ところが、来る日も来る日も、やってくる訴えは減りません。 「わたしのいうことを批判するんです。あの家をけしてください」 「わざわざ家に文句をつける落書きを書くんですよ。なんとかしてください」 王様は、そのたびに言葉を消したり、家を消したりしなければならなくなって、たいへんいそがしいままでした。 * * そんなこととは関係なく、街はいままでどおり人やけものや鳥などでにぎわっておりました。 昔から住んでいたものもいれば、新しくやってきたものもいます。 ここに新しくやってきたハトさんがいます。 「やあ、いい空き地があるぞ。ここに家を建てよう」 家を建ててはみたものの、なぜかあまり人がやってきません。それでも、そのうち、ツバメさんやフクロウさんもやってきて、それなりにいい家になりました。 ところがある晩、家に落書きをされてしまったのです。 「この空き地はのろわれた土地。とっとと家をしめてしまえ」 ハトさんにはわけがわかりません。 「落書きしないでくださいね」 と試しに家の外に張り紙をして、その日は少し変な気持ちで過ごしました。 ところが、次の朝、ハトさんが目覚めたのは家の外でした。そして戸惑うハトさんの頭に、ひらひらと紙が落ちてきました。 『他人の意見を批判する穏やかならぬ家なので、消すこととする。 王様』 ハトさんがさめざめと泣いている前を通り過ぎる老人達は、ひそひそとこんな話をしています。 「そ~おいえば、ここの土地に昔あった家も消されたんだったのお」 「おお、あの大騒ぎのあった家かあ。あのときは大変だったような気もするがあ、はて」 「何が悪かったんだったかのお」 「そ~おいえば、昨日までここにどんな家があったのかのお」 「はて? まあ、近づかんほうがええ、くわばらくわばら」 ハトさんはとぼとぼとその土地を去り、また、ハトさんが来る前のような空き地だけが残りました。  * * 王様は、ある日あることに気がつきました。 なんだか、昔消したはずの家が、また訴えられているのです。 でも昔の帳簿を見てみても、家主さんは別の人です。 気のせいかな? 次の訴えは、たちの悪い落書きの件でした。ところがこれも見た覚えがあります。 あれあれ? その次は… 一日が終わると、王様は、つかれはてて、ベッドに倒れ込みました。 やれやれ、疲れすぎかな。「でじゃぶ」とかいう病気かな。 「いえいえ、それはほんとだよ~。まっくら蔵を見にお行き~」 窓の方から、うたう声が聞こえます。そちらを見ると、ばさばさ、っと一羽の鳥が飛んでいきました。 まっくら蔵とは、王宮の地下にある大きな蔵です。消えてしまった家や言葉は全部その中にあるのです。 王様は、気味悪く思いながら、さびついた蔵への扉を開けました。 蔵では、こびとさんが家や言葉を整理していました。 「このいえはこれでなんけんめ?」 「それはもう3けんめ!」 「またおなじことばがやってきたよ!」 「もうそのことばはみたくないよ!」 やかましく言い合っています。 暗い中、目をこらして、王様が見てみると、今日最初に消した家がありました。そして、その下にも同じ家が、さらにその下にも同じ家が…。 王様は、普通の人よりほんのすこし賢かったので、それを見るとすぐに自分の部屋に駆け上がりました。 そして、ペンをとり、新しいきまりを書いたのです。 『国民は、来客の意見や主人の意見に問題があると思うときは、国王に相談すること。  国王は、本当に問題があると思った意見については、言ったものの名前を消して、家の中に置いておくこととする。  それでもおさまらないようなときは、やはり言葉や家を消してしまうことになるが…』 そこまで書いて、ふう、とため息をつきました。自分が忘れていたのがどういうことか、気がついたのです。 『国民よ、悪い言葉や家は消してしまえばよいものではない。同じことを繰り返さないように、憶えておく勇気が大事なのだ』   * * 街では、ハトさんがまた家を建て始めました。 ときどき落書きをする人もいますが、それを注意しただけで、家を消されることはありません。 それに、昔より街がきれいになったような気がします。 老人たちがとおりすぎながら、話をしています。 「あー、あの家の上に新しい家を建てるのかのお」 「あの家は、あんな言葉でいっぱいになったから、鍵を閉められてしまったのじゃったなあ」 「もう、さんざん言ったあとじゃ、新しい家はきっと大丈夫じゃろう」 ハトさんはそんな声を聞きながら、新しい家に飛んで行きました。 ……うわーい、「ぱのぷてぃこん」が消えちゃったよお!  というわけで、「れきし=きおく」の部分を主にしてまとめてみました。 書き足りない部分もあるように思うのですが、力及ばずであります。参考程度にしていただければ幸い。 たとえば、王様の新しい法令には、他にもいろいろな対処法が書かれているはずなんです。 「家に鍵をかけて放置しておく」 「両当事者が直接話ができる部屋を王宮につくっておく」 「悪いことをしたと思っている人が謝ることができるような場をつくっておく」 「冷静に考えるとしまった!と思う言葉は匿名にする」 等々。 y2a2さんの御回答ですべてを言い尽くしているような気がするだけに、蛇足でしかないのですが、でしゃばりを許していただけるならば、y2a2さんのストーリーが全体を貫くものになって、その他のいろいろな話がその本の中で起こることとして語られるというのはどうでしょうか。 それは、できの悪いこんな話を救ってくれということか? と言われれば、頭を掻いて逃げるしかないのですけどね。 …と書いていたら、新しいお礼や補足がつきましたね。げ。また外しているのでしょうか?

serpent-owl
質問者

補足

 作者の問題意識を的確に捉えていただき、ありがとうございます。それに、またまた多大なお時間を割いていただいたにちがいありません。恐れ入ります。  「記憶されなかったことは繰り返される」というわけですね。このことも作者として物語に盛り込みたい重要な要素です。とても参考になります。もっとも、ナンタラ王国の非常に賑やかな地方では「記憶されているのに繰り返される」こともしばしばあるようですが、ブンケガック郡フィロソフィ村のようなのんびりした地域では、あまり問題にはなりますまい。  おっと、そうそう、「地域差」というのも設定して描写するつもりでいるのです。ナンタラ王国のスキエンチア地方などでは数式や客観的データの力で国民同士の語り合いはすっきり解決する場合が多いのです。が、フィロソフィ村での話というのは「解」に辿り着くまでの手間がハンパじゃない場合もあります。また地方によっては…例えば性的な事柄に関する悩みを語り合う場などでは、公序良俗という枠をいささか寛大なものにしなければならないでしょう。カンタラ国王が、そうした地域差を考慮した法運用をしていることにするかどうか、これが微妙にストーリー展開に影響しますので、ちょっと思案中です。  …と、話が逸れました。そうです。「考えつづけるためには記憶しなければならない」。前に挙げた高橋哲哉さんはレヴィナスの『全体性と無限』を引きながら「死者たちの《弁明》の物語が生起しなければならない」と述べています。そのためにも「記憶しなければならない」。記憶しなければ、繰り返されます。おっしゃるとおりです。  それに、大変に内容豊かです。 >「家に鍵をかけて放置しておく」 >「両当事者が直接話ができる部屋を王宮につくっておく」 >「悪いことをしたと思っている人が謝ることができるような場をつくっておく」 >「冷静に考えるとしまった!と思う言葉は匿名にする」  これらは、物語終盤でカンタラ国王が真剣に考慮する施策として、何らかの形で物語に盛り込もうと思います。  ありがとうございました。

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