• ベストアンサー

SiPとCSPの違いって?

今携帯電話の基板について調べておりましたが、SiPとCSPという単語が出てきて、いまいちその違いが理解できません。 私の理解ですと「CSP=一つの半導体にさまざまなロジックが組み込まれている」、「SiP=一つの機能を持つ半導体を縦に積層する」なのですが、CSPでも積層されているCSPがあったり、またInternetにSHARPが3次元SiPを開発したという見だしが過去にあったりと、様々な情報があります。 一体CSPとSiPの使い分けはあるのでしょうか。お互いのメリット・デメリットを特に教えていただけると助かります。 お願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • emden
  • ベストアンサー率34% (148/425)
回答No.1

SIPは、複数のチップをひとつシステムとしてパッケージにする技術で、 CSPは、パッケージサイズをチップとほぼ同じ大きさにする技術です。 2つの技術は、全く関係のない技術ですから、組み合わせることも可能です。複数のチップで、その大きさと同じパッケージサイズに納める。などですね。 SIPの目的、メリット、デメリット 技術革新サイクルの速い分野(たとえばデジタル家電)では、短納期が求められますが、いちいち全機能を作り変えていたら納期に間に合いませんので、機能別にICを作っておき、変更する部分のみのICを作ってパッケージで合体させて効率よく生産できるようにしたものです。通信部分は従来でOKだが、画面制御は新機能なんていうとき、画面制御だけ新規開発する。デメリットは1チップにくらべパッケージが大きくなることと、パッケージ技術が超難しくなる、また、チップ間接続などの規格が決まってないので、汎用的に複数のメーカを使えずコストが下がらないというところがあります。 CSPの目的、メリット、デメリット 実装状態を小さくする手法はいろいろありますが、パッケージ技術によって小さくするのがCSPです。小さいことがメリット。SIPと同じくパッケージング技術(バンプやフリップチップ)が難しくなるのがデメリット。

ippo
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。ちなみに現在このSiPが適用されているモノというのは、携帯電話の他に何があるのでしょうか。例えば、PDAやデジカメとかでしょうか。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう