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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:オペラの劇場と直前イベントなどについて)

オペラの劇場と直前イベントについて

このQ&Aのポイント
  • 初めてのオペラ鑑賞についての情報をまとめました。オペラの劇場についての情報や服装、合間の楽しみ方、雰囲気などを解説します。
  • オペラ『ぺリアスとメリサンド』の見どころについての情報をまとめました。初心者でも楽しめるポイントを紹介します。
  • オペラフェスティバルについての情報をまとめました。イントロイベントの概要や参加のメリットについて解説します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

この劇場そのものへは行ったことがないのですが、ヨーロッパのオペラハウスには大体共通することがありますので、劇場のホームページを見ながらお答えします。 1 シアターについて >服装は? 昔のヨーロッパでは、劇場は上流階級の社交場でもあり、タキシード、ドレスなどの正装客ばかりでした。現在でもそういう伝統は少し残っていますが、学生などの若者は普段着で来る場合もあります。特にこだわることはないと思いますが、あまり軽装過ぎるのもどうかと思いますので、スマートカジュアルからセミフォーマルぐらいに考えたらよいのではないかと思います。 >合間時間に軽食などするところありますか? プリンツレゲンテンテアター(ドイツ語読み)のホームページには、レストランと軽食堂があると書いてあります。レストランでの食事は幕間の休憩時間では無理ですので、開演前か後の利用になるでしょう。 軽食堂(Kantine)は地下にあると書いてあります。メニューは毎日変わり、ホームページに毎週掲載されています。スープ類が2ユーロ、パスタ類が4.6ユーロ、肉・魚料理が6ユーロ、デザートが1.6ユーロとなっています。平日は午前9時から午後9時まで、土曜日は休業、日曜日は12時から午後2時までとなっています。ただし、この「Kantine」という名前の食堂は、観客のためだけのものではありません。学生食堂のことも「Kantine」と呼びますが、平日に午前9時から営業していることや値段の安さを考えると、劇場の従業員なども利用すると思います。休憩の時間の長さによっては、利用しにくいと思います。 劇場の中の様子を見てみると、ほかにGartensaal(ガーデン・ホール)という部屋があります。写真で見る限り、多くのオペラハウスにある、幕間に観客が歓談するホールで、サンドイッチなどの軽食や菓子、飲み物を置くとみられるガラスケースがあります。それなりに混むとは思いますが、ほとんどの人はここを利用すると思います。 >合間の様子は? 上のガーデン・ホールのようなところで歓談しながらワイン(ドイツなのでビールが多いかもしれませんが)を飲んだり、軽食を取ったりする人が多いですが、外の空気を吸いに出る人もいますし、劇場内を散策する人、その辺の椅子に座ってプログラムを読む人、客席に残っている人など、様々です。 >シアターの雰囲気は? 行ったことがないので、直接の感想ではありませんが、非常に豪華な、伝統的なヨーロッパのオペラハウスのようです。後述しますが、オペラフェスティバルの成功により新しい劇場が求められ、1901年にバイエルン摂政、ルイトポルト・フォン・バイエルンの助成で建てられました。劇場のホームページで、各部分の360度の写真が見られるようになっています。下の茶色い横長の一覧に「Eingang」(入口)、「Foyer links」(ロビー左側)、「Foyer rechts」(ロビー右側)・・・と各部分の表示があります。そこをクリックしてマウスを左右に動かすと、写真が動きます。 http://www.prinzregententheater.de/no_cache/de/virtueller_rundgang.html あとは、googleの画像検索でも様子がわかります。 https://www.google.co.jp/search?q=prinzregententheater&hl=ja&biw=2021&bih=977&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=t4CDVaO0NJTc8AWZnoGwCg&sqi=2&ved=0CAcQ_AUoAg&dpr=0.95 2 『ぺリアスとメリサンド』について >初心者で勉強中ですが見どころなどありますか。 私は職業音楽家で、大学のゼミでこのオペラがテーマになったこともありますし、ウィーンの国立歌劇場でも見ました。オペラ史上の重要な作品なのですが、いわゆる一般的にいうオペラのイメージにあるような、華やかで技巧的なアリアがあるわけでもなく、ダイナミックで劇的なオーケストラ演奏も少なく、静かで非常に繊細な作品です。そういう意味では、必ずしも初心者向きのオペラとは言えないのですが、美しく素晴らしい音楽です。