「キッド」と「アイアムサム」について

質問

チャップリンの「キッド」とショーンペン主演の「アイアムサム」を比べてふたつの映画の類似点と相違点をレポートにまとめようと思っているのですが、
今自分の中であがっていることの相違点が
■主人公のチャップリンは浮浪者、サムは障害者という社会的にみると問題のある人たち。環境の違いか・・・サムの方はサムが娘を育てるということに周りが大きく影響する。
ということなんですけど、「環境の違い」ということに対してサムの住んでいる世界は民主主義的、人権を守ろう、弱い立場の人を守ろう。みたいな今に近い時代背景を感じさせるのですが、チャップリンの映画「キッド」の時代背景がつかめません。浮浪者、捨て子を育てているということに対する社会が結構あっさりしているように思えるのですが・・・教えてください！！
その他類似点や相違点などのアドバイスもいただけたら本当ありがたいです。

回答No.4

love_neko

追加です。
「キッド」が現実味を感じない理由の１つは製作年代の違いでたいへんシンプルなストーリに愛情や社会問題を描いてるいてるからだと思います。
それと比較して「アイアムサム」
は弁護士、保護協会？、応援してくれる近くの中年女性、娘をひきとろうとする親戚？
などストーリー的に多数の登場人物が登場します。
チャップリンは無声映画からトーキー映画の時代の偉大な人物ですが当時は「禁じられた遊び」「自転車泥棒」など本当にストーリーはシンプルなのですがそれをどうやって長時間うまく見せるかということだったのではないでしょうか？無声映画などはまさにシンプルでないと理解できないですからね。
現在ではなかなかシンプルストリーで２時間弱描ける作品は少なくなってきていると思います。

お礼

最後の無声映画ゆえのシンプルさというお答えに共感です。年代が大きく違うのもポイントですよね。参考になります！追加のお答え本当にありがとうございました！！！

回答No.3

love_neko

お返事ありがとうございます。
「キッド」が現実味を感じないのは時代の違いだけでチャップリンは多数の当時の問題を風刺して映像化しています。「キッド」は１９２１年の映画ですから８０年もの差が時代的にありますので社会の問題も変化してきてると思うのです。さっきお話しました「ペーパームーン」の年代は正確にはわかりませんが３０年代頃のようです。「キッド」と「ペーパームーン」の比較の方が時代的には比べやすいと思います。
時代を超えた問題として「アイアムサム」と比較するのもいいと思うのですが「アイアムサム」１つは親子愛、２つは社会問題として提議していると思いますが本意でなかったとも思うのですが内容的には社会問題より親子愛の方が訴えるものが強いように思いました。「キッド」はまったくの他人から友情、愛情が生まれるということと当時の捨て子などの問題を提議した作品だと思いますがこちらも映画では２人の愛情の方が強く感じられたように思います。当時の描き方の１つとして背景に問題提示があることが多くチャップリンは「キッド」はそういう描き方で作ったのではないかと思います。うまくかけないのですが少しでも伝わりますでしょうか？

回答No.2

noname#7358

こんにちは！
とっても面白いテーマですね！僕が今学生なら、あなたと一緒のクラスで討論会したいです！！

さて、僕が考えた切り口は・・
「キッド」は単に浮浪者と捨て子の出会い。そこから生まれる、年齢や境遇を超えた友情。それと、チャップリンらしい博愛主義がテーマだと思う。

ところが「アイ・アム・サム」は、《実の親子》だという点が決定的に違う。障害者であるサムが、仲間たちと弁護士リタ・ハリスン、そしてルーシーに支えられて父親の自覚に目覚める、という点。

それからまた「サム」には、『障害者だって子育てできるんだ』『子供が親を育てるんだ』というようなテーマもある、と思う。

僕にも娘がいますが、娘を持つ父親にとって「アイ・アム・サム」は、『こんなふうに娘を愛する父親になるのが理想だ』『娘から、こんなふうに愛されたい！』と感じさせてくれるストーリーです^^;;

いいレポートが書けますように！！

お礼

ありがとうございます！！とても参考になります！年齢や境遇を超えた友情。というところになるほど納得です。その点が父親と言えども大きな違いですよね。レポート頑張ります☆本当今日中にやらないといけないので本当にありがとうございます。

回答No.1

love_neko

はじめまして。
大人と子供の心のかよいあいを描いたという点では同一かもしれませんが、「アイアムサム」は障害者の父と娘、「キッド」は昔見たので記憶があいまいですが浮浪者と捨て子ですからどちらも社会問題ですがなかなか比較するのは難しいように思います。
「アイアムサム」と「ペーパームーン」（テータム・オニールがアカデミー賞受賞だったかな？）であれば親と娘ということで障害者という点を除けば同じテーマですので描き方は比較できるかもしれないですね。
あまり参考にならなくてすみません。

補足

貴重なご意見ありがとうございます！！
「キッド」が教材映画で「アイアムサム」が自分たちのグループが選んだ比較する映画なので「キッド」ははずせないんですよ・・・２つの映画の雰囲気が違う？同じような立場の問題をかかえてても「アイアムサム」のほうは現実味を感じ、「キッド」では絵本や童話のような現実味を感じないところがあるんですよね。それをどうにか相違点として伝えたいんですけど。love_nekoさんはどう思われますか。余裕があればお答えお願いします！！