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デヴィット・リンチの映画はどういう傾向?
友達がデヴィット・リンチ監督作品の映画はイカれていて面白いと絶賛しています。 興味があるんですが、どういうイカれっぷりなんでしょうか?
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こんばんわ、jixyoji-ですσ(^^)。 masarumasakaさんはご存じないかもしれませんが最近【オンラインDVDレンタル】という月額\2,000-以内でDVDが借り放題のサービスがあります。全て郵送で受け取りを行い(切手代不要)で新作旧作問わず延滞料金なし,全国どこでも利用可能でPCとインターネットのみで入会手続き&退会手続き可能です。最安値のところは\1,880-で利用できます。いちいちお店に借りたものを返しに行く煩わしさ,延滞料金を気にせず映画を見まくれます。下記HPをご覧ください。 「オンラインDVDレンタル徹底比較@R」 http://www.at-r.net/dvd/ 上記比較表に掲載されていませんが下記もそれにあたります。 「GEOLAND」 http://www.geoland.jp/ 下記映画サイトは映画検索には非常に役立ちます。 【シネマクラッシュ~映画好きドットコム~】 http://www.eigadaisuki.com/ デビット・リンチの映画は見る人によって全く解釈が違う映画,と言うべき表現が近いと思います。アメリカ映画に良くありがちな勧善懲悪,アメリカ is No.1,アメリカ is Justice,とは一線を画すもので一度ご覧になっていただければわかると思います。下記作品が代表作です。 ●『ツイン・ピークス ローラ・パーマ最後の7日間』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006C7E4/249-6566081-6339502 1991年 アメリカ(1992年 日本公開) 監督:デビッド・リンチ 主演:カイル・マクラクラン シェリル・リー 日本で大ヒットを記録したTVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』の映画版。この映画はあくまでTVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』を見てからが大前提の映画作品であり,この映画から見てもまるで意味すらわかりません(;゜〇゜)。この映画を見る前に必ず【ツイン・ピークス 2時間版】→【ツイン・ピークス(TVドラマシリーズ 第1巻~14巻)】を見終えてからご覧ください。この『ツイン・ピークス』シリーズが終わってからも根強いファンがおり最近WOWWOWで再放送しています。また最近限定パッケージながらもDVD版で限定数販売しています。未だに正確にこの"謎"を解ける者もおらず,過去には解説関連本なども飛ぶように売れた次第です(゜_゜;)。 レンタルビデオ屋にはVHSしか置いておらずDVDはありません。またドラマシリーズは流石に古いので置いてあるお店,ないお店マチマチです。映画版,2時間版しかない場合もあります。もしレンタルビデオ屋にドラマシリーズがない場合DVD版を購入するしかないですね(゜o゜;)。 ●『ロストハイウェイ』 http://store.nttx.co.jp/_II_D110481795 1996年 アメリカ(1997年 日本公開) 監督:デビッド・リンチ 主演:ビル・プルマン(代表作 インデペンデス・デイ) パトリシア・アークェット 鬼才デビット・リンチ監督が描くお家芸の【パラレル・ワールド】ですね(^_^;)。この監督の作品(ツイン・ピークス,マルホランド・ドライブなど)は本当に【見る人間によって解釈の違う】作品ばかりで,映画なれしている人には何度も見たくなる作品ではないでしょうか?間違いなくインターネット上の解説HPを見て『あ~なるほど(゜o゜)』,『あれはそう解釈すればよいのか(+_+)。』といった感じで納得していただくしかないですね(*_*)。最低2回以上は見ないと骨格すら見えないでしょう。 ●『マルホランド・ドライブ』 http://movie.yahoo.co.jp/static/mulholland_index.html 2001年 アメリカ・フランス合作(2001年 日本公開) 監督:デイヴィッド・リンチ(代表作 ツイン・ピークス) 主演:ナオミ・ワッツ(代表作 リング) ローラ・エレナ・ハリング(代表作 ジョンQ最後の決断) 実在するハリウッドへの山道【マルホランド・ドライブ】での1つの交通事故がきっかけに起こる,現実と非現実(妄想?)が交錯するパラレル・ワールドを非常にエロティック且つスタイリッシュに描いた作品です。一つ一つの脈絡の無いシーンを見ていると最後に【んん?】,【え???】といった感覚が何度と無く疑問符が頭の中を駆け巡り突き詰めると非常に考えさせられる作品で,まず1回見ただけではわけがわからないでしょう。構成的に『メメント』に作り方が近からず,遠からずといった作品ですね。 ナオミ・ワッツがスターダムに駆け上がった作品で1人2役で明朗快活さと非常に妖艶な演技使い分けており,ローラ・エレナ・ハリング共にすごい女優だ,と思わされます。 それではより良い映画環境である事をm(._.)m。
その他の回答 (4)
#4のdiseaseさんの『ヤクでトリップ』、これに尽きます。 ある意味、完全に自分(監督自身)のマイワールドです。 『ふん!俺はこーいうのスキなんだよなー♪』 と、遊びココロ満載です。 個々の作品の冒頭導入が個性的なので、難解に感じるかもですが、 よく観てみれば、難解でも何でもなく・ストーリーは結構単純に進みます。 私的には、『ワイルド・アット・ハート』が好きです。 http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=9945 登場人物全員、コワレてます(笑)、乾いたバイオレンス&エロチックもばりばりで、観応えあります。 「ストレイト・ストーリー」も、一見普遍的なんですが、 よ~く細かい部分を観れば、リンチらしい『狂気』っぽい部分見え隠れで・・・ リンチ・マニアには結構評判の作品です。 入門編は皆様仰るように、『ブルー・ベルベット』 、お薦めです。 余談;リンチは有名女・俳優の今までにない個性を引き出すのにも長けていると思います。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
簡単に言うとヤクでトリップしているような感覚を写した映画ですね。(バイオレンスも含む) 映画界のピカソってとこですかね。 だから好き嫌いがすごくはっきりします。 才能のない人が、わざとわけの分からない映像を撮って、さも特殊な才能があると思わせたがっている映像っていううがった見方もできます。 http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=5309 ↑ここにプロフィールと全作品リストが書いてありますよ。 ただ「ストレイト・ストーリー」のように普通の映画を撮るときもあります。 自分的には「ブルー・ベルベット」がお勧めです。 あと、深夜ラジオのカリスマ伊集院光さんが彼のファンで同ラジオでデヴィッド・リンチのコーナーを作ったり、彼のことについて何度か言及しています。
- jetcity
- ベストアンサー率33% (1/3)
ナイン・インチ・ネイルズをご存知でしょうか? 彼(トレント・レズナー)を理解するのに似ています。 「ロスト・ハイウェイ」は彼らの音楽が採用されています おそらく、「ストレイト・ストーリー」が一番わかりやすく、あとはイカれてます。 どういうものかというと、夢と現実それが交錯しているような感じが僕はします。 イカれっぷりははっきり言って説明不可能かと^^; しかし、家具や建築、色使いなど映画の内容とは関係ないところがかなりカッコイイです! また違う世界を見たような気がすると思いますよ^^
- parinora68
- ベストアンサー率27% (55/203)
こんばんは。 私も、デヴィット・リンチが好きなんです。 理由は無いんですけど・・・ >友達がデヴィット・リンチ監督作品の映画はイカれていて面白いと絶賛しています。 確かに、各映画を見ると「何?訳ワカラン」的な箇所は多々あります。 しかし、彼が「イカれてる」って私は思いませんがねえ・・・(確かに、正直、面白いとも思わないんですが・・・。) けど、なんか魅力がある事は確かです。 本来、人間が持っている「ダーク」な部分を見事に 映像化してといゆか・・・。 取りあえず、「ブルー・ベルベット」は押さえましょう。 そして、ご判断されては・・・ 私見ですが、「映画マイベスト10」のひとつです。