フランス語の作曲法が優れているのですが、これはフランス人でないとなかなかわからないことなので、意味が分からなくても、言葉の響きの美しさを音楽的に感じればよいと思います。メロディーというよりは、話し言葉を音楽化したような感じです。豊かで変化に富んだハーモニーで、登場人物の心理や情景をいかに描写しているかを感じられれば、退屈はしないと思います。しかし、大まかなあらすじを知っているだけではついて行かれないかもしれません。時間があれば、台本の日本語訳などを読んで、各場面の内容を把握しておいた方がよいと思います。書籍としては出ていないので、日本版のCDを買って解説書の中の対訳を読むか、原作となったモーリス・メーテルランクの「ペレアスとメリザンド」(岩波文庫)をお求めになるとよいでしょう。ドビュッシーはメーテルランクの戯曲をそのまま台本として使用しています(一部割愛している部分はあります)。有名なシーンの一つは、第3幕の始めにメリザンドが長い髪を梳きながら歌うところです。ドビュッシーは「印象主義の作曲家」と説明されることが多いのですが、原作のメーテルランクは象徴主義の作家で、ドビュッシーも象徴主義とかかわりがあります。「象徴主義」についても少し読んでおかれるとよいかもしれません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%A1%E5%BE%B4%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E9.9F.B3.E6.A5.BD 3 イベントについて >上演前にオペラフェスティバルなのでイントロイベントというのがあるんですが何ですか?本公演だけでなく参加した方がいいですか? 劇場のホームページには、7月1日、4日、7日には、開演1時間前に「Werkeinführung」があると書いてあり、これは作品解説、案内のことです。あらすじや作品の成立過程などの解説だろうと思います。6月28日の午前10時にある方のものは、「Operndialog」とあるので、対談のようなものであるはずです。今回の「ペレアスとメリザンド」は新演出なので、演出家を呼んで、演出意図を聞いたり、歌手へのインタビューなどがある場合もあると思います。いずれにしてもドイツ語によるものなので、聞いてもわからないということでしたら、無理に参加なさることはないと思います。 >オペラフェスティバルのことも教えて下さい。 140年の歴史があるオペラフェスティバルです。1875年の第1回では、モーツァルトとワーグナーが上演されました。次第に規模が大きくなり、新劇場の要望が高くなったので、1901年にプリンツレゲンテン劇場ができました。主催はバイエルン国立歌劇場およびバレエ団で、30以上のオペラ公演のほか、歌曲コンサート、器楽のコンサート、バレエなどが複数の劇場、教会、美術館などで催されます。無料の野外コンサートは、今年は7月18日に催されます。今年の全プログラムは下のサイトに出ています。 https://www.staatsoper.de/en/opera-festival/schedule-tickets/schedule/festival/opera-festival-2015.html?type=0Ann-Kathrin 4 終演は何時ですか? オペラ全曲の上演時間は2時間40分前後です。これに幕間の休憩が入りますので、3時間半ぐらいになります。日によって開演時間が違うようなので、午後6時開演なら9時半ごろ、7時開演なら10時半ごろが終演になります。 >終わったらスムーズに帰られるのでしょうか。 終演後の拍手が長く続いた場合、中ほどの席に座っていると、周りの人が動くまで出にくい場合はありますが、早く帰りたいのであれば、道を開けてもらって出てしまえばよいです。交通については、劇場のわきにタクシー乗り場(Nigerstrasseという通り)があります。帰宅する観客を考えて設置されていると思うので、終演時間ごろにはそれなりに配車があるとは思いますが、混むようなら、近くに地下鉄4番(U4)の駅がありますし、バスの停留所もあります。それぞれの場所は、下に地図が出ています。 http://www.prinzregententheater.de/de/information.html その他の参考URL ペレアスとメリザンド(ウィキペディア) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%89_(%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC) 台本の対訳(訳が古いので、あまりお勧めはしません。) http://www31.atwiki.jp/oper/pages/455.html Youtubeで「debussy pelleas et melisande」をキーワードに検索すると、全曲のヴィデオが見つかります。現地へ行ってからの楽しみにしておきたいかもしれないので、リンクは張らないでおきます。 以上、御参考まで。

