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SoftBankとdocomoのアンテナについて
国道沿いに二種類のアンテナを見かけます。 四本ひと組のアンテナと、 二本ひと組のアンテナです。 私はiPhone5のSoftBankですが、 その二種類のアンテナの近くでは LTEの電波をほとんど受信できません。 そのため、 その二種類のアンテナは、docomoかauかと思われます。 SoftBankのアンテナがどの様な外観をしているか教えて下さい。
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面白い質問です。 普通に考えると確かにそう思いやすいのですけど・・・、実は考え方が逆だったりするかも・・・。 これは、考えてみると分かりやすいことです。 同じ電話会社の基地局でも基地局の真下付近では、電波状況が若干悪くなることがあります。 これは、基地局電波は斜め下方向に発信するように出来ているためです。まあ、どの角度かはキャリアと地形、設備規模によって異なると思いますのであくまで分かりやすくするための、イメージとして考えて下さい。 二等辺三角形をイメージして下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/二等辺三角形 (イメージできない人のための二等辺三角形) この三角形の頂点がアンテナの電波の出る場所の一番下の部分と仮定します。 電波は基本的に反射等による回り込み特性などを考慮しなければ、一定の方向に直進します。 三角形の線を引いた部分が、そのアンテナが強い電波を発信できる最も近い場所(直進有効範囲)となります。 その内側は、逆に若干電波が不安定になりやすいのです。特に背の高い大型の電波設備の下は、この影響が大きくなります。 何故大きくなるとそうなるかというと、周辺の同じキャリアから届く基地局の電波も、上の電波塔から出る電波によって位相を崩され(輻湊し)阻害されるためです。そのため、もし、基地局のスポット配下で電波を受けられない場合は、自分が使っているキャリアである可能性の方が濃厚というケースが考えられるのです。(最近はある程度対処されていますが、直下で利用者が多いと、周辺より電波状況が悪化しやすいケースがあります) それに対して、他社の場合は周波数帯が異なるため、電波がお手持ちのキャリアの携帯と輻湊することはありません。ソフトバンクがプラチナバンドと一時期騒いでいましたけど、あれは周波数帯としては900MHz帯域です。同じ回り込み特性の強い特性を持つ周波数はドコモや、Auは800MHz帯域ですから、合致することはありません。即ち、打ち消し合う特性は、携帯会社のアンテナ毎では、理論上発生しにくいということになります。(絶対にないとは言いませんが、圏外や不安定になるまでロストしたりはしません) いかがでしょうか? ちなみに、アンテナの形状はどの会社も基本的には同じ(バラエティは豊富ですが、基本設計は同じ)と見るのが妥当です。 現在の基地局通信システムは、どれもFDD-LTEとTDD-LTE(TDD系WiMAX)、3Gになります。しかも、設備の投資コストを抑えるために、共通化が進んでいます。そのため、キャリアによる差異は少ないと言えます。まあ、納入業者と値段による差はでますけど。デザインの差で区別するのは無理でしょう。まあ、これはソニーのパソコンか、NECのパソコンかという差のようなものです。 A社がソニーを西日本で使い、D社がソニーを東日本で使えば、見た目は同じですからね。 見た目で判断できるものでは決してないのですよ。 いかがでしょうか? これは、東京だとスカイツリーのテレビアンテナ移行問題なども、似たような事が起きています。 高い場所に設置した大きなアンテナ(基地局)の欠点は、近くが苦手ということです。