kirarity
質問者

お礼

たくさんの情報本当にうれしいです。感謝いたします、ありがとうございます。 色々貼り付けていただいたのでじっくり読ませていただきます。 ぺリアスとメリサンドも 調べると出てはきても初心者ですので わからないことも多く困っていました。 丁寧にわかりやすく解説いただいたのでとても勉強になりました。 ヨーロッパのオペラハウスの雰囲気素敵なんですね。 書いていただいたこと大切に読み返し、初心者ですが 楽しんでこれたらと思っております。 どうもありがとうございました。 またお聞きすることがでてきましたらその節はよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • nolly_ny
  • ベストアンサー率38% (1631/4253)
回答No.1

旅行中にオペラ鑑賞はけっこうするので、興味を持って調べてみました。 ミュンヘン中央駅からUバーンで8分の距離ではあるようですが、「地球の歩き方」の地図には載っていないエリアにあって、普通の日本人観光客はなかなか、行こうとは思いつかない劇場だと思います。だから情報も少ないんですね。 既にご覧になっていかもしれませんが・・・以下サイトに、中の雰囲気や観客の服装が分かる写真が載ってました。 http://isar-athen.de/sanpo114.html 素敵な劇場ですね。私もいつか行ってみたいです。 「合間に軽食を取れるところ」は、「ホール」の写真がそうだと思います。 服装は皆さん、けっこうカジュアルですね。 私達の直近のオペラ鑑賞は、ドレスデンのゼンパーオーパーで「タンホイザー」でしたが、添乗員に連れられた日本人の団体様は、結婚式の披露宴に出席するような格好をしていました。年配の女性は着物着てました。(私は、こういう方達を見かけるといつも「ちょっとやりすぎ」と思いますが、めったにないことで張り切っていらっしゃるんでしょうから、お好きにしてよいと思います。) 現地の人らしき人たちは、もう少しリラックスした服装でした。 ツアー利用で、オペラも他の日本人と団体で鑑賞するのなら、周りの参加者に合わせる必要が出てくるかもしれないですが、個人で行くなら、あまり堅苦しく考えすぎなくてもよいと思います。 オペラフェスティバルの期間中に旅行できるなんて、ラッキーですね。 野外オペラも、楽しそうです。 http://orejona-yuri.blog.so-net.ne.jp/2009-07-03 イントロイベントは、多分、ドイツ語が分かる人や、オペラ通向けなのではないかと思います。オペラが大好きで大好きでそこにただいたい、っていう人なら参加してもいいと思いますが、初心者で話が分からないと退屈するかもしれないです。 私だったら、行かなくていいかなと思います。 私はオペラ通ではないので、書かれている演目のことは何も分かりません。 どういうご事情で、この劇場とこの演目を選ぶことになったのか分かりませんので、いろいろ書いてもしょうがないかもしれませんが、話も曲も全く分からない状態で鑑賞すると、必ず途中眠くなってしまうので、できればもっと有名な、何か知ってる曲が入っている演目だと、初心者向けにはよりよいと思います。 終演は、開始時間と演目によります。 往復電車で移動ですか? タクシーは、つかまえづらい予感がします(ミュンヘンでは利用したことないですが、パリで終演後、大行列で長い時間がかかって大変だったことがあります)ので、電車で考えておいたほうがよいと思います。 でもけっこう遅くなったとしても、電車利用の観客はたくさんいますので、流れについていけば危険なことはないと思います。

kirarity
質問者

お礼

とても丁寧にお答えいただき大変感謝しております。 検索しつつも本当にでてこなくて 何か一つでも知りたいと思いました。 3日間ミュンヘンにいるのですが 自分たちのスケジュールに唯一あったのが上記で した。本当はバイエルン劇場で見たかったんですが、、、。 オペラフェスティバルはたまたま重なりました。 往復は電車です。 海外で見るのも初めてでオペラ初心者なので少しでも勉強していこうと思います。 どうもありがとうございました。 またお聞きすることがあるかもしれませんがよろしくお願いします。

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